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更新日:2024年4月1日

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特集 令和6年度予算が決まりました

CCBY 但し、画像データは除きます

4月からの1年間に区が行う事業と、その経費を定めた令和6年度の当初予算をご紹介します。

(注)金額は原則、表示単位未満を四捨五入しているため、合計などと一致しないことがあります。

令和6年度 当初予算規模

会計区分 当初予算金額 増減率(前年度比)
一般会計 3263億3608万円 12.0%
特別会計 国民健康保険事業 613億4958万円 −1.1%
介護保険事業 512億3048万円 1.6%
後期高齢者医療 165億5473万円 5.3%
合計 4554億7086万円 8.6%

一般会計の内訳

歳入 3263億円

  • 特別区交付金 1054億円(32.3%)
    都と区で配分する税金(固定資産税、法人住民税など)
  • 国庫支出金 715億円(21.9%)
    国からの補助金など
  • 特別区税 621億円(19.0%)
    区が課税・徴収する税金(区民税、軽自動車税、たばこ税)
  • 都支出金 280億円(8.6%)
    都からの補助金など
  • 地方消費税交付金 160億円(4.9%)
    消費税の一部が交付されるもの
  • その他 433億円(13.3%)
    基金を取り崩したお金など 189億円
    保育園保育料や学童クラブ育成費など 85億円
    社会保険料など 50億円
    施設使用料や証明書の発行手数料など 38億円
    前年度の剰余金から繰り越されたお金の一部 17億円 ほか

歳出 3263億円

  • 福祉費 816億円(25.0%)
    熟年者や障害者への福祉政策、生活保護、介護保険などの経費
  • 子ども家庭費 692億円(21.2%)
    子育て支援や保育関係、ひとり親への福祉施策、児童相談所などの経費
  • 教育費 463億円(14.2%)
    区立小・中学校、幼稚園などの経費
  • 健康費 254億円(7.8%)
    各種健診や健康サポートセンターなどの経費
  • 環境費 199億円(6.1%)
    環境保全・対策、気候変動適応、清掃事業、緑化や公園の整備などの経費
  • 都市開発費 198億円(6.1%)
    都市計画、まちづくり、施設の保全などの経費
  • その他 641億円(19.6%)
    道路・橋の整備、区画整理などの経費 131億円
    文化・スポーツ事業などの経費 111億円
    企画調整、システムなどの経費 103億円
    区政運営などの経費 95億円
    地域活動・住民登録などの経費 85億円
    防犯・防災などの経費 56億円
    区内産業活性化などの経費 24億円
    新庁舎・施設整備などの経費 14億円 ほか

歳出の性質別内訳

  • 扶助費 1117億円(34.2%)
    生活保護費、子どもや障害者へのサービスの給付、医療費助成などの経費
  • 普通建設事業費 596億円(18.3%)
    道路・公園、施設の整備や用地取得などの経費
  • 物件費 570億円(17.5%)
    物品の購入、仕事の委託などの経費
  • 人件費 422億円(12.9%)
    職員の給与・退職金、委員の報酬などの経費
  • 繰出金 225億円(6.9%)
    国民健康保険、介護保険など特別会計を支える経費
  • 補助費等 187億円(5.8%)
    私立幼稚園保育料の補助や融資の利子補給などの経費
  • その他 146億円(4.4%)
    維持補修費 89億円
    積立金 54億円 ほか

明るい未来に向けて 全ての皆さまと思いを一つに

子どもから高齢の方まで全ての世代のさまざまなニーズに対応するため、五つの重点施策を柱に積極的な予算編成を行いました。区民の皆さまと思いを一つに住みよいまちを目指し、ともに歩みを進めてまいります。


江戸川区長 斉藤 猛

1. 安全で住みよい江戸川区

大地震に備え、住宅の耐震化を進めてきました。今年度は取り組みを一層加速させるため、耐震工事の助成限度額の引き上げや対象となる住宅へ個別訪問を行います。また、災害時の情報収集のために区内の小・中学校などに防災用カメラを設置します。災害に対し、多角的に取り組むことで地震に強いまちを目指していきます。

2. 子育てするなら江戸川区

少子化への対応や子育て支援に一層力を注いでいきます。希望する方が安心して出産や子育てができる環境を整えることは、社会保障のための土台が安定するとともに、経済も活性化し、まちに活力が生まれます。今後も全ての世代の皆さまのために子育て支援に取り組んでいきます。

