更新日:2021年7月8日
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「東京都公衆浴場業生活衛生同業組合江戸川支部(支部長:中山光雄(なかやまみつお)/鶴の湯(北小岩7丁目))」は、子どもから高齢者まで幅広い層に銭湯に親しんでもらおうと、区内の専門学生が作詞・作曲した同支部のマスコットキャラクター「お湯の富士」のイメージソング「お湯の富士音頭」を制作。コロナが収束するまでは自宅で踊ってもらおうと、舞踊家が振り付けした動画をYouTubeで公開しています。
東京都公衆浴場業生活衛生同業組合江戸川支部は、区内の公衆浴場の利用促進や公衆衛生向上・増進活動等に取り組む業界団体。近年銭湯に馴染みのない子どもたちや子育て世代、外国人などにも広くPRしようと、マスコットキャラクター「お湯の富士」を活用した情報発信に力を入れています。
「お湯の富士音頭」は、これまで銭湯に馴染みのなかった人にも歌や踊りで銭湯の魅力を知ってもらおうと同支部が制作したもの。作詞・作曲は、区内にある学校法人滋慶学園「東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校(西葛西3丁目)」の生徒に依頼しました。楽曲は3曲の応募がありましたが、同支部内で選考した結果、どの曲も銭湯の魅力が十分に伝わるものであったため、すべての曲をCD化することに決定。演奏や歌い手も、同校の生徒が務めました。
当初は、夏の盆踊りでお披露目し、イベントなどで曲を活用してもらう予定でしたが、コロナ禍のため、区内保育園などにCDを配布するとともに、自宅などで踊ってもらえるようにYouTubeで公開することとしました。
「お湯の富士音頭」は、どこか懐かしさを感じる盆踊りソング。民謡舞踊連盟「和桜会」堀越和枝さんが振り付けをしました。両手で銭湯ペンキ絵にある「富士山」を表したり、背中をタオルで洗ったりする動作など、銭湯や入浴にまつわるものばかりで、歌って踊って楽しむことができる曲になっています。この他にも、保育園のお遊戯会などで使える子ども向けのアップテンポな楽曲「大好き♪お湯の富士」、イベントのBGMに活用できる楽曲「OYUNOFUJI~絆~」がCDに収録されています。
同支部江戸川浴場組合の鴫原和行(しぎはらかずゆき/64歳/第二寿湯(江戸川1丁目))組合長は、「専門学生の若い力を借りて、子どもからご年配の方までみんなが楽しめる曲ができました。「お湯の富士音頭」をきっかけにして、銭湯に興味を持つ人が増えたら嬉しいです」と話しています。
CDは、歌詞と振り付けの解説つきで1,000枚制作。区内保育園のほか、図書館などに配布します。また、YouTubeでは「鶴の湯(北小岩7丁目)」で撮影した振り付け動画を公開しています。
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