更新日:2023年9月25日
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ウイルス性肝炎
ウイルス性肝炎とは
「ウイルス性肝炎」とはウイルスの感染によって起こる肝臓の病気です。
肝炎を引き起こすウイルスにはA型、B型、C型、D型、E型などがあり、それぞれ「A型肝炎」「B型肝炎」・・・と分類されます。
なかでも日本人に圧倒的に多くみられるのが「B型肝炎」と「C型肝炎」で、都内にはB型およびC型肝炎ウイルスに感染している方が20万人から30万人いると推定されています。
しかし、感染時期が明確でないことや自覚症状がないことも多いため、感染がわからないままの方が多く存在します。
知らないうちに慢性肝炎、肝硬変、肝臓がんに進行してしまうことがあり、早期発見と適切な健康管理や治療が大切です。
肝炎ウイルス検査
対象者:過去に肝炎ウイルス検診を受けたことがない区内在住の方
実施日:月曜日から土曜日(祝休日を除く)10時00分から11時00分/14時00分から15時00分
実施場所:江戸川区医師会医療検査センター(江戸川区船堀4丁目1番1号タワーホール船堀6階)
申込先:予約不要
(注)受診の際は身分証(免許証や保険証)をお持ちください。
検査で陽性と言われた場合
肝臓専門医を受診し、今後の治療方針について相談しましょう。
相談
肝疾患相談センター
東京都では、都内2か所の医療機関(虎の門病院・武蔵野赤十字病院)を、肝炎診療の体制の中核的な役割を担う東京都肝疾患診療連携拠点病院として指定しています。
また病院内に肝疾患相談センターを設置し、肝疾患に関する総合的な相談支援を行っています。
開設場所
虎の門病院肝疾患相談センター
電話:03-3560-7672(相談専用ダイヤル)
住所:港区虎ノ門2丁目2番2号
武蔵野赤十字病院肝疾患相談センター
電話:0422-32-3135(相談専用ダイヤル)
住所:武蔵野市境南町1丁目26番1号
相談受付
相談受付時間
月曜日から金曜日(祝日、開院記念日、12月29日から1月3日を除く)
9時30分から16時00分まで
相談内容
- 肝疾患に関する検査、診断治療等に関すること
- B型・C型ウイルス性肝炎治療の医療費助成に関することなど
相談方法
電話又は面談(面談は予約制となりますので、まずは相談専用ダイヤルにお電話ください。)
医療費助成・給付金制度
定期検査費用の助成や、給付金の支給を受けることができる場合があります。詳しくは下記リンクをご確認ください。
感染予防の注意点
B型・C型肝炎ウイルスは、主に感染している方の血液や体液が体の中に入ることによって感染しますが、日常生活では周囲の方へ感染する可能性は、低いものと考えられています。
このようなことだと感染はしません
握手やハグ
一緒に入浴すること
食器やコップの共用
くしゃみや咳
感染予防のため、以下のようなことに気を付けてください。
- 歯ブラシ、カミソリなど血液が付いている可能性のあるものを共用しない。
- 他の人の血液に触るときは、ゴム手袋を着ける。
- 注射器や注射針を共用して、薬物(覚せい剤、麻薬等)の注射をしない。
- 入れ墨やピアスをするときは、適切に消毒された器具であることを必ず確かめる。
- 性行為による感染症予防のためには、コンドームを使用する。
関連リンク
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