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更新日:2021年6月29日

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2021年(令和3年)6月29日 一人ひとりに寄り添った就労支援を展開「みんなの就労センター」が本格稼働

“7月1日オープンの区オフィスサポートセンターに人材を紹介”

障害者や高齢者、ひきこもりの状態にある方などを対象として、就労意欲がある人が自分らしく就労できるよう、一人ひとりに沿った就労環境を提供する一般社団法人「みんなの就労センター」(西小松川町34番)。6月1日(火曜日)に相談窓口を開設して以降、区役所内の業務を支援する「オフィスサポートセンター」に人材を紹介して、今回初めて5名の採用が決定しました。

江戸川区では1975年、全国に先駆けて、今の江戸川区シルバー人材センターの前身となる高齢者事業団が設立。現在、会員数は約3,700人。就労を通じた生きがいづくりの場として、概ね週20時間を越えない範囲で、会員に公園の清掃などの就労の機会を提供してきました。一方で、時代の変遷とともに、フルタイムの就労を希望する高齢者や意欲はあるものの今まで就労に結び付いていない障害者やひきこもりの状態にある方などを対象にして、多様な働き口を確保することが求められています。

「みんなの就労センター」は、昨年12月に一般社団法人として設立。ハローワークなど既存の枠組みでは就職先をなかなか見つけられない方に、一人ひとりに沿った就労環境の提供を目的としています。江戸川区から人的及び財政的支援を受けており、現在の職員体制は4名。業務の内容は、相談対応から職業紹介や派遣・請負の実施、就労先の開拓など多岐に渡ります。就労を希望する方は、まず同センターでの面接を経た上で会員として登録。面接では、その人の特性や希望などを丹念に聞き取ります。フルタイムの就業を希望する方には知識や経験を活かせる仕事を、働くことに慣れることを目標としている方には、短時間の勤務や負荷の低い業務を紹介するなど、その人にあった柔軟な働き方が実現できるよう支援します。特に同センターが強みとしているのは、江戸川区役所との連携。区役所内で発生した定型的な業務などを担うことにより、安定した雇用の確保が可能となります。なお、6月1日(火曜日)に窓口を開設して、これまで相談を受付けた方は約20名にのぼります。

今回、同センターの会員で初めて採用に至ったのは、10代から50代までの5名の障害者の方です。就労先は、区の組織の一つである「オフィスサポートセンター」。区役所内の業務を支援するとともに、障害者の働き場を創出することを目的として、7月1日(木曜日)に開設されます。採用された方は、それぞれ可能な範囲の勤務時間内で、書類の仕分けや封入封緘など区の業務の一部を担っていただきます。

「みんなの就労センター」の山下事務局長は、「個々に寄り添った対応で、働く意欲のある方を一人でも多く就労に結びつけていく。障害者雇用などを促進する企業の声を拾っていきたい。また、今まで就労の機会が見つからなかった方は、是非相談してほしい」と話しています。

一般社団法人「みんなの就労センター」

住所

江戸川区西小松川町34番1号(中央くすのきカルチャーセンター1階)

営業時間

8時30分から17時まで(月曜日から金曜日(注)祝日を除く)

電話番号

03-5879-6452

内容

多様な働き口を確保して、一人ひとりに沿った就労環境を提供

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