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更新日:2023年2月15日

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特集 SDGsは当たり前!? 地球にも人にも“優しい”アイデア!

CCBY 但し、画像データは除きます

 

 

すっかり私たちの生活に根付いているリデュースやリサイクルといったエコロジーな取り組みは、SDGsの達成に向けて大事な役割を担っています。昨年SDGsをテーマとした課題に挑んだ江戸川女子高等学校の生徒の皆さんが生み出したのは、そうした地球に優しいエコはもちろん、人にも優しい“お弁当”のアイデアです。生徒の皆さんの柔軟な発想をご紹介します。

左から大塚彩愛さん、内藤里乃さん、戸島叶深さん、市川結菜さん

昨年、江戸川女子高等学校の生徒たちが参加したのは、複数の民間企業の協力を得て行われている企業インターンワーク。内藤里乃(ないとうりの)さんをリーダーとするチーム「TINO‒N」は、コンビニエンスストアを運営する企業による“自分たちのマチの小学生を笑顔にするためのSDGsの取り組み”を企画・提案するという課題にチャレンジしました。

会員制のお弁当提供サービス

「子どものことを考えた健康第一のお弁当を提供する仕組みを作ろうよ!」――課題を与えられてすぐ、メンバーが共有したのはそんなアイデアでした。
「毎朝母が栄養バランスの取れたお弁当を作ってくれるんですが、時間がない中で本当に大変そうで…」と発案のきっかけを振り返るのはメンバーの戸島叶深(としまかなみ)さんです。
日常の一場面から生まれた、家庭の“食”を応援するという着眼点。チームではそこから議論を深め、アレルギーを持つ子どもに配慮した、“コンビニエンスストアでの会員制お弁当提供サービス”という提案をまとめました。

“環境に優しい”は当たり前

「会員制にすれば事前にお弁当の数が把握できるので、食品ロスの削減にもつながると思って」と話すのは内藤さん。食品廃棄に対する問題意識に加え、専用の弁当箱を繰り返し使うというプラスチックごみの削減にもつながる内容は、インターン先企業に高く評価されました。
このお弁当提供のアイデアを形にするにはまず“今”何ができるだろうか――企業側の担当者と生徒4人で打ち合わせを行い、対象の揚げ物をマイ容器で持ち帰れる企画が実現することになりました。
環境にも配慮したこのすてきな発想は、どのように生まれたのでしょうか。メンバーの市川結菜(いちかわゆいな)さんは言います。「私たちにとってエコバッグを使うことは当たり前なんです。だからお弁当箱の再利用という案も、その延長で自然に出てきたものでした」

夢が膨らんで

「マイ容器」に込められたプラスチックや食品ロスを減らすというエコロジーの感覚、それから「アレルギー対応のお弁当」という部分に見られる、家庭の事情や人々の健康への気配り―どちらもSDGsのゴールと密接に結びつく視点ですが、市川さんらが感じているように、それらが“自然なこと”と受け止められている時代が来ているのかもしれません。
「ヨーロッパでは生活用品の量り売りが増えています。商品開発の仕事に就いて、日本でも実現させてみたいです」と夢を語るのは大塚彩愛(おおつかあやめ)さん。
この4人のようにSDGsが“当たり前”な若者たちの姿、とても頼もしいですね。


ご紹介した生徒4人とローソンによる「マイ容器ご持参企画(揚げ物)」は、区内のローソン3店舗で実施中です。詳しくは、江戸川女子高等学校のホームページをご覧ください。

  • 江戸川女子中学校・高等学校

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Act! さあ行動しよう春休み! リサイクル施設等 親子バス見学会

ごみや資源がどのように処分・リサイクルされているか知っていますか。東京港内の埋め立て処分場を見学する親子バスツアーです。

日時:3月28日(火曜日)午前8時~午後5時
集合場所:葛西区民館・小岩アーバンプラザ
対象:区内在住・在学の小学3年生~中学生とその保護者
定員:9組(申込順)
申し込み:2月20日(月曜日)午前9時から区ホームページ

(注)日時・内容は変更となる場合があります。詳しくは区ホームページをご覧ください。

問い合わせ

資源循環推進係 電話:03-5662-1689

区民ニュース別ウィンドウで開きますで関連動画を放映中

 

 

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