タイトル 知と心のテーマパーク「としょかん」へ行こう! ~みんなが、楽しく、便利に、つながる、頼りになる~ 江戸川区立図書館基本計画 2024年(令和6年)4月 はじめに みんなが楽しく集える図書館をめざして 本区では、共生社会「ともに生きるまち」の実現、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けて取り組んでいます。 区立図書館では、指定管理者制度を導入し、民間事業者の能力やノウハウを活かしながら、図書館サテライトの設置や電子図書サービスの導入など、さまざまな変化に対応してきました。 今回、本区の目指す姿の実現に向けて、図書館はどうあるべきか、どのような方向で進んでいくべきか、区民の皆様にご意見を伺い、検討委員会での議論を経て、2030年の図書館の姿を描きました。 本計画にもとづき、「みんなが」「楽しく」「便利に」「つながる」「頼りになる」図書館をめざし、取り組みを進めてまいります。 最後に、本計画の策定にあたり、貴重なご意見やご提案をいただきました区民の皆様や検討委員会の委員の皆様をはじめとする各関係団体の皆様に心よりお礼を申し上げます。 江戸川区長 斉藤 猛 目次 ①計画の位置づけ 1ページ (1)計画の背景と目的 2ページ (2)計画の体系と期間 4ページ ②江戸川区立図書館の現状と課題 5ページ (1)江戸川区立図書館の現状 6ページ (2)図書館に関わるニーズ(アンケート調査から) 11ページ (3)江戸川区立図書館の課題 13ページ ③今後求められる江戸川区立図書館 14ページ (1)2030年の江戸川区立図書館の姿 15ページ (2)2030年に向けての取組み 16ページ   ①サービス 17ページ   ②コレクション 21ページ   ③施設・運営 25ページ   ④子ども読書活動推進 29ページ (3)計画の実現に向けて 35ページ 資料編 36ページ ■計画策定の経過 ■「江戸川区立図書館に関するアンケート」結果 ■図書館施設一覧 ■用語集 1ページ ①計画の位置づけ 2ページ (1)計画の背景と目的 図書館とは ■図書館とは、「図書、記録その他必要な資料を収集し、整理し、保存して一般公衆の利用に供し、その教養、調査研究、レクリエーション等に資することを目的とする施設」と『図書館法』に明記されています。 ■図書館には、国立図書館、公共図書館、大学図書館、学校図書館、専門図書館などがあります。 ■公共図書館は、自治体が設置する公立図書館と、法人等が設置する私立図書館に分けられます。 ■公立図書館は、都道府県立図書館、区市町村立図書館に分けられ、地域住民に図書館サービスを提供しています。 社会状況の変化 ■図書館は、1970年代ごろから貸出サービスを中心に、子どもも大人も日常的に利用する施設となりました。 ■しかし、貸出数は、2011年(平成23年)をピークに全国的に減少傾向となっています。 ■社会の多様化やデジタル化など近年の社会環境の変化により、新たな機能や役割が求められるようになっています。 3ページ *印は、「用語集」に掲載しています。 共生社会=SDGsにふさわしい図書館をめざします ■江戸川区がめざす共生社会 江戸川区は、将来像としての『2100年の江戸川区(共生社会ビジョン)』と、「自分らしく輝けるまち」「安全で安心なまち」「環境にやさしいまち」「経済が元気なまち」「住み続けたくなるまち」をめざし『2030年の江戸川区(SDGs*ビジョン)』を策定しています。 ■子ども読書活動推進計画* 「子どもの読書活動の推進に関する法律」にもとづく子どもの読書活動推進についての内容を盛り込みます。江戸川区立小中学校では文部科学省「教育課程特例校」の指定を受け、「読書科」を設置しています。この計画により、子どもたちの読書活動をさらに広げていきます。 ■読書バリアフリー計画* 「視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律」にもとづき、障害の有無にかかわらず誰もが利用できる図書館をめざします。 これからの江戸川区がめざす図書館の姿を明確にし、今後取り組む施策やサービスを計画 ※「SDGs(持続可能な開発目標)」とは 2030年までにすべての国連加盟国が達成を目指す国際目標。