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更新日:2018年12月25日

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2018年(平成30年)12月12日 区内園芸農家で「七草かご」生産最盛期

“一年の無病息災を願う正月の縁起物”

一年の無病息災を願う正月の縁起物として用いられる「七草かご」。区内で花卉園芸を営む植重農園(代表:首代一重(しゅだいかずしげ)/60歳/鹿骨5丁目)では年末に向け、春の七草を寄せ植えした「七草かご」の生産が最盛期を迎えています。

春の七草は、1月7日の「人日(じんじつ)の節句」に粥にして食べると厄を祓い万病を除くとされている7種類の若菜。7種類の野菜を入れた汁物を食べて無病息災を願う「七種菜羹(ななしゅさいのかん)」の風習が、平安時代に中国から日本へ伝わり、年のはじめに若菜を摘んで食べる「若草摘み」風習と7種類の穀物を入れた「七種粥」などと結びつき、江戸時代には「七草粥」として庶民の間に広まりました。

年末に向け、区内の園芸農家では約1万鉢の「七草かご」を生産。植重農園は主に夏季にアサガオ、秋から冬にかけ観賞用の「七草かご」を生産しており、「七草かご」は新春を祝う縁起物として1980年から先代が生産・販売を始めました。


寄せ植えの様子

同園で使われる七草(せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ)はほとんどが自家栽培。下町ゆかりにこだわって「亀戸大根」や「金町小かぶ」などの江戸野菜も使用しています。10月頭に種を蒔き、花摘みや種取りをしながら手間暇をかけて栽培。水分を好むホトケノザや湿気に弱いゴギョウなど七草はそれぞれ性質が異なるため、出荷時期に合わせて同時期に育てるのも一苦労です。今年は暖かな気候の影響で、大根と小かぶが例年よりも生育が良く、七草全てが丈夫に育ちました。 


出荷を待つ七草かご

本日(12日)、同園ではまもなく迎える出荷を前に、全体のバランスを整えるため育ちすぎた葉を摘む作業や、雪に見立てた真っ白な寒水石を鉢に敷き詰める作業など、首代さんが一鉢一鉢丁寧に行っていました。

「七草かご」は正月の縁起物として自宅での鑑賞用だけでなく、お世話になった方への贈答用としても喜ばれており「毎年楽しみにしているとお声をいただく」と首代さん。「2日に一度霧吹きなどで葉に水をあげて手入れをすると、長く楽しむことができます」と話していました。

同園では今シーズン、約2000鉢の七草かごを生産。年末にかけて京都や広島など全国に出荷され、生花店の店頭などに並びます。同園での購入も可能です(価格等の問合せは直接同園へ)。

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