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更新日:2020年10月13日

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2020年(令和2年)10月13日 区内在住の能楽師・松山隆之さんによる出前授業

“東京2020大会を控え、日本の伝統芸能に触れてもらいたい”

開催まで1年をきった東京2020大会を控え、世界中に日本の文化が取り上げられる中、伝統芸能の一つである「能楽」に触れてもらおうと、区立下小岩第二小学校(南小岩5丁目/校長:篠原一/全校児童数:188人)では12日(月曜日)、区内在住の能楽師・松山隆之(まつやまたかゆき/公益財団法人 梅若会 評議員・緑翔会 主宰)さんによる出前授業が行われました。

「能楽」とは、「能」と「狂言」からなる古典芸能。「能」は能面を着けた主役らが、音楽や謡に合わせて演舞する日本独特の演劇です。また「狂言」は庶民の生活にみられるさまざまな笑いを描く会話劇です。600年以上の歴史を持つ「能楽」は、日本の重要無形文化財やユネスコ世界無形遺産に登録されています。

今回の講師を務める松山隆之さんは、本区在住の能楽師。初舞台を2歳で踏んでおり、人間国宝である四世梅若実玄祥(よんせいうめわかみのるげんしょう/梅若六郎家56世当主)氏に師事しています。国立能楽堂やアメリカ、ロシアなど国内外で能を披露する傍ら、区内小・中学校の出前授業にも積極的に取り組んでおり、平成29年度から昨年度までで24校で実施しました。また、昨年12月には総合文化センター(中央4丁目)で「はじめての能楽ワークショップ」講師を担当。子どもから大人まで幅広い世代にむけて能楽の普及に尽力されています。

同校の扇元結加(おうぎもとゆか)副校長によると、昨年の出前授業で披露された松山さんによる謡や舞が児童にとても好評だったとのこと。東京2020大会を控え、世界中に日本の文化が取り上げられる中、その伝統芸能の一つである能楽、特に舞台を盛り上げるお囃子を体感させたいと松山さんに打診。快諾をいただいたところ、新型コロナウイルス感染症の影響により3密防止で一度は未定に。それでも「能楽」を学ぶ機会を失わせるわけにはいないという松山さんの熱意もあって、マウスシールドやマスクの着用、ソーシャルディスタンスの確保、検温の徹底など、感染対策を万全にした上で、今回、出前授業の開催に至りました。

12日(月曜日)10時30分、区立下小岩第二小学校の体育館では、約50名の5・6年生の児童を対象に、能楽師・松山隆之さんによる出前授業が開催。2部構成のうち、前半では太鼓(たいこ)、大鼓(おおつづみ)、小鼓(こつづみ)、笛の演者や扇を持つ謡い手が並ぶ能楽五人囃子が実演されました。太鼓や笛の音と掛け声、華麗な舞の迫力に圧倒された児童は、マスクで顔を覆いながらも驚きで目を見張っていました。後半は6年生を残して、松山さんが能楽の歴史を講義。能の演目の一つ「羽衣」の解説では、みんなで空を見上げる所作を体験しました。

出前授業を受けた小学6年生の女児は、「演奏や舞に迫力があってとても楽しかった。外国の方にもしっかり伝えられるよう勉強していきたい」と話しました。松山さんは、「能に対する理解を深めるためには実際に体感できる機会を創出することが重要です。能を始めとした日本の伝統芸能を知ることによって、海外の方との相互理解に役立ててもらいたい」と話しています。

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