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更新日:2019年2月12日

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平成31年2月1日 区立小学校で児童らが海苔すきを体験

“ふるさと学習で地域の歴史を学ぶ”

写真:海苔すき体験す子どもの様子かつて、葛西の名産品であった「葛西海苔」。今日(1日)、区立東葛西小学校(吉丸清昭校長/東葛西8丁目)では、元漁師らで作る地域ボランティア団体「葛西さざなみ会」のメンバー13名の協力のもと、3年生の児童94名が「海苔すき体験」を行いました。

かつては、伊勢湾や有明海と並ぶ全国有数の干潟が広がる漁場として海苔や貝類の養殖が盛んに行われていた葛西浦。半農半漁の村だった葛西のまちでは、昭和30年代半ばまで、田園の中で海苔を干す住民の姿があちこちで見られましたが、港湾施設の拡張整備による埋め立て工事や都市化の進展による水質悪化などで内湾漁業は減産しました。葛西浦漁業協同組合は昭和37年に漁業権を放棄し葛西漁港は昭和39年に廃港。長い歴史に幕を下ろしました。

「海苔すき体験」は、かつて葛西で行われた伝統的な海苔づくりを子どもたちに当時のやり方で体験してもらい、ふるさとへの愛着を高めてもらおうと、地域ボランティア団体「葛西さざなみ会(代表:篠原昌芳/しのはらまさよし/76歳/会員数20名)」が中心となって行っている活動。今年は東葛西小学校を含め、葛西地区の小学校7校で総合的な学習の時間を活用して、海苔すき体験を実施しています。同会は、海苔すき体験の他にも、稲作指導や見守り活動など様々な形で地域貢献に取り組んでおり、その活動が高く評価され、平成22年度には「地域づくり総務大臣表彰」を受賞しています。

今日(1日)午前10時、同校の校庭に集まった児童たちは、篠原さんから海苔づくりの工程やポイントについて説明を受けた後、早速海苔すきにチャレンジ。初めに「飛行機包丁」と呼ばれる二枚刃の包丁で細かく刻んだ海苔をバケツに入れ、水でふやかします。それをマスですくって簾の上に置かれた約縦21センチ×横19センチの木枠に一気に注ぎ込みます。軽く木枠を叩いて水気を落としながら厚みを整え、簾ごと天日干しすれば海苔の完成です。厚みを均一にするポイントは、海苔が漏れ出ないよう片方の手で木枠を押さえ、もう片方の手で一気に海苔を流し込むこと。児童らは同会員のサポートを受けながら一人ずつ体験しました。中には、海苔が木枠から漏れたり、厚みにムラができて苦戦する児童の姿もありましたが、会場は終始にぎやかな笑い声に包まれていました。

写真:「葛西さざなみ会」のメンバーと海苔すき体験する子ども体験後は「海苔すきの「すき」の由来は何ですか?」「昔はどれくらい海苔をつくったんですか?」など児童たちから質問が寄せられ、篠原会長が一つ一つ丁寧に答えました。海苔すき体験をした3年生男児は「自分だけの海苔ができて嬉しかった」と満面の笑みを浮かべ、「海苔巻にして家族と一緒に食べたい」と話していました。

体験で作った海苔は、校内で3~4時間ほど干して出来上がり。児童は土産として持ち帰りました。

 

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