更新日:2021年9月6日
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長島理選手がパラリンピックに出場
結果
長島理選手が初のパラリンピックの舞台に立ち、男子シングルスWH1で5位入賞を果たしました!初めての大舞台で力強いプレーを見せた長島選手、今後の活躍にも大注目です!
【結果詳細】
- 9月1日(水曜日) 男子シングルスWH1
予選ラウンドグループC:長島理選手 0-2 屈子墨選手(中国) - 9月2日(木曜日) 男子シングルスWH1
予選ラウンドグループC:長島理選手 2-0 ダビド・トゥペ選手(フランス) - 9月3日(金曜日) 男子シングルスWH1
準々決勝:長島理選手 0-2 村山浩選手(日本)
最終順位:5位入賞
長島理選手がパラリンピック日本代表に選出!
令和3年7月21日(水曜日)、日本パラリンピック委員会は東京2020パラリンピック競技大会に臨む日本代表選手団の3次発表を行い、バドミントンで江戸川区在住の長島理選手が選出されました。バドミントンは東京2020パラリンピック競技大会からの正式競技で、長島選手はWH1クラスの男子シングルスで出場予定です。長島選手の活躍を応援しましょう!
長島理(ながしま おさむ)選手 紹介
長島選手は中学校の部活動でバドミントンを始め、高校、大学と競技を続けてきました。20歳の時に事故で車いす生活となりましたが、パラバドミントン選手として競技を再開してからは、日本選手権で優勝10回以上、世界選手権やアジア選手権で合わせて20個以上のメダルを獲得し、国内外で活躍するトップアスリートとなりました。
長島選手の持ち味は、手首のスナップを生かした巧みなラケットワークや、片手にラケットを握りながら車いすを素早く的確なポジションに移動させる緻密なチェアワークです。そして、シャトルが後方に飛ばされた時は「背中の反り」を使ってダイナミックに打ち返します。
トップアスリートの長島選手は、「研究者」としても功績を収めています。長島選手が所属する株式会社LIXILでは、水回りの汚れをつきにくくする防汚技術などを研究し、特許を取得しました。仕事に対しても競技に対しても、持前の研究熱心さで技術に磨きをかけています。
このような努力の積み重ねにより、東京2020パラリンピック日本代表に選出された長島選手は、WH1クラス(車いす利用者で障害の程度が重い方)で男子シングルスに出場予定です。巧みなラケットワークとチェアワークに注目しながら応援しましょう!
パラバドミントンとは
ラケットやシャトルは健常者と同じものを使用し、基本的な競技ルールも概ね同じですが、障害を考慮して、クラスに応じてコートの広さが異なる等、一部のルールが変更されています。競技は車いすに座ってプレーを行う「車いす」と上肢障害や下肢障害などを対象にした「立位」の2つの大きなカテゴリーのもと、障害の種類や程度によって分けられたクラスごとに行われます。長島選手は車いすのWH1クラスに属しています。
車いすカテゴリーでは卓越したチェアワークやコースを突く戦略的でテクニカルな技術が多くみられ、立位ではスピード感ある力強い打ち合いが繰り広げられます。
写真:©2021JPBF
出場スケジュール
長島選手は下表のとおり、東京2020パラリンピック競技大会に出場予定です。なお、下表は予選日程の一覧であり、長島選手がどの日程・時間帯で出場するかは未定です。
日程 | 種目 | 時間 | 会場 |
---|---|---|---|
9月1日(水曜日) | 男子シングルス | 18時~22時 | 国立代々木競技場 |
9月2日(木曜日) | 男子シングルス | 9時~21時 | 国立代々木競技場 |
9月3日(金曜日) | 男子シングルス | 9時~21時 | 国立代々木競技場 |
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