水害時の避難情報があたらしくなりました

令和3年5月に災害対策基本法が改正され、区が水害の危険度合いに応じて発令する避難情報の警戒レベル4の避難勧告と避難指示のうち避難勧告が廃止となり、避難指示へ一本化されました。
高齢者等避難、避難指示は水害の発生が見込まれる場合に、その切迫の度合いに応じて発令されます。
緊急安全確保は、水害が実際に発生していることが確認された場合や、まさに発生しようとしている場合に発令されます。

警戒レベルと新たな避難情報等

高潮時の避難指示等の発令基準

警戒レベル	新たな避難情報等	発令基準
5	緊急安全確保	氾濫の発生、又は、高潮特別警戒水位に到達し、高潮氾濫発生。情報が発表されたとき 堤防及び河川管理施設等に大規模な異常が生じ、氾濫のおそれが高まったとき
4	避難指示	高潮警報が発表されたとき 伊勢湾台風級の台風が接近し特別警報発表の可能性があるとき
3	高齢者等避難	高潮警報に切り替える可能性に言及する高潮注意報が発表されたとき

洪水時の避難指示等の発令基準

 

警戒レベル	新たな避難情報等	発令基準
5	緊急安全確保	氾濫発生情報が発表されたとき 堤防及び河川管理施設等に大規模な異常が生じ、氾濫のおそれが高まったとき
4	避難指示	荒川又は江戸川の水位が、氾濫危険水位に到達したとき 堤防に異常な漏水・浸食等が発見されたとき
3	高齢者等避難	荒川又は江戸川水位が、避難判断水位に到達し、更に上昇するおそれがあるとき 荒川又は江戸川の水位が氾濫危険水位を超える洪水となることが予測され区内に浸水のおそれがあるとき 中川又は利根川の水位が、計画高水位に到達したとき 堤防に漏水・浸食等が発見されたとき

 

（注）判断にあたっては、上流域の状況、気象庁や河川管理者からの情報、現場の巡視報告、通報等を参考に総合的かつ迅速に行う

 

関連PDF

新たな避難情報に関するポスター・チラシ（内閣府）（PDF：547KB）