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更新日:2022年4月4日

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2022年(令和4年)4月4日 発達障害啓発週間 パネル展示

“発達障害について理解を深め、一人ひとりに応じた配慮を”

「発達障害啓発週間(2日~8日)」に合わせ、江戸川区役所(中央1丁目)正面玄関多目的スペースでは、発達障害(注)について区民に理解を深めてもらおうと、障害の特徴や接し方などを紹介するパネル展示を8日(金曜日)まで開催しています。主催は、江戸川区発達相談・支援センター(平井4丁目)。

「江戸川区発達相談・支援センター」は、令和2年4月に開所した発達障害相談事業と児童療育事業を担当する施設です。発達障害及びその疑いのある未就学児の相談から訓練までを一貫して担うとともに、就学後も全年齢にわたる相談業務を通じて、一人ひとりの特性に合った切れ目のないサービスを提供しています。また、区では障害児支援の拡充のため、区内で2ヵ所目となる「篠崎児童発達支援センター」を令和4年4月に開設しました。

同展示は毎年、発達障害啓発週間に合わせて、区役所本庁舎多目的スペースで開催。発達障害を広く区民に理解してもらえるように来庁者の多い区役所で啓発事業を行っています。会場では、発達障害の主な種類とされる自閉スペクトラム症(ASD)、注意欠如・多動症(AD/HD)、限局性学習症(LD)のそれぞれの特徴などをパネルやリーフレットなどで紹介。本人たちが家庭内や学校・職場などで生活する上で困難に感じていることや、周囲の人ができる支援の方法を具体的な事例を挙げて詳しく知らせています。特性に合わせたかかわりの例として、耳で聞いて理解することが苦手な人と接する時には、「メモを使う」「大事なところに色や印をつける」など、目で見てわかりやすい方法で伝える配慮の重要性を伝えています。また、子どもの年齢に応じた発達の目安を示し、成長に不安を感じた際の相談を呼びかけています。パネル展示を見ている区民の方

期間中は、センターのこれまでの催しの一部である専門家講演や施設見学の体験ができる「発達相談・支援センターバーチャルツアー」の映像を会場で放映しています。これらは、YouTubeでも限定公開中で、同センターのホームページで視聴できます。

同センターの熊仁美(くまひとみ)センター長は「多くの区民の方に発達障害相談センターを身近な相談場所として認知していただくとともに、発達障害について正しい知識をお伝えすることで、一人ひとりの特性に合った配慮をしていく視点を広げて頂けたら嬉しいです」と話しています。

(注)発達障害とは、生まれつきの脳機能の発達の偏りによる障害で、自閉スペクトラム症や注意欠如・多動症などが含まれます。

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