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更新日:2021年7月21日

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2021年(令和3年)7月21日 自然動物園で「ワタボウシタマリン」の赤ちゃんすくすく成長中

”両親や兄妹の背中にしがみつく可愛らしい姿”

江戸川区自然動物園(北葛西3丁目)では、6月23日(水曜日)に誕生したワタボウシタマリンの赤ちゃん2頭がすくすくと成長しており、親にしがみつく愛くるしい姿で来場者の人気を集めています。

1983年に開園した自然動物園は、現在約60種・約650点の動物を飼育しています。入園料が無料で、人気のプレーリードッグやフンボルトペンギンなどを近くで観察できるとあって、平休日を問わず家族連れが来園。感染症対策を講じながら営業しています。

親の背に乗るタマリンの赤ちゃん

「ワタボウシタマリン」は、主にコロンビアなど中南米の熱帯雨林に生息するマーモセット科の小型のサルで、その名のとおり綿帽子のような白い毛が頭頂部に生えているのが特徴。国際自然保護連合(IUCN)が絶滅の危険性が非常に高いとする「絶滅危惧種CR」に指定されています。同園では1993年から飼育しており、3年連続で繁殖に成功し、現在は誕生した2頭を含め6頭(オス2頭、メス2頭、不明2頭)を展示しています。

今回生まれた赤ちゃんは、オスの「サント(13歳)」とメスの「コニ(7歳)」の間に生まれた子どもで、2頭とも尾長を除いて体長約5センチで誕生しました。現在、母親から母乳をもらってすくすくと成長中。親にしがみついて生活しているため、性別はまだ確認できていません。一昨年誕生した兄の「ユニート」や昨年誕生した姉の「アン」の背中に乗せてもらう様子も見られ、家族で協力して子育てをしていることがわかります。最近は、親の背から少し離れて辺りを見回す様子が見られるほか、トレードマークの「ワタボウシ」の毛も日に日に伸びています。生後2カ月半頃から離乳し、親の背中から降りて遊びまわるようになり、2年弱ほどで成獣になると言われています。

16日(金曜日)11時頃、赤ちゃんは木々を素早く渡り歩く親から振り落とされないよう背中にしがみつく姿や、背中に登ったり降りたりする好奇心旺盛な姿などが見られ、くりくりとしたまん丸な瞳で来場者を魅了していました。

ワタボウシタマリンを担当する飼育員・初山瞳(はつやまひとみ/36歳)さんは「親の背中にしがみつく姿はあと1か月ほどしか見ることができないので、赤ちゃんが小さいうちに見てほしい。お兄ちゃんやお姉ちゃんの背中に乗る様子も必見です」と話しています。

なお、同園の開園時間は午前10時から午後4時30分まで(土曜日・日曜日祝は午前9時30分から開園)。休園日は月曜日(祝日の場合は翌日休園)。入園は無料です。また、感染症対策のため、入園の際にマスクの着用と手指の消毒をお願いしているほか、園内混雑時には入場を制限する場合があります。

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