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更新日:2019年1月31日

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小学校プールで「着衣泳学習」実施

水難事故から命を守る学習

写真:救助の訓練
[ペットボトルを胸に抱えて救助を待つ訓練]

東京湾や一級河川、三方が水に囲まれた江戸川区。水辺は自然豊かな環境をもたらしますが、時として重大な水難事故に巻き込まれる危険性を知っておかなければなりません。
新中川に程近い区立上一色南小学校(本一色3丁目/水越康之校長/442名)では、水辺に親しむ機会が増える夏休みを前に「着衣泳学習」が、7月7日(火曜日)、6年生(57名)の児童を対象に実施されました。
毎年のように、全国の海や川などで繰り返される痛ましい水難事故。同校では、万が一の水の事故に備えようと、1・2年生、4年生、6年生の各学年を対象にした「着衣泳学習」を毎年7月に実施しています。“着衣泳”とは、第一に呼吸を確保し、救助されるまでの間、水面に浮き続ける自己保全を目的とした対処法で、同授業では児童らは、着衣で泳ぐ事の困難さや不意に水に落ちた時の対処方法、救助を待つ体勢などを学びます。

写真:着衣で浮かぶ児童

同校のプールサイドには、長袖・長ズボン・運動靴を着用し、準備体操を済ませた児童らが集合。はじめに担当教諭から“着衣泳”は、服を着たまま泳ぐ訓練ではなく、事故に遭った場合にどうやって命を守るかという訓練であるという説明を受けました。その後、児童らは衣類を着たまま入水し、男女がプールの左右に分かれ、交代で幅約10メートルのプールを泳ぎました。児童らは、「(濡れた)服が重くて泳げない!」などと話し、水中では泳ぐことがいかに困難であるかを体験しました。続いて行われた訓練は水面に浮く練習。体力のある大人であっても、急な流れの川では、泳いで岸までたどり着くことは困難です。大人よりも泳力や体力の低い児童らは、水面に浮く木材やビニール袋などを活用して胸や脇に抱えて浮力を保ち、助けを待つことが有効であることや、慌てて大声を出してしまい肺の空気を逃がしたり、無理に泳いで体力低下をさせることは危険であること、靴はクッション部分に浮力があるため脱がない方が良いことや、水中では体温低下を防ぐために濡れた服でも脱がない方が良い事なども担当教諭から教わりました。授業の最後には、児童らが二人一組となって、実際に友人が川などに落ちた時の想定訓練を実施。周りにあるペットボトルなどの浮力がある物を投げ入れて渡し、川岸から離れてしまった場合は、無理やり助けようと水中に入ることはせずに、すぐに周囲に救出を求めることが大切であることを学びました。
この日授業に参加した男子児童は、「服を着たまま泳ぐことが難しいことがわかりました。もし事故にあっても、今日の授業で学んだ水面に浮く練習を参考にしたいと思います。」と話しました。

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