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更新日:2021年11月24日

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2021年(令和3年)11月24日 区立全小中学校で「小松菜一斉給食」実施

”地元特産品「小松菜」をふんだんに使ったメニューが登場”

都内トップの収穫量を誇る区の特産品「小松菜」を知ってもらい、地場産業について理解を深めてもらおうと、区内の小中学校では今週(一部学校では来月)、地元で生産された小松菜を給食の食材として使用する「全校一斉小松菜給食」が実施されています。主催はJA東京スマイル(東京スマイル農業協同組合)。

西葛西小学校の給食

「東京都農作物生産状況調査(令和元年産)」によると、江戸川区の小松菜収穫量は2819トン。東京都内全体の収穫量(6,988トン)の約4割を占め、長年にわたりトップの実績を誇っています(次点は葛飾区:746トン)。本区では、地産地消を目的として、小中学校の給食における小松菜の積極的な使用を推進しています。「全校一斉小松菜給食」は、2007年度から区内の小松菜生産農家やJA東京スマイルの協力のもと開始。翌年からはJA東京スマイルが主催となり、足立区や葛飾区も同事業に参加しました。毎年、JA東京スマイルから各区に小松菜が無償で提供され、各学校では工夫を凝らした様々なメニューが登場します。一斉給食に合わせ、区立全小中学校102校(小学校69校、中学校33校)に1.7トンもの小松菜が無償で提供され、生産農家やJA東京スマイルの職員らが採れたての新鮮な小松菜を各校に配送します。

本日(24日)、区立西葛西小学校(西葛西3丁目/校長:鈴木陽一/全校児童数:747人)には、地元農家から50束、約22.5キログラムの小松菜が届けられました。同校では、児童一人あたり約30グラムの小松菜を使用したメニュー3品を調理。小松菜とじゃこ、ベーコンを炒めてしっとりと仕上げた「小松菜とじゃこのふりかけ」や、タラのすり身に小松菜や玉ねぎ、豆腐などを練りこんだ「小松菜入りさつま揚げ」、小松菜を乗せて彩り鮮やかに仕上げた具だくさんの「あんかけ汁」が提供されました。

同校6年3組のクラスでは、給食委員の児童が、「小松菜は江戸川区で生まれた野菜です。わたしたちの町で育てられた小松菜を味わいながら、残さず食べましょう」などと紹介。児童たちは、黙食などの感染症対策を講じながら小松菜づくしの給食を楽しみました。

社会科見学で小松菜農家に訪れたことがあるという児童は、「農家の人や調理してくれる人に感謝して食べました。小松菜がたくさん入ったさつま揚げは、ふわふわシャキシャキで美味しかったです」と笑顔で話していました。

同校栄養教諭の渡邉章代(わたなべあきよ)さんは、「小松菜を使用したメニューであることがよりわかりやすく伝わるように、あえてご飯に混ぜ込むではなく、自分でご飯に乗せて食べるふりかけにしました。子どもたちには新鮮な小松菜を食べられることに感謝して、自分たちの住むまちで小松菜が作られていることを誇りに思ってほしい」と話しました。

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