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更新日:2021年9月17日

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2021年(令和3年)9月17日 「第1回江戸川区移動等円滑化促進方針協議会」開催

“高齢や障害のある方、外国人が安心して暮らせる街の実現に向けて”

共生社会の実現を目指す江戸川区で本日(17日)、高齢や障害のある方、外国人等が安心して円滑に移動等ができるように方針を定める「江戸川区移動等円滑化促進方針策定協議会(委員長:菅原麻衣子/東洋大学人間環境デザイン学科教授)」の初会合がオンラインで開かれ、学識経験者や障害者、パラアスリート、公共交通事業者など19名の委員が参加しました。

移動等円滑化促進方針とは、地域における面的かつ一体的なバリアフリー化を促進するために市町村が計画を作成する制度。高齢者、障害者等の日常生活及び社会生活における移動等の連続性を確保するため、バリアフリー法において作成が市町村の努力義務とされています。

区では今年度、同方針を策定するため、「江戸川区移動等円滑化促進方針策定協議会」を設置。学識経験者や障害を有するアスリート、外国出身者、商業団体などから、委員21名が区長から委嘱されました。方針の策定に向けた、調査・分析等の実施などに取り組み、その結果を区長に報告します。

区ではこれまでも、歩道と車道の段差を解消し、点字ブロックを設置する江戸川区発の「ゼロ段差ブロック」の施工(計画の約87%設置済)や、障害者団体などと協働で「江戸川区バリアフリーマップ」を作成するなどハードとソフトの両面から、障害者や高齢者など誰もが安心して快適に生活できる街づくりを進めてきました。

同方針では、駅周辺や高齢者、障害者が利用する施設が集積した地域を「移動等円滑化促進地区」として設定し、地区内の一体的なバリアフリー化を目指します。区は、これまでの取り組みと併せて、令和4年度末までに「(仮称)江戸川区ユニバーサルデザインマスタープラン」を策定する予定です。なお、今年度策定予定の「江戸川区共生社会ビジョン」とも整合性を図ります。

今日(17日)午後1時15分、江戸川区役所本庁舎(中央1丁目)と各委員をオンラインでつなぎ、初会合が開かれました。初めに、同協議会の委員長として、バリアフリーの研究に取り組む東洋大学人間環境デザイン学科菅原麻衣子教授が選出されました。開会にあたり、菅原委員長は「バリアフリーは、パラリンピック後のこれからがスタートであり、今後の取り組みが問われている。この協議会でいい方針をつくっていきたい」と話しました。なお、副委員長には、江戸川区商店街連合会松本勝義会長が委員長により指名されました。会議では、区のバリアフリーの取り組みが紹介された後、各委員がそれぞれの立場で意見を交わしました。

同協議会では10月から、より多様な意見を集めるため、高齢者や障害者のニーズ調査に加え、外国人を対象としたWeb調査を実施。調査結果から現状の課題を分析し、方針の策定に活用していきます。

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