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更新日:2021年7月9日

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2021年(令和3年)7月9日 水害ハザードマップなどをわかりやすく紹介したマンガ「防サイのイロハ」の連載が始まる

“区職員が手掛けたオリジナルキャラクターが躍動”

台風シーズンの本格化を前に防災への関心を呼び起こそうと、区ホームページで本日(9日)から、水害ハザードマップなどをわかりやすく紹介したマンガ「防サイのイロハ」の連載を開始。区職員が手掛けたオリジナルキャラクターが躍動する内容で、月一回程度の更新を予定しています。

荒川、江戸川と東京湾に囲まれ、陸域の7割が海抜ゼロメートル地帯の本区は、洪水と高潮などを対象とした「江戸川区水害ハザードマップ」を策定し、2019年5月から区内全戸・約34万世帯に配付。ひとたび大規模水害が発生すれば、区内のほとんどの地域が浸水するため、自主的な早めの広域避難の必要性を呼びかけています。また同年10月に発生した台風第19号では、初めて避難勧告を発令して、都内では最多となる35,040人が避難所などへ避難しました。こうした経緯から防災に対する区民の関心が高まり、区は町会・自治会などへ説明会を実施するとともに、昨年度から同ハザードマップを活用した授業を区内全小学校で展開しています。

一方、新型コロナウイルス感染症の影響のため、大人数が集まって対面で行う説明会の開催は難しくなることに。2019年度に80回開催してのべ5,513人が参加した説明会は、2020年度には6回のべ219人に止まりました。こうした状況を受けて区は、台風シーズンの本格化を前に防災への関心を呼び起こそうと、視覚的にもインパクトのあるマンガの活用を考案。水害ハザードマップなどをわかりやすく紹介したものを、連載形式で公表することとしました。

制作にあたって、原案を担当する危機管理部防災危機管理課が、都市開発部施設課に勤務する区職員の室田さんに作画を依頼。室田さんは、子どもの頃にマンガ家になることを目指していて、今も休日には趣味で取り組んでいます。心がけたのは、子どもたちにも親しみをもってもらうこと。今作の主人公のふたり、防災について勉強中の7歳の女の子「イロハちゃん」と防災の知識が豊富なロボット「サイボくん」は、室田さんが手掛けたオリジナルキャラクターで、明るい色調と可愛らしくコミカルな外見が特徴です。機材が限られる職場で苦労したという室田さんは、「おどろおどろしいものではなく、楽しく学べる雰囲気になることを意識した。活字が苦手でも受け入れてもらえるよう、セリフやコマ割りなどマンガならではの工夫を施したので、多くの人に見てもらいたい」と話しています。

本日(9日)公表した第一話「江戸川区ってどんなところ?」では、水害をテーマにした連載の導入として、区内の地勢や過去の水害の様子を紹介。イロハちゃんがサイボくんと軽快なやり取りをしながら、まず自分が住んでいる地域を知ることが大切と気付かされる内容です。全6話で構成する水害ハザードマップ編は、その活用方法や広域避難の必要性などにも触れながら、12月まで月一回程度の掲載。その終了後、大地震をテーマにした連載を開始する予定です。

リンク先

防サイのイロハ 第一話「江戸川区ってどんなところ?」

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