区民向け情報

閉じる

トップページ > 区政情報 > 広報・広聴 > 報道発表 > 2018年(平成30年) > 6月 > 2018年(平成30年)6月26日 区指定無形民俗文化財「幟祭り」 30日幟上げ

更新日:2019年1月1日

ここから本文です。

2018年(平成30年)6月26日 区指定無形民俗文化財「幟祭り」 30日幟上げ

“長さ約22メートルの大幟が大空に翻る”

五穀豊穣を祈願し、幟(のぼり)が翻る向きでその年の吉凶を占う江戸川区指定無形民俗文化財「幟祭り」。篠崎浅間神社(上篠崎1)では、7月1日に開催される「幟祭り」を前に、長さ約22メートル、重さ約1トンもの「大幟」を人力で立てる「幟上げ」が今月30日(土曜日)に行われます。主催は、幟会(のぼりかい/会長:浅岡秀光/発足:1980年/会員数:約300名)。

天慶元年(938年)に創建されたと伝えられる篠崎浅間神社は、区内で最も歴史のある神社。木花開耶姫命(このはなさくやひめ)が祭られており、約4,000坪もある境内には多くの樹木が茂ることから「せんげんさまの森」として親しまれています。

「幟祭り」は、富士信仰が盛んであった江戸時代の文化・文政期(19世紀初め)に始まったとされる神事。同神社の周辺には、かつて上之庭(上篠崎)、中之庭(中篠崎)、本郷、西之庭(西篠崎)、下之庭(下篠崎)の5地区があり、富士山の山開きである7月1日に合わせて各地区の氏子たちがそれぞれ一対の幟を奉納したことが始まりと言われています。前日の宵宮の未明に5地区・計10本の幟を立て、幟が翻る向き見てその年の五穀豊穣の吉凶を占ったとされています。

「幟祭り」は、梅雨時で雨が降ることが多く、また、幟の土台を掘るための「枠埋け(わくいけ)」で泥まみれになることから、別名「どろんこ祭り」とも呼ばれています。戦後は、人手不足もあり三年に一度の開催に縮小され、クレーンなどの機械で幟を立てざるを得ませんでした。しかし、機械に頼らず人力で幟を立てたいと氏子や地域住民らが1980年に「幟会」を結成。以来、同会のメンバーが中心となり、隔年で昔通り人力で幟を立てるようになりました。「幟祭り」は当時の風習を残す貴重な伝統文化として、1981年には江戸川区指定無形民俗文化財に指定されました。

幟に使われるのは、長さ12間(21.72メートル)×直径25センチメートル、重さ約1トンの大きな杉丸太と幅約1.5メートルの大幟旗。その先端に「くるり」と呼ばれる桐の木筒に男竹をつけたものを差し込むと、高さ約25メートルと日本最大級の幟の準備が完了。これを大きな綱と大型の滑車を利用して立ち上げます。綱を引くのは、幟会のメンバーら約300人。綱を上下に揺らしながら「もんで、もんで」のかけ声で立ち上げます。木立を越えて大空に翻るその様子は壮観です。
「幟上げ」は、6月30日午前6時から。大祭は、7月2日まで行われ同日の午前8時には「幟返し(幟を降ろす行事)」が行われる予定です。

前回(平成28年)の様子

このページを見た人はこんなページも見ています

お問い合わせ

このページはSDGs推進部広報課が担当しています。

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?