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更新日:2019年7月10日

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区民の皆さんからのご意見です。江戸川区ハザードマップ[水害 洪水・高潮]

区民の皆さんからのご意見です。

区民の皆さんからのご意見です。

1.避難先

  • 広域避難の必要性は認識したが、避難可能で安全な地域は早めに示してほしい。
  • 自助が大切なのは理解しているが、広域避難で障害者を受け入れてくれる特別支援学校が欲しい。
  • 親戚が区内の近くにしかいない。結局とどまることを選んでしまうと思う。
  • 区民は東京都民でもあるので、避難の受け入れ先は東京都として対応してほしい。
  • 安全な逃げ場が分からないので、他自治体と協定を結んでほしい。

2.避難方法

  • 高層階に住んでいるので、広域避難はしないと思う。
  • 高齢者だけの世帯なので、遠くまで逃げるのは難しい。
  • 区外に逃げろだけでは区としての責任が果たせていないと思う。個人では限界がある。
  • このハザードマップを原点として、避難の効率・効果的な方法を詰めてほしい。
  • 高速道路を使った徒歩避難や一方通行を検討してほしい。
  • 学校や会社が休みにならないと避難できない。

3.ハード・情報

  • 防災無線がこだまして何を言っているのか分からない。
  • 本当に発災3日前から正確な情報は出せるのか。
  • ハザードマップを作れば良しではない。スーパー堤防と併せた減災を。
  • 長期間浸水しないように、排水施設を強化すべき。
  • 町会・自治会などの小さな単位でも説明会を開催してほしい。
  • 千葉方面に渡れる橋を造ってほしい。

4.自覚・備え

  • 広域避難は現実的ではないと思う。
  • 最大限誠実に開示しにくい情報を出していると感じた。
  • 不安だけあおっているようにしか思えない。
  • 自分自身がゼロメートル地帯に住んでいることを自覚した。
  • 「ここにいてはダメです」の表現にインパクトがあり過ぎるので戸惑っており、引っ越しも考える。
  • 極端な気象災害が多く、過去にない災害規模に備える必要性があると思った。
  • 自分の命は自分で守るしかないと思った。
  • 広域避難中の治安対策を万全にしてほしい。
  • 広域避難を実行するのは大変だが、心構えが少しはできたと思う。


不安の声も多く寄せられましたが、区は一人ひとりの命を守るために、こう考えます。

広域避難「ここにいてはダメです」とは 一人ひとりの命を守るために必要なこと

私たちが住む江戸川区は、水辺に囲まれた自然豊かな地域です。
しかし、今まで経験したことがない豪雨や台風に襲われた場合、とても深く水に漬かり、その水も2週間引かないなど、区民の皆さんの命を脅かす事態となってしまいます。
そうならないため、区は広域避難に関する情報を事前に発信します。皆さん一人ひとりがその情報を生かして命を守る行動を早い段階で取ることが、大切な家族や自分の命を守ることにつながります。
問い合わせ
防災危機管理課計画係 電話:03-5662-1992

写真:東京大学大学院情報学環・片田敏孝特任教授

江戸川区水害ハザードマップ検討委員長の東京大学大学院情報学環・片田敏孝(かただとしたか)特任教授に、江戸川区の状況や広域避難の必要性について、お話を伺いました。

事実を知り、「備える」意識改革を行ってください。

最近の雨は、地球温暖化の影響から広範囲で長時間にわたり大量に降る特徴があります。北関東に降った膨大な雨は荒川や江戸川などを通じ、地盤が低い地域である江戸川区に流れ込んできます。7割が海抜ゼロメートル地帯の江戸川区は、住んでいる所より川の水面の方が高いため、洪水のリスクがあります。また、東京湾に面しているため、大型台風による高潮の危険性も危惧されます。ひとたび浸水すれば深さは最大で10メートル以上となり、その水は1〜2週間引くことはありません。

一番安全な行動とは何か、避難するということの意味を考えましょう。

皆さんが避難を考えるとき、近くの学校や公共施設を思い浮かべると思いますが、江戸川区の大規模水害の場合はこれらの避難所も当然浸水し、機能不全に陥ることが予想されます。つまり、水に漬からない地域に逃げることが一番安全なのです。そして、江東5区全ての土地が同じ状況であることを考えると、250万人が一斉に避難することになります。大混雑、大渋滞となり、そこでけがをする恐れもあります。広域避難は早めに動くことが大切です。

