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更新日:2021年12月24日

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2021年(令和3年)12月24日 サンタクロース姿の地域ボランティアが通学路で児童の交通安全を見守り

“クリスマスに「安全・安心」をプレゼント”

登校する児童らが交通事故に巻き込まれるのを防ごうと、江戸川区立南葛西第二小学校の通学路ではクリスマス・イブの本日(24日)、地域ボランティアがサンタクロースに扮して交通安全の旗振りを行いました。

交通安全の旗振り活動を行っているのは、元保育士で、同校から500メートルほど離れた集合住宅に住む高村ヒデさん。もともと福祉の活動に関心があり、2007年10月に区が設立した社会貢献を学ぶ大学「江戸川総合人生大学」に入学し、保育士としての経験を活かしながら、子どもへの支援のあり方を学び直しました。旗振り活動を始めたきっかけとなったのは、同時期に、勤め先の保育園へ1歳の息子を迎えに来た若い母親が大型トラックにはねられて亡くなられた事故があったことです。残された子どもの様子を見て二度とこんな悲しい事故は起きてはならないと、同年12月から自ら通学路の交差点に立ち続けました。14年目を迎えた今年、警視庁から感謝状が贈られるとともに、葛西警察署からは同校の「通学路安全運転呼びかけ隊」に委嘱されました。

高村さんが旗振りに立つ場所は、バスやトラックなどの往来が激しい片側2車線の道路にある交差点。「交通安全」のたすきと「ヒデさん」と書かれた名札を着用し、子ども達からもらった「御守」を持って、1時間ほど旗振りをしています。一人ひとりに声をかけて挨拶するために、交差点を利用する約200名の児童の名前と特徴をメモ帳にひかえてきました。サンタクロースに扮するのも子どもたちに喜んでほしい一心から。毎年恒例となっているクリスマス・イブの日は、子どもたちの期待に応えたいと体調管理に努めてきました。

本日(24日)サンタクロースに扮して交差点に立つ“ヒデサンタ”こと高村さん。検温や手指の消毒、マスクの着用をして感染対策に万全を期して臨みました。駆け寄る児童らを静止させながら安全に横断させようと大忙し。それでも思いは伝わったようで、児童らはマスク越しに笑顔を浮かべて登校していきます。沿道からも大きく手を振る姿があり、突然のサンタクロースの登場で、交差点に集う人たちはクリスマスのひと時を楽しんでいました。

登校を見届けた高村さんは、同校の終業式にサプライズで登場。校長先生から感謝状が授与されたことを児童に報告されると、拍手につつまれました。「励みになるとともに、身が引き締まる思い。これからも子どもたちの笑顔を守るため頑張りたい」と話していました。

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