経済(経済的な豊かさ)、社会(ひとり一人の人権の尊重)、環境(地域環境の保護)の3つのバランスをとり、将来まですべての人が平和で豊かに暮らせる世界を実現しようとするものです。 4ページ (2)計画の体系と期間 計画の期間は2030年までとします ■本計画は、『2100年の江戸川区』『2030年の江戸川区』を上位計画として策定します。 ■『2030年の江戸川区』では、図書館について「近くにないから」という理由で利用できていない区民の割合を0(ゼロ)にすることを目標にしています。 ■本計画のもとで、図書館の運営方針や基準を見直し、事業計画などを立てていきます。 ■7年間という長期構想のため、数値による目標は立てていません。本計画を念頭に置き、より短い期間の計画において、適宜数値目標を設定します。 5ページ ②江戸川区立図書館の現状と課題 6ページ (1)江戸川区立図書館の現状 江戸川区の概要 ■江戸川区は、東京都特別区の最東端に位置しており、人口約69万人の自治体です。 ■東京の他区市町村と比べて、子どもや子育て世帯の割合が多いです。 ■23区の中でも外国人居住者の数が多いです。 ■「ともに生きるまちを目指す条例」を制定し、今日生まれた子どもたちが生活している2100年の未来に向けて、「誰もが安心して暮らせるまち」「共生社会」の実現をめざしています。 7ページ 図書館の基本情報 ■区民や区の在勤・在学者、団体等を対象とした公立図書館です。 ■江戸川区では「江戸川区立図書館条例」にもとづき12の図書館を設置しています。また、身近なところで予約資料の受取や資料の返却ができる「図書館サテライト*」を10校の小中学校に設置しています。 ■区立図書館12館の構成や面積は、資料編(p.36~)のとおりです。 ■指定管理者制度*を導入し、図書館を運営しています。 ※「図書館サテライト」とは もっと身近に区立図書館をご利用いただくため、区内10か所の小中学校に「区立図書館サテライト」を設置しています。週2回、予約資料の貸出や返却、利用登録など、区立図書館の一部のサービスがご利用いただけます。特に、「ブックポスト」は、年末年始等を除く24時間利用可能で、とても便利です。また、日曜日には学校図書館内の図書を自由にお読みいただける学校図書館の地域開放も行っています(資料は館内でのみ閲覧できます)。 図書館の役割分担 江戸川区立図書館は「中央図書館」「地域図書館」「コミュニティ図書館」の3種の図書館で役割・機能を分担し、資料収集やサービス、施設運営を行っています。 中央図書館(1館) 図書館システムの運営管理と組織的サービスを統括する中心館 地域図書館(9館) 誰でも使いやすい地域の身近な図書館 コミュニティ図書館(2館) 資料とのふれあいの場を提供するアットホームな図書館 8ページ 図書館の配置 図書館と図書館サテライトを区内にバランスよく設置し、より身近なところで図書館の資料を借りたり返したりできるようにしています。 9ページ 近年の主な取組み ■図書館サテライトの設置 ●学校と連携し、区内10か所の小中学校に「図書館サテライト」を設置することで、区民の利便性を高めています。 ■学校図書館への支援 ●図書館職員が区立小中学校の学校図書館を定期的に巡回し、運営支援を行っています。 ●学校図書館へ蔵書管理システムを導入し、児童・生徒の読書環境を整備しています。 ■インターネットを通じて利用できるサービスの充実 ●外国語の資料を多くそろえた電子図書サービス*を開始し、日本語での読書が難しい方の読書機会の創出を図っています。 ●視覚障害者向け電子図書サービス「アクセシブルライブラリー*」を開始し、視覚障害のある方の読書環境の向上に努めています。 ●区史や郷土刊行物などのデジタル化資料を公開するデジタルアーカイブ*サイトに、映像や音声資料を追加し、見やすさを追求しました。 ■セルフサービス(自分でいろいろな手続きなどができるサービス)の充実 ●蔵書へのICタグ*貼り付けと、自動貸出機の全館への導入を行い、手軽に貸出手続きができるようになりました。 ●安心して読書を楽しめるよう、本の除菌機を設置しました。 10ページ 江戸川区立図書館の統計(令和4年度) 江戸川区の図書館の主な実績は次の表のとおりです。 