更新日:2021年7月2日
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江戸川区は1日(木曜日)、令和2年11月に保育ママの自宅で保育中の0歳児が、乳幼児突然死症候群(SIDS)により死亡した事案の事実関係の把握や検証を行う「保育施設等における重大事例等検証部会」を、江戸川区児童福祉審議会内に設置しました。
同事案は令和2年11月、区内の保育ママの自宅で保育中の0歳児が、午睡中に呼吸の確認が出来なくなり、緊急搬送された病院で死亡が確認された事案です。検死の結果、死因は乳幼児突然死症候群(SIDS)であることが判明しています。
同部会は、事案の事実関係の把握を行うとともに、当該児やその保護者の視点に立った分析、検証を行うことを目的に設置し、今後の保育ママ運営に生かすこととしています。
なお、検証にあたっては、保護者の心情に十分配慮しながら行うものであり、ご遺族及び関係者の人権尊重、個人情報の保護にご理解とご配慮をお願い致します。
「乳幼児突然死症候群(SIDS)」とは、健康状態及び既往歴から死亡が予測できず、死亡状況調査及び解剖検査によっても原因が特定されない、原則1歳未満の乳児に突然の死をもたらす症候群。主として睡眠中に発症し、日本での発症頻度は出生の6千人~7千人に1人と推定され、生後2か月~6カ月に多く発症することがあります。令和元年には78人の乳幼児が亡くなり乳児期の死亡原因の第4位です。(出典:厚生労働省 乳幼児突然死症候群SIDS診断のガイドライン第2版、11月は「乳児期突然死症候群SIDSの対策強化月間です」)
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