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更新日:2021年10月27日

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2021年(令和3年)10月27日 交流都市の北海道木古内町から町内産米1,500キロが区立小中学校に寄贈

“子どもたちに味わってもらって、コロナ下での学校生活を応援したい”

江戸川区民まつりへの参加などを通じて区と交流を深めてきた、渡島半島の西南部に位置する北海道木古内町。新型コロナの影響からお米の需要が落ち込む中で、区内の子どもたちに味わってもらってその魅力に触れてもらうとともに、コロナ下での学校生活を応援したいと、同町内産米1,500キロを区に寄贈いただきました。そのうち、区立小岩第五中学校に本日(27日)、200キロ分が届けられ、同町とゆかりのある生徒たちは喜びの声をあげていました。

北海道木古内町と本区との交流は、双方の友好都市である山形県鶴岡市がきっかけとなって、2016年に江戸川区民まつりに参加いただいたことが始まり。ホタテバター焼などの特産品が直に味わえるとあって、約55万人が訪れる区内最大規模のイベントの中でも、多くの来場者の人気を博しているブースの一つです。

また、区内の子どもたちが木古内町を訪問して、様々な体験を通じて自然に触れ合う交流事業を同町と連携して実施。今回寄贈いただく区立小岩第五中学校の3年生の生徒は、2017年に当時下小岩第二小学校の児童として、当該事業に参画し、同町で宿泊体験学習を行いました。このことが縁となって、2018年9月6日に発生した「北海道胆振東部地震」では、同小学校の児童有志が被災した同町への義援金を募り、これに感銘を受けた当時の町長が感謝の意を伝えるために同校を訪れるなど、子どもたちにとって記憶に残るかけがえのない経験を得られました。

今回寄贈いただくのは、木古内町産『ほのか224』と『ふっくりんこ』の2種類の銘柄のお米合計1,500キロ。前者は、しっかりとした歯ごたえが特長で、同町内でのみ生産されています。また地酒『みそぎの舞』の原料としても使用されていることで有名です。後者は、ふっくらとして強い甘みが特長で、同町を含む北海道南部を中心に生産されており、冷めても変わらないおいしさから、おにぎりやお弁当などにも最適と紹介されています。今年の収穫では、生育は良好なものの、新型コロナウイルス感染症の影響で外食需要の落ち込みが生産者の悩みの種。区内の子どもたちに味わってもらってお米の魅力に触れてもらうとともに、コロナ下で様々な制約のある学校生活を元気づけられればとの思いから、同町が企画されました。

区は、寄贈いただいたお米1,500キロを、同町にゆかりがあるなどの7つの区立小中学校に分けて配付。本日(27日)、区立小岩第五中学校で200キロ分のお米を受け取ったのは、当時下小岩第二小学校の児童として同町で宿泊体験学習を行った6人の生徒。このうち生徒の一人は、「お米が届くと聞いたときには嬉しかったし、今でも交流は続いていると感じられた。コロナが落ち着いたら、またおいしいお米を食べに木古内町に行きたいです」と話しています。なお、同校では、11月11日(木曜日)からの給食で振舞われる予定で、生徒たちは今後、お礼の手紙をしたためていくそうです。

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