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更新日:2019年10月10日

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2019年(平成31年)江戸川区成人式「新成人の抱負」「はたちを楽しむつどい」

平成31年1月14日(祝日・月曜日)に、江戸川区総合文化センターにおいて江戸川区成人式が開催されました。
7,594名の新成人を代表してお二人の方が新成人の抱負を述べました。また、会場では「はたちを楽しむつどい」が催され、多くの新成人の方々が参加しました。


式典の様子

新成人の抱負

午前の部「新成人の抱負」中川 大誠さん

写真:中川大誠さん

 本日は私たち新成人のためにこのような盛大な式を開いてくださり、まことにありがとうございます。区長さんのお言葉を聞き、新成人として身の引き締まる思いです。
 本日この日を無事迎えられましたのも家族、友人、先生方、地域の皆様を始めとする多くの方々の支えのおかげです。この場をお借りして、心からお礼を申し上げます。
 私は水と緑の豊かな江戸川区で生まれ育ちました。そして、小学校六年生の時にクラスの友人と参加した体験会でボート競技と出会いました。初めてボートに乗った時の体が水面を滑っていくような爽快感は、今でも鮮明に覚えています。
 ボートの楽しさを知り通い始めたローイングクラブでは、勝つためには何が必要かを常に意識させる指導により、私は自ら考え自発的に行動する重要性を学びました。
 その後は当時のコーチの助言もあり、小松川高等学校に進学し、愛着のある江戸川区内の練習環境で継続的に練習を積むことが出来ました。平日は旧中川で練習をして、休日になると荒川に行き、時にはボートが浸水し、沈みそうになりながらも、三十キロメートルを超える長距離練習を重ねました。これは周囲を川に囲まれた江戸川区だからこそ可能であり、全国でも屈指の練習量と質を確保することが出来ました。
 地の利を活かした練習と、顧問の先生の情熱あふれる指導のおかげで、主将となった三年時には、全日本軽量級選手権と国民体育大会で日本一を経験し、それ以外にもチームとして多くのタイトルを獲得することが出来ました。集団で一つの共通目標に取り組み、達成する喜びを仲間とともに分かち合いながら、ボート競技の魅力を改めて実感しました。
 ボート競技は欧米発祥のスポーツで、一人で漕ぐ種目もありますが、基本的には複数人で一つのボートを漕ぎ、直線二千メートルのタイムを競い合う「究極のチームスポーツ」と呼ばれています。また、他のチームスポーツと決定的に違うことは「エース」が存在しないことです。全員が主役で、全員で一つのボートを進めるという意識がなければボートは走りません。八人で漕ぎ、もう一人が舵を引く「エイト」と呼ばれる花形種目でオールが一糸乱れず動いていくさまは、言葉を失うほど感動します。
 このように、私はボート競技から多くのことを学んできました。その中でもチームメイトやコーチとの会話を通じて、コミュニケーションの重要性を痛感させられました。コミュニケーションが円滑にとれるようになってからは、ボートの進みも格段に良くなりました。ボート同様に、人は一人では決して生きていくことはできません。他者との関わり合いの中で、人は学び、成長してくのだと思います。
 この先、近い将来に人工知能が発達し、どれだけ便利な時代が訪れようとも、それは普遍的なことだと思います。
もともと内向的な性格だった私が自分に変化を感じたように、スポーツには人を変える力があります。それはスポーツを「する人」、「見る人」、「支える人」の全てに共通すると思います。
 私は2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、一競技者として自らを高める努力を継続するとともに、大学卒業後は、現在学んでいるスポーツ科学と自分自身の経験を活かし、ボート競技の指導者として、選手の強化・育成や、競技の普及活動に力を注いでいきたいと思っています。
 本日ここにいる新成人の皆さんも様々な抱負や夢をお持ちだと思います。共に夢の実現に向けて全身全霊で取り組んでいきましょう。
 新成人を代表し、本日のこの思いを必ず実現させることを誓いまして、新成人の抱負といたします。


