更新日:2022年4月1日
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特集 みんなで減らそう!CO2
皆さんのご意見をお聞かせください!
(注)CO2は二酸化炭素です。
区では気候変動の影響に対して、「いまの生命」と「地球のみらい」を守るために、私たちが取り組まなければならないことを「気候変動適応計画(素案)」としてまとめています。
「地球温暖化」と「気候変動」の仕組み
1
石油や石炭などを燃やすと大気中の温室効果ガスが増える
2
温室効果ガスが地表の熱を閉じ込めて、地球温暖化が進む
3
海水の温度が上昇し、水蒸気が増えることにより、台風や大雨などの異常気象が起きやすくなる
気温が上昇し、熱中症リスクが高まる
私たちのまちでも地球温暖化が進んでいます
区の年間平均気温の推移
区の年間平均気温の推移グラフのように、区の年間平均気温は約40年間で約1.6度上昇しており、温暖化が進んでいることが分かります。
気候変動適応計画(素案)
気候変動への対策には、根本原因となる温室効果ガスを減らす「緩和」と、気候変動により起こりうる災害などの影響から命を守る「適応」があります。この2つの対策の内容を紹介します。
適応 「いまの生命」を守る
既に起こりつつある、異常気象など気候変動の影響に備えること。
緩和 「地球のみらい」を守る
気候変動の原因とされる温室効果ガスの排出を抑えること。
地球温暖化対策をさらに進めるために温室効果ガス排出量の削減目標を改定します
江戸川区の温室効果ガス排出量
(注)温室効果ガスとは、二酸化炭素(CO2)やメタンなどの総称です。
江戸川区にとって、「気候変動」への対応は水害に対する備えになります
区は、三方を河川と海に囲まれており、陸域の7割が川や海より低い海抜ゼロメートル地帯です。洗面器の底のように水が残る地形となっているため、水害の被害を受けやすく、日頃から「自分ごと」として水害に備える必要があります。
河川が氾濫した場合の区役所前のイメージ
温室効果ガス削減の取り組み「エコタウンえどがわ推進計画」の実践
区では「日本一のエコタウン」を目指して、2008年に第1次エコタウンえどがわ推進計画を策定し、地球温暖化対策として二酸化炭素の排出削減に取り組んできました。2017年度までに二酸化炭素の削減目標△14パーセントを超える△22.4パーセントを達成しました。
なお、現在取り組んでいる第2次エコタウンえどがわ推進計画(2018年~2030年)は、気候変動適応計画に含めて地球温暖化対策をさらに進めていきます。
(注)△はマイナスを表しています。
目指せ カーボン・マイナス
区内から排出される温室効果ガスの93パーセントが二酸化炭素であるため、区では二酸化炭素の排出量実質マイナスを目指します。
区民の皆さんに取り組んでいただきたいこと
2030年度までの目標
カーボン・マイナスに向けた取り組み例
お風呂は間隔を空けずに続けて入る⇒227.1グラムの削減
小まめにシャワーを止める⇒84.1グラムの削減
冷蔵庫は季節に合わせて設定温度を調節する⇒82.7グラムの削減
使わないときは、電気便座のふたを閉める⇒46.8グラムの削減
テレビをつけている時間を1日1時間減らす⇒22.5グラムの削減
江戸川区の二酸化炭素排出量
(注)1 業務:事務所や飲食店、ホテル、病院など
(注)2 運輸:乗用車、貨物車、乗合車など全ての車
計画では、家庭の取り組み以外にも「事業者の皆さんの取り組み」「区民・事業者の皆さん共通の取り組み」を紹介しています。ぜひ本編をご覧ください。
応募方法
インターネット
応募フォームにアクセスし、ご意見を入力してください。
応募締め切り
2022(令和4)年5月9日(月曜日)必着
応募に当たっての注意事項
- 応募いただいた書類や電子データなどは、返却しません。
- 応募いただいた意見は今後、区の発行物やホームページなどで公開する場合があります。
- 応募いただく際に、個人情報を記載いただく必要はありません。
本特集に関する問い合わせ
気候変動適応課 電話:03-5662-6745