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更新日:2024年1月31日

雑魚場跡

作品:雑魚場跡

落語「芝浜」より

人情噺「芝浜」の舞台は芝の海岸。田町駅そばの本芝公園という小公園に雑魚場跡の標識があり、芝浜の舞台はこの辺と説明がある。

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あらすじ

長屋住まいで棒手振り(行商)の魚屋・魚勝が女房に時間を間違えて早く起こされ、いつもより早い時間に芝の河岸へ出かけて革の財布を拾います。急いで家へ帰り財布の中を見ると四十二両という大金です。大金が入ったと友達を集めて大盤振舞いをした翌日、女房は財布なんて知らない、夢でしょうといいます。そこですっかり性根を入れ替えた魚勝は好きな酒も断ち、一生懸命働きます。三年が経って表通りに店を持ち、若い者も二、三人置くようになります。その年の大晦日、女房は財布を出してきて夢でなかったことを告げます。「あのときこのお金を使ってしまえば罪になるし、亭主の怠け癖も直らない」と番所に届けたが、三年たって落とし主が出ないので下げ渡された、というのです。「夢といってごまかしました。腹がたったら殴っておくれ」という女房に、魚勝は心から礼をいいます。そして女房が久しぶりにつけてくれたお酒を飲もうとするのですが、・・・。

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