更新日:2024年4月18日
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辻内彩野選手がパリ2024パラリンピック日本代表に内定!
令和6年4月15日、「パリ2024パラリンピック競技大会」における水泳競技の日本代表推薦選手の追加発表があり、区内在住の辻内彩野(つじうち あやの)選手の出場が内定しました!
辻内選手は国際クラス分け受検により、クラスが変更(S12・SB12・SM12)となり、2024日本パラ水泳春季チャレンジレースの100メートル自由形(S12)で派遣基準記録を突破しました。
辻内選手の活躍を皆さんで応援しましょう!
写真:YUTAKA/アフロスポーツ
(C)越智貴雄/カンパラプレス
辻内彩野(つじうち あやの)選手 紹介
辻内選手は江戸川区で生まれ育ったアスリートです。両親が競泳選手だったこともあり、幼いころから水泳が身近にあった辻内選手は小学生で水泳を始め、高校時代はインターハイにも出場しました。
高校卒業を機に競技からは遠ざかりましたが、同時期に、視力が徐々に落ち始め、難病指定されている「黄斑ジストロフィー」との診断を受けました。
視覚障害者となった辻内選手をパラ水泳に導いたのは、同じ高校の水泳部に所属していた同級生でリオデジャネイロパラリンピック大会に出場した森下友紀選手の言葉です。
「パラにくれば?」
友人がくれたこの言葉は、辻内選手をパラ水泳に向かわせる大きな力となり、水泳を続けていた妹や、かつて指導を受けていたコーチの存在が辻内選手にアスリートとしての感情を再び芽生えさせることとなりました。
辻内選手はこれまでの競技経験を活かし、パラ水泳にデビュー後はジャパンパラ水泳競技大会などで大会新記録や日本新記録を連発、一躍注目を集める選手へと駆け上がりました。その後も、多くの世界大会に出場しメダルを獲得、複数の種目で日本記録とアジア記録を保持しています。
初のパラリンピックとして挑んだ「東京2020パラリンピック」では4種目に出場。力強い泳ぎを披露し、3種目で入賞を果たしました。
パラ水泳は障害の種類や程度によって競技・泳力に影響が及ぶため、選手たちは影響の度合いに応じたクラス分けがなされ、それぞれのクラスで順位を競います。辻内選手のクラスは視覚障害のS12・SB12・SM12です。
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