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更新日:2021年6月22日

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2021年(令和3年)6月22日 共生社会の実現に向け「ともに生きるまちを目指す条例」制定へ

「江戸川区議会第2回定例会」は本日(22日)の本会議で、「ともに生きるまちを目指す条例」を可決し、閉会しました。同条例は、区と区民、事業者が目指すまちの姿とそれぞれの役割を明らかにし、誰もが安心して暮らせる共生社会を実現することを目的としており、今年7月1日に施行されます。

「ともに生きるまちを目指す条例」の一部 令和3年7月1日施行

ともに生きる。私たちは、一人ひとりを尊重し、誰もが安心して暮らせるまちを目指します。

人とともに生きる。

このまちには、0歳から100歳以上の人まで様々な年齢の人たちが暮らしています。その中には、障害のある人や外国籍の人などもいます。一人ひとりの「ちがい」が尊重されることが、まちづくりの源なのだと、私たちは考えます。

社会とともに生きる。

このまちでは、一人ひとりの立場や置かれている状況がちがう人々が集い、学び、働き、遊び、活動しています。ともに力を合わせることが大切なのだと、私たちは考えます。

経済とともに生きる。

このまちで活動する事業者は、大切な区民の一人です。地域に力を与えてくれる存在なのだと、私たちは考えます。

環境とともに生きる。

海抜ゼロメートル地帯であるがゆえの災害の危険性を受け入れ、大規模な水害や巨大地震などが起きても誰一人取り残さないことが大切なのだと、私たちは考えます。

未来とともに生きる。

世界中の人々が、より良い未来を創るために活動を始めています。それらを学びながら先頭に立って走り続けたいと、私たちは考えます。

今日生まれた子どもたちが2100年になって生活しているこのまちを、夢と希望に満ちあふれたものにしたい。私たちはその実現に向けて全力を尽くすことをここに誓い、2021年、この条例を制定します。

区は昨年10月、共生社会の実現に向け、様々な分野の有識者が専門的見地から助言等を行う会議体「えどがわ未来カンファレンス」を設置。委員から、条例は誰にでも分かりやすく、その理念を伝えられる言葉で表現することなどといった意見が寄せられ、条文に反映されました。障害者や外国人、環境など「共生」の対象となり得る全てを網羅した条例は全国でも珍しく、先駆的なものです。区では今後、絵本や物語などを作成して、共生社会を広く区民や事業者に浸透させていきます。なお、現在開催している「みんなのえどがわ大会議」の意見などを踏まえ、令和4年4月には2100年の未来を見据えた長期ビジョン「(仮称)江戸川区共生社会ビジョン」を策定予定です。

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