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更新日:2019年1月31日

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奇祭「雷の大般若」開催

華やかに女装した青年らが、まちを駆け巡る!

写真:華やかに女装した青年ら

大般若経の除災招福の御利益と雷不動明王の諸悪魔降伏の威光を兼ね備えた「雷の大般若」。「雷の御不動さま」として地元から多くの信仰を集めている真蔵院(東葛西4丁目)では、2月28日に「雷の大般若」が行われ、おしろいや口紅などで華やかに女装した青年らが住民の無病息災を願って雷町会内を駆け巡りました。
「雷の大般若」は、江戸時代末期にコレラが蔓延した際、和尚が大般若経を背負って家々を回ったところ被害がなくなったことに由来するもの。その後、結核にかかった妹のために兄が妹の長襦袢を着て厄払いをしたことがきっかけとなって、現在は女装をした青年らがまちを駆け巡るようになりました。一時は途絶えていた同祭りも、地元有志の呼びかけにより約40年前に復活。昭和57年には区指定無形民俗文化財に指定され、現在は毎年2月の最終日曜日に開催されています。例年、東京マラソンと同日に開催されることから、地元では「裏東京マラソン」とも言われており、「ワッショイ」のかけ声とともに町会内約10kmを縦横無尽に駆け巡ります。
当日は、祭りに参加する10~50代の男性約50名が早朝から東葛西雷会館に集合。付近の美容院協力のもと、顔全体におしろいを塗り、上まぶたには青のアイシャドウ、口元には真赤な口紅、頬にはピンクのチークを入れ、色鮮やかな長襦袢と白足袋姿に着替えます。頭には、豆絞りのハチマキを巻いて御札を挿し、手首にはお祓いがされた黄色の布を巻いて準備完了です。

写真:奇祭「雷の大般若」の様子

出立式では、女装をした青年らが「ウォーッ!」と雄叫びを上げながら太鼓の合図とともに会場入りし、周囲の観客からは大きな拍手と歓声が上がりました。一行は、奉納された酒樽で酒を酌み交わして三本締めで威勢をつけた後、御霊を宿した「おひようご箱」や大般若経600巻が入った「経箱」などを抱えて早速出発。まちでは、御祝を片手に玄関先で一行を待つ住民の姿があちらこちらで見られ、住民には御札や紅白餅などのお供え物、厄除けとしてお祓いを受けた黄色の布が手渡されました。一行は、経箱の側面を竹の棒で叩きながら一日をかけて氏子宅など約500軒を回り、住民らの無病息災を祈願しました。

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