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更新日:2021年10月21日

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2021年(令和3年)10月21日 区郷土資料室企画展「建築彫刻に描かれた世界 収蔵する木彫部材から」開催中

“区内のお寺や神社など身近にある魅力に触れて歴史を感じてほしい”

身近な動物や植物、あるいは想像上の生き物に至るまで、神社の建物などに装飾された木彫りの彫刻。その題材となった世界観を探ることで、区内の文化遺産への理解を深めてもらおうと、江戸川区郷土資料室(松島1丁目)では企画展「建築彫刻に描かれた世界 収蔵する木彫部材から」を開催しています(12月12日まで。入場無料)。

江戸川区は、区内の文化遺産の保護と郷土文化の振興を目的に、歴史、芸術、学術などの観点から価値のあるものを文化財として登録・指定を行っており、その総数は246件に上ります。そのうち、建造物・史跡として、江戸時代の中頃以降に建てられた「昇覚寺鐘楼(東葛西7丁目)」、「平井天祖神社本殿(平井7丁目)」、「諏訪神社旧本殿(平井6丁目)」、「一之江名主屋敷(春江町2丁目)」などがあります。当時盛んだった彫り物大工による木彫りの建築彫刻の例を見ることができます。

同企画展では、社殿や寺院の柱・欄間などに木彫りで装飾を施す建築彫刻で描かれた世界観を、区内の文化財などの実例を題材にパネルや資料などを用いて紹介。室町時代以降、仏像彫刻に代わって発達してきた建築彫刻では、特にモチーフとして、空想上の生き物を含めた動物や植物が用いられてきました。パネルでは、「一之江名主屋敷」敷地内にある屋敷神社殿に描かれた狐の親子、獅子と牡丹、鶴と松の彫刻、「天祖神社本殿」の鳳凰(ほうおう)と、青龍(せいりゅう)、白虎(びゃっこ)、朱雀(すざく)及び玄武(げんぶ)に至る四神の彫刻、「昇覚寺鐘楼」の獏(ばく)と唐獅子の彫刻などを取り上げています。建物の性格にあわせて様々な意匠がこらされていますが、その多くは、めでたいことのきざしを意味する「吉祥(きっしょう)」を示すものとして、招福や災難除けの願いが込められています。また、江戸時代末期に広く行われた飾りの多い社殿建築の特徴がよく保存されている「諏訪神社旧本殿」は、布地にプリントして実物大に近い簡易なレプリカを制作。虹梁に描かれた荘厳な龍の彫刻や、脇障子には戯曲「鞍馬天狗」の一場面を表現した天狗と牛若丸の彫刻など、至る所に彩色された彫刻が施されており、迫力ある様子を体感できます。その他、天野岩戸神話と十二支が描かれた「屋敷神社殿彫刻扉」や江戸時代の絵手本にある「難波津の梅」の木彫り板など、区郷土資料室が所蔵している未公開資料を中心に展示を構成しています。

企画した樋口学芸員は、「区内にはお寺や神社に様々な意匠が込められた建築彫刻が残されている。今回の展示をきっかけに、まち歩きなどで身近にある魅力に触れて歴史を感じてほしい。今後も文化遺産への理解を深められるよう工夫したい」と話しています。

江戸川区郷土資料室企画展「建築彫刻に描かれた世界 収蔵する木彫部材から

日時

10月16日(土曜日)~12月12日(日曜日)9時00分~17時00分(注)休館日:祝日

会場

江戸川区郷土資料室(江戸川区松島1丁目38番1号グリーンパレス3階)

入場料

無料

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