更新日:2020年10月30日
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かつて「塩の道」として栄え、江戸情緒あふれる川べりを現在に再現した新川。新型コロナウイルス感染症の対応にあたる医療従事者に感謝を込めて、「新川さくら館」(船堀7丁目)では11月1日(日曜日)から周辺の川べりをブルーでライトアップします。
平成25年7月に開設した「新川さくら館」は、江戸市中に様々な物資を運ぶ水路として「塩の道」と呼ばれた新川の歴史を後世に伝えることを目的とした施設。春には全長約3キロメートルの新川両岸に桜が咲き誇る中で、地元団体が同館を拠点としておまつりを主催するなど、地域にも親しまれています。また毎年8月には本区の特産品である金魚を模したちょうちんで彩った「新川金魚ちょうちんまつり」を開催。金魚ちょうちんで装飾された手漕ぎ和船を就航したり、近隣の小学生などが色づけした370個の金魚ちょうちんをライトアップしたりして、新川を訪れる多くの人の目を楽しませています。
一方、新型コロナウイルス感染症の影響により今年は「新川金魚ちょうちんまつり」が中止に。和船の運航も本年2月から当面見合わせることになりました。コロナ禍の今、同館ではイベントの開催が思うように進まない中にあって、地域のシンボルとして発信できることはないかを検討していました。その結果、新型コロナと奮闘している方々を勇気づけるためのライトアップを企画。LED電球7,400個が演出する“ブルー”は、特に医療従事者に感謝の気持ちを示すシンボルカラーでもあり、新川の川面にやわらかな光を映し出し、見る者の心にひと時の安らぎを与えてくれます。
新川さくら館の辰野泰(たつのたい)館長は、「地域の一員として何かできないかと思い企画しました。桜橋から臨むライトアップされた夜景は、荒川の向こうに映るスカイツリーと相まって幻想的です。最前線で働く医療従事者の方々に感謝の気持ちを表するとともに、一刻も早い終息を願っています」と話しています。
なお、画像は令和2年10月22日17時30分からのデモの様子。
※取材を希望される報道機関の皆様は、報道係までご連絡をお願い致します。
令和2年11月1日(日曜日)から12月27日(日曜日) 17時30分から20時30分まで
新川さくら館(船堀7丁目15番12号)前の桜橋から船着き場周辺
新型コロナウイルス感染症の対応にあたる医療従事者に感謝の意を表するシンボルカラーの“ブルー”でライトアップ
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