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更新日:2019年11月10日

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巨大台風はまたすぐやってくる可能性があります! 台風19号から見えること

CCBY 但し、画像データは除きます

 

 

10月12日に上陸した台風19号は、各地に甚大な被害をもたらしました。今号では、この台風19号に対する区の対応について説明します。
問い合わせ
防災危機管理課計画係 電話:03-5662-1992

台風19号の対応経過

10月8日(火曜日)

気象庁から「台風の進路が関東に接近する予想にまとまりつつある」との情報提供を受ける。
区は各部署で情報を共有して対応する「情報連絡態勢」を設置。

10月10日(木曜日)

気象庁は「現在、台風は中心気圧915ヘクトパスカルで大型。今後、950ヘクトパスカル程度の非常に強い勢力を保ったまま(西日本から東日本に)接近する恐れ」と発表。
江東5区(墨田区、江東区、足立区、葛飾区、江戸川区)で情報を共有。広域避難の発令基準である930ヘクトパスカルより台風の中心気圧が高いため、高潮による氾濫の可能性は低いと判断。 ※台風は中心気圧が低いほど勢力が強い。

10月11日(金曜日)

気象庁から「荒川流域の3日間総雨量が400ミリメートルを超える可能性あり」との情報提供を受ける(上陸時の台風の中心気圧は950ヘクトパスカル予想のまま)。
江東5区で検討する態勢を確認。江戸川区は8時30分と16時の2回、災害対策会議を実施。

10月12日(土曜日)

7時15分、気象庁から「荒川流域の3日間総雨量が500ミリメートルを超える可能性もある」との情報提供を受ける。
8時、「災害対策本部」を設置。区内では、雨が13時頃から、風は18時頃からさらに強くなるとの予報であったため、9時45分の段階で避難勧告を発令(新中川以西)し、避難所を開設。

105カ所の避難所を開設し、約3万5千人が避難しました。

葛西小学校・中学校の様子

なぜ豪雨になると江戸川区に洪水の恐れが?

地図

群馬県や栃木県に降った雨のほとんどが利根川に流れ、そのうち3分の1程度が江戸川に流れます。
埼玉県に降った雨の半分以上が荒川を通じて「江戸川区」に集まります。
千葉県の江戸川付近に降った雨だけでなく、利根川から流れてくる水も江戸川を通じて「江戸川区」に集まります。

このように、区内に降る雨だけでなく、関東地方に降った雨の大半が「江戸川区」に集まるため、洪水の危険性が高くなるのです

今回、なぜ新中川以西だけに避難勧告が?

【図1】荒川流域の3日間総雨量が516ミリメートルの場合の荒川洪水浸水想定区域図

今回の勧告で用いた想定

今回、気象庁から「3日間の総雨量が500ミリメートルを超える可能性もある」との情報があったため、こちらの想定図に基づき判断しました。これによると、荒川の洪水で新中川より西側(清新町・臨海町は除く)が浸水する恐れがあり垂直避難が必要なため、その地域に避難勧告を発令しました。

図1

今回は図1に従い新中川以西に避難勧告を発令しましたが、江戸川が洪水になった場合は新中川より東の地域で浸水の恐れがあるなど、雨の量や降る場所により浸水する範囲が異なるため、どの地域にお住まいの方も注意が必要です。
なお、気象庁によると、13日18時時点での荒川流域の3日間総雨量は423ミリメートルとのことでした。

【図2】荒川流域の3日間総雨量が632ミリメートルの場合の荒川洪水浸水想定区域図(想定最大規模)

想定し得る最大規模の降雨の場合の想定図です。この量の雨が降ると区内のほぼ全域が浸水する恐れがあるため、区内全域に避難勧告を発令する必要があります。

図2

今回の豪雨により増水した荒川の様子

熊谷水位観測所[上図(A)]平常時 増水時 提供:国土交通省関東地方整備局荒川上流河川事務所

岩淵水門(北区)付近[上図(B)]平常時 台風19号通過後 提供:国土交通省関東地方整備局荒川下流河川事務所

今後に向けて

今回、荒川下流部や江戸川は氾濫しませんでしたが、気象条件が違えば区内でも大規模な被害があったかもしれません。区では、今回の課題を整理し、今後の対策に役立てていきます。区民の皆さんも、いま一度「江戸川区水害ハザードマップ」を読んで区内で水害が起こったら“どうなるか”、命を守るために“どうしたらいいか”を確認しておいてください。

江戸川区水害ハザードマップ(日本語・英語・中国語・韓国語版)」は、区役所、各事務所で配布しています。

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