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更新日:2019年1月31日

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子ども未来館で「カエル博士をめざして~観察と研究~」開催

身近に生息する生物とのふれあいで自然の生態系を学ぶ

写真:カエルについての説明を受ける子どもたち

区内に生息する貴重なカエルの生態系を学ぶ講座「カエル博士をめざして~観察と研究~」が、8月7日(金曜日)、子ども未来館(篠崎町3丁目)で開催され、小学3年生から6年生の男女15名の児童が夏休みの自由研究のテーマに活用しようと講座に参加しました。
子ども未来館は、子どもたちの知的好奇心や探究心を育み、自ら考える力と豊かな感性を養うことを目的とした複合施設。約4万冊の児童図書を有する「篠崎子ども図書館」が併設され、小学生を対象に自然科学や芸術など幅広い分野について様々な講座を実施しています。
同講座は、同館が夏休みの自由研究のテーマとして活用できるように企画された「夏休み応援プロジェクト」の一つ。区内に生息するカエルの個体を使って生態観察をする貴重な講座となっています。

写真:大きなカエルを手に取る子どもたち

重要種とされる三種のカエルを同時に観察できる「二小松原っぱ」は、1997年4月に区立小松川第二小学校が移転したことによって生じた空き地。空き地が貴重な“生物の宝庫”であるということを知ったのは、「カエルの鳴き声が聞こえる」という近隣に住む住民から寄せられた一通の手紙がきっかけでした。区が現地調査をしたところ、空き地には雨水で湿地が造られ、カエルのエサとなるミミズや昆虫などが生息する豊かな土壌となっており、普段立ち入れず外来種が入りにくいことなどから、「トウキョウダルマガエル」や「ニホンアマガエル」、「キイトトンボ」など都における保護上重要な生物(東京都レッドリスト)が多く生息していることがわかりました。区はこの土地を暫定的に“ビオトープ”として整備し、定期的に「自然観察会」などを開催。都会に現れた生物の宝庫と知った地域住民らはボランティアで清掃活動などを始め、現在、自然の生態を学ぶ場として有効に利用されています。

写真:カエルの観察をする子どもたち

同講座では、カエル研究に携わる慶応義塾大学自然科学研究センターの戸金大(とがねだい)博士を講師に迎え、区内に生息している「トウキョウダルマガエル」や「アズマヒキガエル」の個体を使い、種別や行動などを”鳴き声”に焦点を当てて学習。児童らは、オスがメスに対して行う繁殖活動のために鳴くことや鳴き声はカエルによって異なること、区内には6種類のカエルが生息していることなどをクイズ形式で学びました。
同講座に参加した5年生の女子児童は、「カエルを触ったらムニュっとしていて、気持ちよかったです。種類によって鳴き声が違うことが分かって面白かった。外で鳴き声を聞いたら、カエルの種類が分かると思います。」と笑顔で話しました。
戸金博士は、「カエルは人間にとって身近な生物の一つですが、その生態については意外と知られていません。同講座では、実際に触れ合うことで興味をもってもらい、身近な環境の自然の生態系を知る入口となれば嬉しいです。」と話しました。

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