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更新日:2022年3月10日

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2022年(令和4年)3月10日 東京大空襲犠牲者追悼のために区民らが献花台を設置

“新型コロナの影響により一昨年に引き続き式典が中止”

東京大空襲から77年となる本日(10日)、「小松川さくら公園(小松川3丁目)」にある「世代を結ぶ平和の像」前では、犠牲者追悼のための献花台が設けられ、犠牲者遺族や地域住民の方々が平和を願って花や折り鶴を捧げていました。主催は、東京大空襲江戸川区犠牲者追悼「世代を結ぶ平和の像」の会(代表幹事:楠田正治(くすだまさはる))

昭和20年(1945年)3月10日の東京大空襲では、未明の爆撃で辺り一面が火の海となり、見渡す限りが焦土に。本区における被害は、死者約800人、負傷者約5,800人、被害家屋約11,000戸、罹災者は約40,000人に上りました。

例年3月10日には、小松川さくらホール(小松川3丁目)では、犠牲者を追悼し恒久平和を願う「東京大空襲江戸川区戦災犠牲者追悼式」が開催されており、犠牲者遺族や地域住民、区議会議員ら約260名が参加して全員で黙とうを捧げていたところ、新型コロナウイルス感染症の影響により一昨年から引き続き式典が取り止めに。追悼式を主催してきた同会の代表幹事である楠田さんは、「戦争の問題に焦点があてられている今だからこそ、平和を希求する思いが後世に引き継がれるよう取り組んでいきたい」と話しています。

本日(10日)午後3時、「小松川さくら公園」に設置された献花台には、地域住民の方々が次々と訪れ、追悼の思いとともに花を捧げていました。追悼式では20年以上にわたり合唱を行っていたという70代の女性は、「ウクライナで起きていることを見聞きすると、当時の悲惨な経験を今は亡き被災者から語っていただいたことを思い出す。今日花を手向けることで、平和への思いを強くした」と語っていました。

献花台は、本日16時まで「小松川さくら公園」に置かれ、およそ70名が訪れました。なお、小松川さくらホール1階の江戸川区平和祈念展示室では、戦争資料や解説パネルなどの約100点を常設展示しています。

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