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更新日:2021年12月6日

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2021年(令和3年)12月6日 「江戸川区食品ロス削減推進会議」初開催

“2030年度に食品ロス量の半減を実現するため、オール江戸川で推進”

SDGsの観点を踏まえた単独の計画としては23区で初めて「食品ロス削減推進計画」を策定した江戸川区。同計画の進捗を図り、食品ロス削減の機運を高めていこうと、区内の食品関連の事業者、環境関連のNPO法人、町会・自治会、教育機関などが一堂に会した「江戸川区食品ロス削減推進会議」の初会合が本日(6日)開かれました。

区内における2019年度の食品ロス量の推計は、7,483トン(家庭系5,625トン、事業系1,858トン)。2010年度から比較して減少傾向にありますが、発生状況を分析すると、家庭から排出される生ごみのうち、未利用品や食べ残しなど食品ロスは約2割を占めており、平成28年度と比較してその割合は約2倍に増加しています。更なる削減を図るためには、家庭系及び事業系ごみの発生状況等をそれぞれきめ細かく分析し、計画的に取り組んでいくことが求められています。

区は本年6月に「江戸川区食品ロス削減推進計画」を策定。単独の計画としては23区では初めて。SDGs17の目標のうち、「12つくる責任・つかう責任」などの観点から、区や区民、関係団体・事業者等が連携して食品ロスの削減を推進するとともに、食べ物を無駄にしない意識の醸成と定着を図っていきます。「食べきり推進店」の全飲食店への拡大などに取り組み、2030年度までの10年間に、区内の食品ロス量を約8,500トン(2010年度)から約4,000トンに半減させることが主な目標です。

本日(6日)14時からグリーンパレス(松島1丁目)で、「江戸川区食品ロス削減推進会議」を初めて開催。委員の任期は3年。区内の食品衛生団体、商店街連合会の長、大規模小売店や食品製造業の事業者、認定NPO法人「えどがわエコセンター」理事長、フードバンク、町会・自治会、幼稚園、保育園、小・中学校などの団体の代表者ら20名が出席されました。開会にあたり、斉藤猛江戸川区長は、「区民一人あたりに換算すると年間12キログラム強の食品ロスが生じており、この課題を解決できれば環境問題に大きく貢献できる。この会議を舞台に、各分野を代表する皆様の活発なご意見を頂戴しながら、力を合わせて取り組んでいきたい」と話しました。その後、会長に選出された江戸川区食品衛生協会の田中信人会長は、「区内の食品ロス削減を推進できるよう、皆さんからの貴重な意見を取組みとして反映させていきたい」と話しています。その後、事務局から「江戸川区食品ロス削減推進計画」の概要を説明。11月6日(土曜日)に行われた「江戸川区SDGs中学生議会」で中学生から提案のあった「食品ロス0週間の実施」や「食べきり推進店でのポイント制の導入」も紹介されました。出席者からもそれぞれ、フードドライブの常設回収や店舗での食べきりの方法の提案など、各自でどのように食品ロス削減に取り組んでいるかについて説明がありました。

区は今後、同会議を中心として、計画の進捗を図り、食品ロス削減の機運を高めるための様々な取組みを展開していきます。

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