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更新日:2021年7月1日

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2021年(令和3年)7月1日 在宅要介護者などを対象にワクチン巡回接種開始

江戸川区は本日(1日)から、寝たきりなどで外出できず、新型コロナウイルスワクチンの接種ができていない高齢者などの自宅を区医師会の医師や看護師が訪問して接種する巡回接種を開始しました。

区は先月、外出が困難な状況で、接種会場や医療機関などでのワクチン接種ができていない高齢者や障害のある方の状況を、区内の介護事業所のケアマネージャーや計画相談支援事業所の計画相談員などを通じて調査。ワクチンの接種を希望しているにもかかわらず、接種していない人は区内に約120人いることが分かりました。区は希望者が確実に接種できるよう、介護事業所や訪問医などに協力を求めた結果、ヘルパーの同行支援や医師らによる訪問接種などの支援に結びつき、今回約30人が巡回接種の対象者となりました。

区は接種対象者の自宅を訪問するにあたり、接種を受ける人の障害の程度や通院状況、接種時に立ち会いが可能な人などを記載した巡回リストを作成。ワクチンを無駄にせず、効率よく訪問できるように、移動や経過観察の時間を考慮して巡回するルートを決めました。

今日(1日)、接種を担当した区医師会副会長で小川勝(おがわまさる)医師と看護師は、77歳から88歳までの高齢者4人の自宅を訪問。同日午前10時15分、対象者の自宅アパートに到着しました。小川医師は、予診票に基づいて、体調やアレルギーの有無などを聞き取った後、副反応などについて丁寧に説明。「痛みなどはないですか」などと聞きながら、男性の左上腕部にワクチンを接種しました。

男性は接種後、「先生が家に来てくれて、接種することができて、とりあえず一安心です」と話しました。

このほか、区では民生児童委員にも、地域で接種が困難になっている方がいる場合は、区に連絡するように依頼しました。また、路上生活者に対しても、区職員が巡回して案内。これまでに4人が接種を希望しており、接種券を臨時で発行しました。支援員が予約を代行し、接種会場まで同行することとしています。

区介護保険課安田健二課長は、「区医師会と協力し、ワクチンの接種を希望しているにもかかわらず、様々な事情によって接種が困難となっている方を誰一人取り残さないように、きめ細やかに対応していきます」と話しています。

巡回接種の様子

 

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