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更新日:2021年4月27日

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2021年(令和3年)4月27日 JR小岩駅が『こいわかるた』を制作

“再開発が進む小岩の変わらない魅力を再発見してほしい”

再開発が進む小岩の変わらない魅力を再発見してほしいと、JR小岩駅がひらがな四十四音で駅周辺の見どころを表現した『こいわかるた』を制作。近隣の小学校や幼稚園に配付して、楽しみながら地域を知ってもらう機会につなげていきます。

JR小岩駅は1899年に開業。昭和初期から活気ある商店街と閑静な住宅街が共存するコミュニティ豊かなまちとして、120年の歴史を刻んできました。特に駅南口には3つの放射線状に個性豊かな店舗が連なり、下町ならではの人情を感じられます。一方、時代の変遷とともに商業地としての優位性は薄れつつあり、道幅の狭い道路や老朽化した木造住宅が密集するなど、災害に対する脆弱性も課題となっています。このため、駅周辺では現在「100年栄えるまちづくり」を目指して、各種の再開発事業等を推進。本年1月には南口の駅前に大型商業施設がオープンするなど、昭和レトロなノスタルジックな面影を残しつつ、日ごとに新しい街並みへ変貌を遂げています。

周辺で再開発が進むJR小岩駅では、社員が小岩のまちの多様な魅力を多くの人に知ってもらいたいと、楽しみながら覚えやすく馴染みがあるものとしてかるたで表現することを考案。昨年8月頃から制作に着手し、候補は当初100首ほどにのぼり、季節感や周遊性などを踏まえた上で44首に厳選しました。区などから提供を受けて、昨年12月には全ての首に写真とイラストを添えて『こいわかるた』と名付けたポスターを制作して、駅構内の券売機付近などに掲出しています。さらに12月31日から1月15日にかけて行われた新春の階段アートでは「こ」・「い」・「わ」の三首を描いたところ、駅を利用する方からの反響は大きく、地元の商店会からも子どもたちに遊ばせたいとの声が寄せられました。

今回制作した『こいわかるた』は、小岩の見どころを紹介した読み札と絵札がそれぞれ44枚。子どもたちが遊びながら地元の魅力を知ってもらえるようにとの思いから形になりました。「あ」から始まる一首では、絵札に小岩神社の写真を採用。対となる読み札にはその特徴を「赤鳥居 小岩の街の 守り神」と表現しています。さらに小岩出身の第44代横綱の栃錦、つつじや花菖蒲などの季節の花、昭和の面影が漂う地蔵通りや再開発が進む駅南口の様子など、古き良き下町と新たなまち並みの風景が共存する小岩らしさが盛り沢山になった内容です。またJR小岩駅のマスコットキャラクター「コイワラビー」の多彩な表情が楽しめる点も『こいわかるた』の魅力の一端です。

JR小岩駅の江口駅長は、今回の機会を通じて社員も学ぶ機会が多かったと振り返ったうえで、「新型コロナの影響で暗く沈みがちな雰囲気の中、少しでも前向きな気持ちになってもらいたいとの思いもあった。まち歩きでの活用などで、小岩のまちを知るきっかけとしてほしい」と話しています。なお、発行部数が限られているものの、地域の各種団体で興味のある方はJR小岩駅の社員までご相談くださいとのことです。

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