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更新日:2021年7月16日

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2021年(令和3年)7月16日 自然動物園で「ブラウンケナガクモザル」の赤ちゃんすくすく成長中

”母親にしがみつく愛くるしい姿が人気”

江戸川区自然動物園(北葛西3丁目)では、6月6日(日曜日)に誕生したブラウンケナガクモザルの赤ちゃんがすくすくと成長しており、母親にしがみつく愛くるしい姿で来場者の人気を集めています。

1983年に開園した自然動物園は、現在約60種・約650点の動物を飼育しています。入園料が無料で、人気のプレーリードッグやフンボルトペンギンなどを近くで観察できるとあって、平休日を問わず家族連れが来園。感染症対策を講じながら営業しています。

母親のお腹にしがみつく赤ちゃんザル「ブラウンケナガクモザル」は、主に南アメリカのコロンビアなどの熱帯雨林に生息し、他のクモザルと違い額に白い三角形の模様があるのが特徴。国際自然保護連合(IUCN)の絶滅の危険性が非常に高いとする「絶滅危惧種CR」に指定されています。同園では、今回誕生した1頭を含め17頭(オス7頭、メス9頭、不明1頭)のブラウンケナガクモザルを展示。国内で飼育しているのは同園と大宮公園小動物園、宇都宮動物園の3園のみです。

今回生まれた赤ちゃんは、尾長を除いて体長約20センチメートルで誕生。性別はまだ確認できていません。体毛は茶色の成獣とは異なり、全身白色が特徴です。現在、母親の「アラレ(14歳)」の母乳を飲んで、すくすくと成長しています。生まれて間もない頃は、日中ほとんど寝て過ごしていましたが、最近は目を開けて起きている時間が長くなっています。一般的には、生後半年頃から小松菜の葉や蒸したサツマイモなど柔らかいものを少しずつ食べ始めます。生後1年頃までは母親のお腹や背中にしがみついて生活し、その後は徐々に親から離れて独り立ちをするものの、成獣になるまでは5~6年程度かかると言われています。

今日(16日)赤ちゃんは、手足としっぽを上手に使って母親にしっかりとしがみつき、母乳を飲む様子や昼寝する姿などが見られました。ブラウンケナガクモザルを担当する飼育員・萬羽貴史(まんばたかし/31歳)さんは「コロナ禍で遠出するのは難しい日々が続きますが、赤ちゃんの白くて小さい可愛らしい姿を見て、リフレッシュしていただければ幸いです」と話しています。

赤ちゃんの姿は、自然動物園のインスタグラムでも配信しているほか、区のYouTube公式チャンネル「えどがわ区民ニュース」でも先月30日に撮影した動画を今月8日から公開しています。なお、同園の開園時間は午前10時から午後4時30分まで(土曜日・日曜日祝は午前9時30分から開園)。休園日は月曜日(祝日の場合は翌日休園)。入園は無料です。また、感染症対策のため、入園の際にマスクの着用と手指の消毒をお願いしているほか、園内混雑時には入場を制限する場合があります。

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