平成三十一年一月十四日
新成人代表 中川 大誠

午後の部「新成人の抱負」石井 茜さん

写真:石井 茜さん

 本日は私たち新成人のために、このような盛大な式典を開いてくださり、まことにありがとうございます。先程、区長さんから温かい励ましのお言葉をいただき、身の引き締まる思いです。生まれ育ったこの江戸川区で今日を迎えられたことを非常に嬉しく思います。
 私がこうして成人の門出を迎えることが出来ましたのは、家族、友人、先生方、そして地域の方々の支えや愛情のおかげです。心から感謝申し上げます。
 私は好きなことに夢中になって取り組んでいる時に、何よりも幸せを感じます。読書や絵を描くことなど、多趣味な私ではありますが、特に自分自身に影響を与えたものは「合唱」です。私自身を形成する、これまでの様々な経験の中でも、江戸川区少年少女合唱団で過ごした八年間と、合唱団のOB・OGで組織される「群星」での活動から、多くのものを得ることができました。
 私は小学校四年生のときに江戸川区少年少女合唱団に入団しました。もともと歌うことは好きでしたが、新しい世界に飛び込んで合唱を学ぶ日々は新鮮で楽しく、夢中で練習に通っていました。度々友人に、「土曜日も日曜日も練習ばかりで辛くないの?」と聞かれることがありました。しかし、不思議と辛さを感じることはなく、「辞めたい」と思ったことは一度もありませんでした。それはきっと、愛情を持って指導してくださる先生方や「楽しい!」という気持ちを分かち合える友人がいたからだと思います。
 高校生になると、アルトパートのリーダーとして下級生に指導することが多くなりました。私がかつて憧れた上級生のように、責任感を持ってパートリーダーを務めるのは大変ながらも楽しく、非常に勉強になりました。
 そして、楽しくも厳しい練習を積み重ねて迎える演奏会本番の舞台から見た光景は、いつも眩しく綺麗で、決して忘れることはありません。団員全員の心が一つの歌声となって会場に響きわたり、他では得難い喜びを感じさせてくれました。今日この舞台に立っている後輩の団員達もきっと私と同じように喜びを感じていることでしょう。
 少年少女合唱団を卒団した後は、OB・OGの団「群星」に所属することを決めました。そこには歌を続けたいという強い意志を持ったメンバーが集まっており、よりレベルの高い、充実した時間を過ごしています。
 私が合唱団での活動から学んだことは、合唱の楽しさだけではありません。先輩の背中を追い、下級生を指導・育成する中で、人と関わることの喜びを学びました。また、自分の目標や興味のあることには物怖じせずに挑戦し、本気で向き合い続けることで、自分自身が大きく成長していることに気が付きました。この気付きは、多くの物事に興味や関心を持ち、追いかけ続けることを大切にしたいという、今の私の生き方に繋がっています。
 私は現在大学に通い、日本文学を専攻しています。特に近世や近代の文学に興味を持ち、大好きな『南総里見八犬伝』や『セーラー服と機関銃』をテーマに、文学作品と当時の社会について楽しく学んでいます。将来のはっきりした夢こそ見つかっておりませんが、好きなものを好きなまま、楽しいことを楽しいと感じることができる大人になりたいと強く思っています。
 この会場にいる新成人の皆さんは将来の夢を持っていますか。中には私のように、明確な夢が見つかっていない方がいるかもしれません。社会に出れば、きっと忙しい日々が待っています。心に余裕が持てなくなってしまうことがあるかもしれません。しかし、そんな中でも何かを好きでいることや、純粋に楽しむ気持ちをいつまでも持ち続けることができれば、それは私にとってこれ以上ない幸せな未来です。
 しかし、これは未熟な私の甘い考えかもしれません。
 「大学生として過ごす時間は社会に出て大人になるまでの猶予期間である」、と聞いたことがあります。今、私に与えられたこの貴重な時間の中で、精一杯様々なことに挑戦し、経験して、自分の生き方を見失うことなく進んでいきたいと思います。
 結びに、今日のこの決意を胸に刻み、新成人の抱負といたします。


平成三十一年一月十四日
新成人代表 石井 茜

 

はたちを楽しむつどい

「はたちを楽しむつどい」では色々な催しが行われました。

着付け直し、記念写真、似顔絵、はたちの手形、ザ・カキゾメ、漢字力ミニテスト、シャッターサービス、メッセージカード、盛花展示、におい袋、パン粘土キーホルダー、革工芸キーホルダー、軽食サービス、太鼓演奏、臨時ポスト投函など

写真:「はたちの手形」をかざす新成人たち

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