更新日:2024年6月28日
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江戸川区民まつりの記念すべき第1回は、『ひろげよう ふれあいの輪を』をテーマに、昭和53年(1978年)10月1日都立篠崎公園で開催されました。
来場者数は約20万人にのぼりました。開催時間は、午前10時から午後8時までと、現在の午前9時から午後4時までに比べ、3時間長く開催していました。広場数は4つ(縁日広場、おどり広場、芸能広場、出展広場)と、現在より少なかったのですが、午後8時のフィナーレには、豪快な打ち上げ花火と華麗なナイヤガラの滝、子どもたちのトーチサービスを行ない、炎で会場を彩る派手な演出を行なっていました。
苗木即売会(縁日広場)
おどりやぐら(おどり広場)
芸能ステージ(芸能広場)
サークル発表(出展広場)
物産展(出展広場)
フィナーレ(打ち上げ花火)
昭和51年(1976年)9月19日に発足した、「江戸川区町会・自治会青年部等連絡協議会」で、青年を含めた区民ぐるみの催しができないかという声があがり、実行委員会が結成されました。
青年たちが目指したのは、タレント抜きの完全な手づくりのお祭り。それを実現させるため中里区長に相談しました。
80にも及ぶ諸団体に相談したところ「是非に」という声が多く、予想もしない程の熱意と協力を得ることができました。
こうして、初めての“区民まつり”は昭和53年(1978年)10月1日に都立篠崎公園で、区民の手によって開催され、大成功となりました。
(昭和53年(1978年)10月10日付け広報えどがわ「区長随想」より抜粋)
昭和54年(1979年)の第2回区民まつりは10月10日に実施しましたが、以降は毎年開催日が変わり、第9回(昭和61年:1986年)からは10月10日の「体育の日」に定着。
平成12年(2000年)の第23回から、体育の日が10月の第2月曜に変更されたため、区民まつりも日曜日(体育の日の前日)開催となりました。