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更新日:2022年3月1日

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2022年(令和4年)3月1日 関東一高がデザインした「ラッピングバス」お披露目

”えどがわの魅力をのせてまちを走る”

江戸川区の歴史や特色を学び、地域への愛着を深めようと、関東第一高等学校(松島2丁目)の生徒が、“江戸川区の魅力”をテーマにデザインしたラッピングバスのお披露目式が本日(1日)、同校駐車場で開催されました。この取り組みは、江戸川区魅力発信発掘応援事業に認定された事業です。

ラッピングバスを背景にして撮影に応じる荒木さんら同校では、美術の課題授業で“江戸川区の魅力”をテーマに表現したラッピングバスのデザイン案を制作。地域の人々に愛されるデザインを考えるとともに、江戸川区の歴史などを学ぶことで地域への関心と愛着を高めることを目的にしています。昨年9月、3年生12クラス474名は、区職員による出前事業で地域の特色などについて学習。3~4名一組のグループに分かれ、作品のアイデアを出し合いました。完成した約120作品から各クラスでの選考を経て、代表作品18点を選定。昨年12月に関係者を招いて行われたコンペティションで高い評価を得た上位3作品から、1、2年生約1,000人による人気投票により採用作品が決定しました。

採用となった作品は、「江戸川区の伝統を身近に」をテーマに、荒木奏穂(あらきかなほ/18歳)さん、遠藤桜子(えんどうさくらこ/18歳)さん、岡崎愛(おかざきあい/18歳)さん、片山栞子(かたやまりこ/18歳)さん、金森香純(かなもりかすみ/18歳)さんの5名がデザインした「伝統を泳ぐ金魚」。江戸川区の特産品である金魚と伝統工芸品の江戸組子を題材に選びました。黒の背景に組子模様の和紙を切り絵にして貼り付け、中央に真っ白な金魚を描きました。審査員からは、背景に対して切り絵の模様が映えて粋な印象を感じる、デザイン全体に温かみと作品の重みを感じる出来栄えであると評価を受けました。

今日(1日)は午後1時から、関東第一高等学校で開かれたお披露目式には、デザインした荒木さんら5名をはじめ、学校関係者、株式会社京成バス関係者、デザイン制作会社の株式会社YMG1関係者ら約30名が参加。各代表の挨拶後、関係者から生徒へ花束が贈呈されました。

金森さんは、「組子模様の一つ、青海波(せいがいは)は『人々の幸せな暮らしがいつまでも続くように』という意味を持ちます。コロナ禍でも家族や友人みんなが元気で生活できるようにと願いを込めました。江戸切子の模様には様々な願いが込められているので、バスに乗った人の目に留まり、その意味を知ってもらえると嬉しい」と話しました。

式典終了後、生徒5名はバスに乗り込み、学校付近を周回する試乗会に出発しました。今回完成したラッピングバスは1台で、明日(2日)以降約半年間、JR新小岩駅やJR小岩駅を起点に発着する京成バスの路線で毎日運行する予定です。

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