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更新日:2020年2月21日

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浦 哲雄さん(パラバドミントン)

浦選手正面

写真:©2019(一社)日本障がい者バドミントン連盟

競技

パラバドミントン

クラス:SU5(立位・上肢障害)

生年月日

1975年4月2日

所属

日本オラクル株式会社

競技を始めたきっかけ

高校生の頃、友人に誘われて地元の障害者スポーツセンターでバドミントンを体験したことです。そこでバドミントンの楽しさや魅力を知りました。その後、大学でバドミントン部に入部し、本格的に競技に取り組むようになりました。大学時代には全国大会にも出場しました。

競技の特徴

試合風景パラバドミントンも他のパラスポーツと同じように、障害に応じたクラス分けがされており、特徴はクラスによって、かなり違います。私はSU5(立位の上肢障害)と言うクラスなので、SU5について説明しますね。

SU5は全体でも比較的障害の程度が軽いクラスと言われ、激しくスピーディな攻防・試合展開が特徴であり、見どころです。他のクラスでは車いすや、コートの広さ等、一般的なバドミントンと視覚的な違いがあるのですが、SU5ではそこまで大きな差がありません。そのため、観客にも、わかりやすいクラスだと思います。

一方で、競技の難しさは少しわかりづらいかもしれませんね。例えば、もし皆さんが右利きならシャトルを打つときに、バランスや反動をつけるために左手が少し上がると思います。でも上肢障害の私たちは、それができません。この違いは皆さんが思ってる以上に大きいものなんですよ。

 

 写真:©2019(一社)日本障がい者バドミントン連盟

パラスポーツの奥深さ

試合の様子日頃の練習は健常者と一緒にやることが多かったので、基本的な技術やフットワークは周りと一緒に習得していきました。ただ、私は右前腕が欠損しているので、サーブには苦労しましたね。競技を始めた頃は、左手でシャトルとラケットを持ち、サーブを打っていました。ですが、ある日、私と同じような障害の選手が障害のある腕にシャトルを乗せてサーブを打つ姿を見て、こういう方法もあるのか!と思い、新たなサーブを習得しました。これはバドミントンに限らずパラスポーツ全般に共通している話ですが、パラスポーツは個々の選手が残存機能を鍛錬して、上手に活用しています。パラスポーツを観戦するときは、それぞれの選手や道具、ルールを確認してから注目して頂けると、より楽しめると思います。

写真:©2019(一社)日本障がい者バドミントン連盟

転機。そして、

浦選手2私は、9歳のときに事故で右手を失いました。実家で農作業の手伝いをしていたとき、農業機械に巻き込まれたんです。その後は正直、ちょっと辛かったですね。自分に障害があることや、切断した腕が注目を浴びることは嫌でしたし、健常者の頃と比べると上手くいかないことも多くなり、徐々に自信も失っていきました。何より、障害が恥ずかしいという思いがありました。

でも、バドミントンを始めて変わりました。と言うのも、私より重度障害の選手たちがガンガン戦っているんですから(笑)また、他の競技を見ても多様な選手が自分の障害を受容し、それぞれの世界で真剣にトレーニングを積んでいる姿は、とても輝いてみえました。ですから、私も自分の障害を気にしなくなりましたし、むしろ自分の姿に注目してほしいと思えるようになりましたね。

写真:©2019(一社)日本障がい者バドミントン連盟

区民へひとこと

試合あるご縁により江戸川区民となりました。

転入してからは、区内のスポーツ施設などで毎日練習しているため、区民の方々と一緒に練習させていただくことも多くあります。区民の皆さんと一緒に練習できることは、パラバドミントンを知っていただく良い機会でもあるため、もし同じ体育館で見かけたらぜひ声をかけていただけると嬉しいです。

東京2020大会に出場し、メダル獲得を目指して頑張りますので、応援のほどよろしくお願いいたします。

 

 写真:©2019(一社)日本障がい者バドミントン連盟

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