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更新日:2021年11月29日

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2021年(令和3年)11月29日 ひきこもりなどオンライン相談を先行実施 来月1日から

“「来庁しなくてもよい区役所」の実現に向けて、来年2月には約100か所へ展開”

「来庁しなくてもよい区役所」の実現に向けて、デジタルトランスフォーメーション(DX)に取り組む江戸川区。来年2月に常設のオンライン相談を約100か所へ展開するのにあたり、ひきこもりの当事者やその家族、生きることに悩んでいる方を対象とした先行実施を、来月1日(水曜日)から開始します。

本区は令和3年1月に、ICTの活用を庁内で統一的に取り組むことを目的とした「江戸川区DX推進指針」を策定。DXの推進によって実現が期待される「4つの活用ビジョン(1区民の視点に立った利便性の高い行政サービスの提供、2安全で質の高い生活を実現するICT化、3ICTの活用による効率的で信頼される行政の実現、4ICTの更なる活用のため情報化推進体制の強化)」に基づき、ワンストップサービスの推進やAIを活用した業務の効率化など「12のアクションプラン」を展開することが定められています。

「来庁しなくてもよい区役所」の実現にあたって要となるのが、電子申請やオンライン相談の実施。同指針では一定の行政手続きについては、オンラインでの対応を原則として、相談業務についても積極的に取り組むことを求めています。2023年までに、対面での訪問調査など阻害要因のない1,150件の電子申請化を進めるとともに、相談業務を有する全ての部署にオンライン相談を導入することとしています。特に来年2月には、高齢者の相談窓口部署を中心に約100カ所へオンライン相談を展開していきます。

今回先行してオンライン相談を導入するのは、区の自殺対策を担う「いのちの支援係」と当事者やその家族を支援する「ひきこもり施策係」の2か所。生きることへの悩みやひきこもりに関するものについて、窓口に来庁しなくてもスマートフォンや自宅のパソコンなどから相談できます。具体的には、「東京共同電子申請・届出サービス」を通じて希望日時を区に申請すると、担当者とスケジュールを調整した上で、オンライン会議アプリ上で対話を行っていきます。特にひきこもりに関する相談は、区の担当者によると、月に50件を超えるときもあるが、潜在的なニーズを引き出す必要がまだあると感じているとのこと。「対面での相談を希望しながらも来庁をためらってしまう方に、選択肢の一つとして提示していきたい」と話してました。

区経営企画部DX推進課の渡邊課長は、「『来庁しなくてもよい区役所』の実現は、区民にとって利便性の向上につながるとともに、職員とっても業務改善のきっかけとなる。今後もICTの活用を進めて、オンライン化のすそ野を広げていきたい」と話しています。

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