更新日:2022年7月19日
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江戸ゆかた 高橋榮一 浴衣について
浴衣は、平安時代に初めて使われたらしく、江戸・寛政年間頃より流行し、弘化年間頃大きく開花しました。
浴衣の生地は栃木県真岡で織られ、型紙は三重県白子と寺家・日本橋付近でも彫られました。
染色は江戸時代に藍染技術が発達して、紺と白の美しい柄の浴衣が出来ました。明治時代になると、柄もますます多様になり昼間着としても利用されて、一世を風靡するようになります。
現在では、縁日・お祭・夕涼み等で粋な浴衣姿の人がそこかしこで見られ、夏の風物詩にもなっています。
高橋氏の手掛ける「江戸ゆかた」は、柄が繊細で細かいことから染色が困難とされる"古代柄"を現代に復刻させた浴衣です。江戸時代から伝わる伝統の古代柄を複数組み合わせることで、現代に合った特別な柄を生み出しています。また、高橋氏は、高い技術で古代柄を見事に染め上げ、独自の染色技法により鮮やかな絵柄を裏面にも映し出しています。一つひとつ手作業で染め上げられる品々は、技術と工夫が随所に施された匠の逸品です。
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