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更新日:2021年1月27日
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日本では、まだ食べられるのに捨てられてしまう「食品ロス」が年間で約612万トン発生しています。そのうちの約半分は一般家庭から出たものです。推計では、区内の家庭から年間で約1.4万トン、一人あたり年間で約20キログラムの食品ロスが発生していることとなります。
また、世界に目を向けますと、食料生産量の3分の1にあたる約13億トンが毎年廃棄されています。
そこで!!江戸川区でも食品ロスを減らすため、「もったいない」を合言葉に、区民の皆さん、事業者と一体となった取組み「えどがわ食べきり推進運動」を展開しています!
まずは、食品ロスを知り、私たち一人ひとりができることから始めましょう!
宴会での食べ残しや家庭からの食品ロスを減らすための取組みです。宴会では、適量を注文し開始後30分間と終了前10分間は自分の席で料理を楽しみます。家庭では毎月10日と30日は、家庭内の食材を確認し無駄なくおいしく料理します。宴会幹事さん向けの『宴会版30・10運動マニュアル』や「食べきりレシピ」をホームページで紹介していますのでご利用ください。
また、宴会中に途中退席される方がいる場合や宴会後に食べ残しが出てしまう場合は、予めお弁当を用意したり、料理を持ち帰ることで食べ残しを減らすことができます。
なお、その場で食べずに持ち帰る際は、食中毒リスクを十分に理解したうえで、自己責任の範囲で行うようにしましょう。
食べ残しの削減等に取組む店舗を「食べきり推進店」として紹介し、区民の皆さんの取組みを後押しできるよう区内に広げていきます。「食べきり推進店」には、ポスター・ステッカーなどの掲示をお願いします。区民の皆さんも「食べきり推進店」を是非ご利用ください。
フードドライブとは、家庭で余っている食品を持ち寄り、フードバンクへ提供する活動で、平成27年度に初めて実施しました。
お持ちいただいた食品は、フードバンクを通じて食品を必要としている方々のもとへ届けられました。
普段何気なく捨てていたり、余りがちな食材を使った食べきりレシピを募集しています。応募レシピは区ホームページで公開します。また、レシピカードを作成し、イベントなどで広く配布します。そのほかにも「全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会」を通じ、クックパッドや全国の市区町村へ発信していきます。みなさんのアイデアでおいしく!たのしく!食品ロスを削減しましょう!ご応募お待ちしております。
家庭から出る食品ロスは、以下の理由から発生します。
食品ロスを減らしていくためには、一人ひとりの日ごろの取組みが欠かせません。
下記のチェックリストを参考に、ご自身の食品ロス削減への取組みを確認してみましょう!
取組み | している | していない |
---|---|---|
買い物前に冷蔵庫の在庫をチェックする | ||
ばら売り、量り売りなどを利用し必要な量だけ購入する | ||
商品棚の手前から購入する(極端な鮮度志向を控える) |
取組み | している | していない |
---|---|---|
残っている食材から使う | ||
野菜や果物の皮を厚くむき過ぎない | ||
食べられる量だけ調理する | ||
「賞味期限」が切れても食材の状態を判断して使いきる |
取組み | している | していない |
---|---|---|
食卓に出たものは食べきる | ||
外出時、食べきれる量だけ注文し、食べ残さない |
取組み | している | していない |
---|---|---|
今まで捨てていた野菜の茎や皮などを使って調理する | ||
購入後、すぐに食べる場合は、賞味期限間近なため、値引き販売されている食品等を積極的に購入する |
食品ロスが減ることで、焼却の際に発生する地球温暖化の原因である二酸化炭素の排出量を減らす事ができます。
また、日本は食料自給率が40%程度と言われており、海外から多くの食料を輸入しています。食料の輸入には多くの資源が使われており、輸入した食品を捨ててしまうことは、これらの資源をムダにすることとなります。
2019年の国連報告によると、世界では約8億人の人々が飢餓や栄養不足で苦しんでいます。
しかし、その一方で日本では世界全体の食料援助量である約390万トンを大きく上回る約612万トンの食品ロスが発生しています。このような世界的な食糧問題の改善には、食品ロス削減の取組みが不可欠です。
また、区内でも約2,400トンの手づかずの食品が廃棄されています。区では、フードドライブ(上記参照)を実施し、NPO法人を通じて食品を必要としている福祉施設などにお届けしています。
ごみを処理するために、1キログラムあたり約53.3円の経費がかかります。区では1.4万トンの食品ロスを処理するために約7億4千6百万円の税金を使うことになります。食品ロスを減らすことで、これらの経費を削減し、他の施策に回すことができます。
賞味期限は「おいしく食べることができる期間」のことで、この期間を過ぎてもすぐに食べられないということはありません。賞味期限が切れてもすぐには捨てず、見た目や臭いなど、自分で食べられるか確認しましょう。
消費期限は「期限を過ぎたら食べない方がよい期限」のことです。
いずれも開封前の期限を示しています。開封をしたら早めに食べましょう!
農林水産省資料より
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このページは環境部清掃課が担当しています。
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