「ここにいてはダメです」。逃げるのは、区民の皆さん一人ひとりの意思決定です。

マンションの5階に住んでいるので遠くに避難せず、この地にとどまろうと考える方もいるかもしれません。しかし、1〜2週間水が引かないと、電気・ガス・水道といったライフラインは全て途切れてしまいます。蒸し暑い季節、エアコンや冷蔵庫もなく、トイレも使えない生活を一体いつまで続けることができるでしょうか。とどまる判断そのものが、次の災害を引き起こすことにもなりかねません。

これまでに実施した説明会での質疑応答

1.避難先

具体的にどこに逃げればいいのか、公的な避難先はあるのか。

千葉県や茨城県など、江戸川区外の浸水しない地域に逃げてください。公的な避難先は決まっておらず、現在も国や東京都と広域避難先について検討中です。

高層マンションに住んでいる方は、逃げないという選択をする人もいると思う。高層階への垂直避難ではいけないのか。

2週間以上もの間、ライフラインが止まってしまうことが予測されるため、衛生的に厳しい状況になります。また、とどまった場合に救助・救出には相当な時間がかかると想定しています。

避難場所が見つけられない可能性があるので、周辺自治体との間で避難できる体制をつくれないか。

公的避難場所について、国や東京都と検討しています。江戸川区でも、千葉県市川市や茨城県城里町と協定を結んでいますが、具体的な体制については国や東京都との状況を見ながら検討していきます。

2.避難方法

高齢で一人では逃げられない。知人がいない人はどうしたらいいのか。

できる限りご近所など、日頃のコミュニティを生かし地域の方々と協力して避難してください。広域避難できない場合は、少なくとも浸水しない高さの所まで避難をお願いします。

江戸川区民が西に避難するには墨田区、江東区を通らなければならないので千葉方面が良いと考えるが、渡れる橋が少ない。現実的でない避難方法が示されている。

時間的に早い段階であれば、西への避難も可能と考えています。ご指摘のとおり立地的には橋が少ないので、避難先は多方面を考えてください。ハザードマップの表紙の絵はイメージですので、早めの広域避難をお願いします。

3.ハード・情報

ポンプ所の排水は、機能しないことが前提なのか。

ポンプ所も浸水するため、電気が止まります。非常用発電機が稼働している間は排水できますが、非常用発電機が浸水し、機能停止することを想定しています。

このハザードマップは、堤防のどこが切れたという想定になっているのか。

事前に河川のどこが決壊するかは予測できませんので、1カ所ではなくあらゆる場所で決壊した場合の最悪の事態を想定し、浸水の深さ・時間を最大の値で示しています。洪水は、荒川・江戸川の各河川事務所、高潮は東京都が浸水想定区域図を発表しており、そのデータを使用しています。

江戸川は人が通れる橋が少ない。川を越えて逃げるための方法は考えているのか。

江戸川は橋が少なく、市川橋より下流は今井橋までの8kmの区間で橋がない状況です。柴又街道や補助286号線に橋を架けられるよう、東京都や千葉県に働き掛けをしています。

緊急の情報について、江戸川区のホームページやメールニュースなどは発信してもらえるのか。

区公式ホームページ、えどがわメールニュース、ツイッター、ケーブルテレビ、FMえどがわなど、さまざまな媒体で発信します。発災後も同様に発信します。

3日前に避難の情報があると言うことだが、どういう基準で情報を発信するのか。

台風や、台風が来る前の先行降雨、上流での集中豪雨が関係します。東京に接近中の台風の中心気圧が930hPa以下の場合や、荒川流域での3日間の積算雨量が400ミリ以上と予測される場合などが基準となります。

4.自覚・備え

小学校や会社が休校・休業になるか。基準はあるのか。

現在、いつの時点で休校・休業になるかは決まっていません。国や東京都の検討会で課題になっています。昨年、JR東日本が計画運休を行いましたが、事前防災が社会的に認められることが重要と考えています。

説明会に来られない方やハザードマップを読んでいない方に対して、今回のような説明会は今後あるのか。

今回の説明会で終わりではなく、小さい単位(町会など)で説明する機会を設ける予定です。

平時から下見をして、避難先、避難経路などを決めておいた方が良いということか。

ハザードマップの巻末ポケットにある「わが家の広域避難計画」を使って避難場所や方法を検討するなど、平時から備えていただきたいと考えています。

広域避難について、詳しくは

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このページは経営企画部広報課が担当しています。

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