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更新日:2022年4月20日

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2022年(令和4年)4月20日 区内刑法犯認知件数減少数23区1位

”戦後最少、19年連続減”

2021年の江戸川区内の刑法犯総認知件数が3,369件で戦後最少となり、ピークだった2000年の18,275件と比較すると、減少数と減少率ともに23区で最も大きいことがわかりました。これまで区内各地で行われてきた各種団体による防犯パトロールや区独自の自転車盗対策、防犯カメラの設置など区民と行政が一体となって進めてきた安全・安心のまちづくりが成果を挙げています。

区内の刑法犯総認知件数が最多だったのは2000年の18,275件。同年から5年連続で都内ワースト1を記録しました。区では2003年8月、安全で安心なまちを取り戻そうと「安全安心まちづくり運動大綱」を策定。区民と行政、警察が一体となった犯罪抑止の取り組みを始めました。

こうした中、地域では「自分たちのまちは自分たちで守る」という機運が高まり、区内各地では「防犯パトロール隊」が次々と誕生。町会や商店会などで結成された団体が、土曜日・日曜日や夜間に駅周辺や通学路を見回りました。認知件数のうち最も多いのが自転車盗で、全体の約4割を占めます。2006年度からは、地元中学生が「盗難自転車なくし隊」を結成し、駐輪場や駅頭などで施錠の確認や盗難防止啓発活動を実施しました。

区ではひったくりや痴漢などの街頭犯罪に対応するため、青色回転灯を装備した車(青パト)の車両を増車。警察などからの情報をもとに、区内をくまなく巡回しました。さらに、地域では、犯罪の抑止力に効果のある防犯カメラの設置数が年々増加傾向にあり、取り付けを開始した2011年8月から2022年3月末までの間に762台設置されました。

一方、近年全国で深刻化しているのが特殊詐欺です。親族や公共機関の職員を名乗り現金をだまし取る被害が区内でも多く発生していることから、区では警察などと協力し、被害が発生している地域に直接、防災行政無線で注意喚起を図っています。また、2019年11月からは、「自動通話録音機」を70歳以上の高齢者世帯に5,000台以上給付しています。

区担当者は、「長年、区民の皆さんと一緒に進めてきた安全安心のまちづくりが成果をあげています。しかし、特殊詐欺は増加傾向であることから、さらなる被害防止への取り組みが必要です。今後も犯罪防止に向けた取り組みを積極的に進め、さらに住み良いまちにしていきたい」と話しています。

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