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更新日:2022年3月8日

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2022年(令和4年)3月8日 ドローンによる緊急支援物資輸送の実証実験を実施

“災害時のラストワンマイル輸送の課題解決に向けて”

災害時のラストワンマイル輸送の課題解決に向けて、国土交通省が中心となったドローンによる緊急支援物資輸送の実証実験が7日(月曜日)、区立清新第一中学校(清新町1丁目)校庭を着陸地点として行われました。

いわゆるラストワンマイル輸送の課題とは、道路寸断や渋滞などにより、広域物資拠点から避難所までの輸送に長時間を要し、被災者のもとに必要な支援物資が届かない事態が発生すること。特に国や都からは、被災地の要請を待たずに救援物資を送るプッシュ型支援が展開される中、避難所などで適切な受入れができるよう新たな輸送手段の確保が求められています。

一方、「江戸川区地域防災計画」(以下、「地域防災計画」という。)では、マグニチュード7.3規模の東京湾北部地震(首都直下地震)が発生した場合の被害を想定。区内全体の避難者人口は316,536人。今回の会場となった区立清新第一中学校は、区の避難所の一つとして位置付けられています。

今回の実証実験では、災害によって周辺道路が寸断され、避難所へ緊急支援物資を届けることが困難な場合を想定して、海上からドローンによる輸送を検証。いわゆるラストワンマイル輸送の課題解決を図ることを目的として、特に高速道路や高圧電線などの障害物が多い都市部において、その実現可能性を探ることとしています。ドローンが飛行する距離は約650メートル。飛行レベル3で、目視外の自動飛行(補助者あり)。高度30メートルから70メートルの間を維持しながら、河川をまたぐように目的地となる学校を目指していきます。

7日(月曜日)13時30分、清新町1丁目先の臨海緊急用船着場から離陸したドローンは、首都高中央環状線の高架下をくぐり抜け、中川を横断して、区立清新第一中学校の校庭に着陸。機体が停止したのを確認すると、受け取り役の区職員が駆け寄り、機体から1.5リットルのペットボトルの水6本を一つひとつ丁寧に取り出します。その後、ドローンは離陸地点へ戻るため、飛び立っていきました。国土交通省では今後さらに実験を積み重ね、ドローンによる支援物資輸送の可能性を検証することとしています。

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