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更新日:2022年3月9日

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2022年(令和4年)3月9日 心身障害者(児)作品デジタル展示会開催中

障害者施設利用者らの絵画や切り絵・陶芸作品など 初のオンライン開催!

心身に障害のある方が機能回復や生きがいのために日々制作に取り組んだ作品を紹介する「第34回江戸川区心身障害者(児)作品デジタル展示会」が開催されています。コロナ禍で2年連続中止となり、今回初めてオンラインで実施しました。主催は、第34回江戸川区心身障害者(児)作品展示会実行委員会(委員長:芦口清記/あしぐちせいき)、共催は江戸川区。期間は3月25日(金曜日)まで。

「江戸川区心身障害者(児)作品展示会」は、出展者の創作意欲の向上と、障害者に対する区民の理解促進を図ることを目的に、昭和63年から区内の障害者団体が中心となり毎年開催。心身に障害のある方が機能回復や生きがいのため、日頃から制作に取り組んできた絵画や書道、手芸などの作品をタワーホール船堀(船堀4丁目)で展示してきました。しかし、新型コロナウイルスの影響により2年連続で会場開催を見合わせることに。今年は、コロナ禍でも作品展に向けて活動した成果を多くの人に見てもらおうと、オンラインで開催することにしました。

デジタル作品展示会の特設サイトには、区立障害者施設や介護施設、区立中学校の特別支援学級など21団体、個人3名の絵画や書道、陶芸などの作品約250点を施設別に展示しています。知的障害のある方が通う「デイルームこころ」は、貼り絵や塗り絵など19点を出展。東京駅を題材にした作品は、オリンピックが東京で開催された嬉しさを色とりどりの貼り絵で表現しました。また、人物画「こころの仲間達(お絵描き)」は、通所先のたくさんの仲間を描き、みんなが大好きという想いを込めました。また、瑞江第二中学校特別支援学級は、切り絵やパッチワークなど20点の作品を出展。「20mの海の中」と題した絵は、在籍生徒24人全員の共同作品で、絵具で描かれた7色の海の中を真っ黒な墨の魚やカメが泳いでいます。ダイナミックに表現できるように、20メートルある紙を使い、場所を広く使える屋上で描かれました。ひとつひとつの作品からは、作品に込められた出展者の思いが伝わり、個性豊かな表現力を楽しめます。なお、各作品に対して観た感想を送ることができ、会場での開催同様出展者との交流が期待できます。

芦口実行委員長は、「長年続けてきた作品展示会が2年連続中止となり、開催を望む声を多数いただいていたので、今年はデジタルという形で開催できたことに感謝しています。会場に足を運ばなくても自宅でゆっくりと作品を見ることができるので、多くの人に見ていただきたい」と話しています。

リンク先

第34回江戸川区心身障害者(児)作品デジタル展示会別ウィンドウで開きます

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