3. 人生100年江戸川区

人生100年時代といわれる中、食事やコミュニケーションを取る上で重要な役割を担う「歯と口」の健康づくりに取り組んでいきます。子どもたちへのフッ化物うがいの実施や歯ブラシの配布をはじめ、歯科健診の受診が難しい高齢の方や障害のある方のための訪問・移動支援など、生涯にわたって歯と口の健康を維持できるようにサポートしていきます。

4. 水とみどりの江戸川区

本区の公園面積は23区で1位を誇ります。豊かな自然を身近に感じられる公園は、日常生活にゆとりと潤いを与えてくれるだけではなく、災害時には避難場所としての機能も併せ持ちます。魅力あふれる公園を整備するとともに、防災井戸、かまどベンチ、マンホールトイレなど防災機能の強化も進めていきます。

5. 元気な産業江戸川区

職住近接のまちである本区は、多くの区民の皆さまが区内で働いています。また、区内事業者の皆さまも、このまちを支える大切な区民であり、その活力でまちが一層元気になっていきます。区内経済をさらに後押しするため、今年度の当初予算で区内事業者に発注する額は過去最大となる見込みです。これからも経済活動の歩みをあらゆる角度から支援していきます。

区民1人当たりの予算額(一般会計)

(注)1月1日時点の人口(68万9961人)で換算。

 

熟年者福祉
障害者福祉
生活保護
などに
11万8330円

 

子育て支援
保育園・幼稚園・児童相談所
運営経費
などに
10万269円

 

学校教育
などに
6万7097円

 

道路・橋・施設の整備
まちづくり
防災対策などに
5万7815円

 

健康施策
保健所運営経費
などに
3万6783円

 

環境保全・対策
清掃事業
公園整備
などに
2万8801円


その他(産業・文化・スポーツの振興、区政運営、議会活動など)
6万3882円
 

合計 47万2977円

主な新規・拡充事業 江戸川区は今年度このようなことに取り組みます

令和6年度予算について詳しくは区ホームページをご覧ください。

子育て・教育・健康

出会いから子育てまでを一貫して支援

  • マッチングアプリの利用支援 都内初 351万円
  • 休日保育の実施 716万円
  • 未就園児の定期預かりの実施 2833万2千円
  • 子どもショートステイ事業における個に応じた受け入れ体制の整備 5701万1千円
  • ファミリーサポート事業の利用料金減免制度の新設 2952万円

子どもたちの学力向上のために

  • 区立小・中学校への新聞の配置 1670万円
  • 区立中学校におけるALT(外国語指導助手)の配置日数の増など 1億3773万1千円
  • 不登校生徒のための校内別室指導教員の配置 都内初 1050万円
  • 学校サポート教室での民間事業者による補習教室の実施 2976万6千円

人生100年を健康に

  • 学校などでのフッ化物うがい・歯ブラシの配布と通院困難な方への歯科健診 23区初 9607万5千円
  • 小・中学生を対象とした江戸川区家庭料理検定の創設 743万1千円

防災

  • 防災用カメラと自営通信網システムの配備 46億4562万6千円
    災害時においても安定した通信を確保しながら区内全域の正確な情報収集を行うため、区独自の通信網による防災用カメラを小・中学校や区施設などに設置します。
  • 住宅の耐震化の促進 2億4266万円
    地震による住宅の倒壊を防ぐため、昭和56年以前の旧耐震基準と平成12年までの新耐震基準で建てられた対象住宅をお持ちの方に対し、耐震工事の助成限度額の引き上げや個別訪問による耐震化事業の周知を行います。
  • 区立施設への消火器の設置 983万6千円
    各区立施設におけるAED(自動体外式除細動器)の屋外設置とともに、初期消火に役立つ消火器を配備し、地震などによる火災被害を防ぎます。

ともに生きる

  • イベント開催時の廃棄物減量に向けたリユース食器の利用促進 338万2千円
    地域イベントにおいて、リユースカップやレンタル食器を提供し、イベントごみの排出を減らします。また、イベントや区役所本庁舎で排出されるごみの分別回収を徹底し、100%リサイクルします。
  • アートを生かした文化・スポーツ活動の推進と活動拠点づくり 2931万7千円
    さまざまな社会課題を解決するために東京藝術大学と連携し、「アートの力」を活用した取り組みを行います。その拠点として、閉校した学校を活用し、文化・スポーツ活動を通じた多世代交流の場をつくります。
  • 「来庁不要の区役所」を目指した取り組みの推進 446万8千円
    各種手続きの電子申請化を進めるとともに、「メタバース区役所」の実現に向けて、東京情報デザイン専門職大学と連携したプロジェクトチームを発足させます。

問い合わせ

財政課 電話:03-5662-6148

このページに関するお問い合わせ

このページはSDGs推進部広報課が担当しています。

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