2022年（令和4年）2月21日　家庭内感染防止のための高齢者向け宿泊プラン 区立ホテルで本日から提供開始

“大人ひとり一泊2食付5千円。6泊7日の滞在をお得に”

都心からほど近い都立葛西臨海公園内に立地した23区唯一の区立リゾートホテル「ホテルシーサイド江戸川（臨海町6丁目2番2号）」。同居している高齢者の家庭内感染を防ごうと、新たな宿泊プランを本日（21日）から提供開始します。3月31日までの期間限定。なお同プランは、東京都の「高齢者を感染から守る宿泊施設への滞在支援事業」を活用したものです。

「ホテルシーサイド江戸川」は、平成元年にオープンした23区唯一の区立リゾートホテル。東京湾に面した葛西臨海公園内に立地しており、リゾートホテルならではのゆったりとした客室からは四季折々の花々や緑が望め、定評あるホテルオークラの味わいを楽しめる料理やくつろぎの大浴場を完備した点などが特長です。指定管理者のホテルオークラエンタープライズ・ハリマビステム共同事業体が運営。都心から15分というアクセスの良さのため、コロナ禍以前には区内外から多くの家族連れなどに利用されてきました。

東京都の「高齢者を感染から守る宿泊施設への滞在支援事業」は、家庭内の感染防止を目的として、宿泊施設での6泊7日の滞在を促すため、同居者がいる都内在住の65歳以上の方を対象に1泊につき5千円分を補助するもの。重症化の恐れのある高齢者への感染が懸念されるところ、家族の様々な事情に応じて、一時的に離れて過ごすことで安心してもらおうと、同ホテルの宿泊プランとして活用することとしました。

新たな宿泊プラン名は「シニア応援6泊7日宿泊プラン」。6泊7日の利用を条件として、大人1名1泊（朝・夕食付）あたり5,000円。土曜日・日曜日祝日を含めて破格の値段で提供します。43平方メートルの広々とした客室は26室あり、お好みで和・洋室から選べるとともに、車いすが利用可能なバリアフリーの部屋もあります。館内には無料Wi-Fiが完備され、コインランドリーも用意。加湿器や空気清浄機、ズボンプレッサーなどの無料貸し出しも行っています。豊かな自然の景色や大浴場を満喫して、食事は和洋中折衷の松花堂弁当で毎日趣の違った味を楽しむことができるなど、長期滞在者の多様なニーズに十分対応できるプランです。

同ホテルの後藤総支配人は、「区立ホテルとして、感染拡大防止に役立つ宿泊プランを用意しました。館内は感染防止策を徹底しており安心して宿泊できますので、是非ご活用ください」と話しています。