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更新日:2021年4月26日

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2021年(令和3年)4月20日 「フンボルトペンギンの赤ちゃん」すくすく成長中

”ふわふわの毛に覆われた愛らしい姿”

江戸川区自然動物園(北葛西3丁目)別ウィンドウで開きますでは、3月下旬にフンボルトペンギンのヒナ2羽が孵化。ヒナは、すくすくと成長しており、ふわふわの毛に覆われた愛らしい姿を見せています。

1983年に開園した自然動物園は、現在約60種・約650点の動物を飼育しています。同園は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、昨年12月26日から臨時休園していましたが、緊急事態宣言の解除に伴い、3月23日から3か月ぶりに営業を再開しました。入園料が無料で、人気のプレーリードッグやレッサーパンダなどを近くで観察できるとあって、平休日を問わず家族連れが来園。感染症対策を講じながら営業しています。

人工飼育されているフンボルトペンギンの赤ちゃん「フンボルトペンギン」は、主に南アメリカのチリからペルー沿岸部に生息。胸のあたりに黒く太いラインが1本あり、クチバシ周りにピンク色の皮膚がむき出しになっているのが特徴です。日本の気候でも飼育しやすいため、国内の動物園や水族館では一番多く飼育されているペンギンです。

同園では現在、成鳥と併せて合計13羽が生息しています。今回、生まれた赤ちゃんは、12歳の父親(はんぺん)と23歳の母親との間で繁殖に成功した子ども。2月のはじめ頃に2個産卵し、両親が交互にあたためていました。3月23日(火曜日)、タマゴから1羽のヒナ(推定100グラム)がかえったのを飼育担当者がぴぃぴぃという鳴き声で確認。27日(土曜日)にも、もう1羽(推定40グラム)が孵化しました。

両親は、生まれたばかりの赤ちゃんに口移しで餌のアジを与えるなど愛情を注ぎました。しかし、後から生まれた小さなヒナに餌が行き届いていないことを飼育員が確認。4月1日に1羽を人工飼育に切り替えました。現在、人工飼育している赤ちゃんの体重は1571グラム。両親に育てられている赤ちゃんは、844グラム(16日)になりました。キビナゴやアジを食べさせてもらい、順調に成長しています。

2羽の一般公開は6月中旬頃。全身にまとっている灰色のふわふわの毛が抜けて、成鳥と同じくらいの大きさになり、他のペンギンと一緒にプールで泳ぐ姿が見られる予定です。

飼育を担当する河村早苗(かわむらさなえ)さんは「みなさんの前にお披露目できる日はもう少し後になりますが、今日からインスタグラムなどのSNSを通してペンギンの赤ちゃんのかわいい姿を発信していく予定です。楽しみにしていてください」と話していました。

なお、同園の開園時間は午前10時から午後4時30分まで(土曜日・日曜日祝は午前9時30分から開園)。休園日は月曜日(祝日の場合は翌日休園)。入園は無料です。また、感染症対策のため、入園の際にマスクの着用と手指の消毒をお願いしているほか、園内混雑時には入場を制限する場合があります。

リンク先

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