個人貸出数 4,482,003点 住民一人あたり個人貸出数 6.47点 自動貸出機稼働率(貸出に占める割合)中央 41.39% 地域 22.60% コミュニティ 17.36% 所蔵資料数 1,627,341点 住民一人あたり所蔵資料数 2.36点 雑誌・新聞 雑誌 569種 新聞 68種 登録率(自治体内有効登録)約30%(約13%) 来館者数(1日平均)中央 約1,035人 地域 約732人 コミュニティ 約371人 オンラインデータベース* 10種 イベントの実施回数 児童向け 600回開催 8,641人参加 一般向け 254回開催5,997人参加 インターネット閲覧端末の利用回数 7,753回 障害者サービスの利用回数 宅配 310回 郵送 7,838回 対面朗読* 74回 主な指標を他の22区と比較すると以下のとおりになります。 図書館数 12館(8位) 一館あたりの区面積 4.09㎡(23位) 所蔵図書数 1,541,610点(7位) 区民1人あたり図書数 2.24点(20位) 予約受付数 989,264点(12位) 区民1人あたり予約受付数 1.44点(20位) 資料費 年間資料費 203,409千円(2位) 区民1人当たり資料費 295円(14位) 児童サービス 児童書数 460,875点(4位) 児童書貸出数 1,869,371点(5位) ()内は23区内の順位 ※『令和5年度 東京都公立図書館調査』より(令和4年度の統計) 11ページ (2)図書館に関わるニーズ(アンケート調査から) 「江戸川区立図書館に関するアンケート」を令和5年(2023年)8月から9月に実施し、3,329名の方から区立図書館に関してご意見をいただきました。アンケート結果の詳細は資料編(p.36~)につけています。 図書館を利用しない理由 ■図書館へのアクセス 「時間がない」「図書館が遠い」は30%を超え、他と比べて高く、「場所を知らない」は8.5%と比較的低い。 →場所を知っているが行きにくいという人が多くいる。 ■情報収集の手段の多様化 「本は購入する」「インターネットやスマホで用が足りる」「読みたい本がない」が続く。 →図書館に読みたい本がない、情報入手はインターネットやスマホで足りると考える人が多くいる。 ■子どもたちの読書や図書館利用への関心が低い 「12歳以下」「13~15歳」それぞれに占める「読みたい本がない」「時間がない」「本に興味がない」「図書館に興味がない」と答えた方の割合が、他の年代と比べてかなり高い。 →読書や図書館の利用に時間をかけようとしていない子どもたちが多くいる。 12ページ 図書館へのニーズ ■若い世代のニーズ ■【12歳以下】くつろげる図書館 ●寝転べる、くつろげる、飲食や談話ができる ■【16歳~19歳】多様な情報源 ●音楽資料や映像資料、データベースが利用できる ■【学生】さまざまな活動 ●多世代、多文化の交流や創造的な活動、Wi-Fi環境や電源が利用できる ●スマートフォンやパソコンが利用できる ●情報の探し方などの講座、ボランティア活動などに参加できる ■子育て・働き盛り世代のニーズ ■子育てや仕事に役立つサービス ●子ども向け・子育て支援、キャリアアップ・起業・就業のための講座など、子育てと仕事に役立つイベントなどに参加できる ●近くの施設で資料の受取や返却ができる ●家から電子資料を利用できる ●イベントや閲覧席、会議室の予約など、図書館に行かなくても利用できる ●資料の配置が魅力的でわかりやすい、必要な資料が質・量ともに揃っている、データベースを利用できるなど、充実した情報環境 ■図書館を利用していない方のニーズ ■従来の図書館の枠から、一歩ふみ出したサービス ●ものづくり・プログラミング・音楽などの趣味の場になる ●グループで学習や作業ができる ●飲食や談話ができる、くつろげるスペースがある 静かな読書スペースの提供など従来の図書館サービスを求める声に加えて、上記のように新しい機能への期待がみられた 13ページ (3)江戸川区立図書館の課題 図書館の現状やアンケート結果による区民のニーズにもとづき、図書館の課題を整理しました。 ■共生社会の実現をめざす図書館として、読書バリアフリーの推進や外国人向けサービスの拡大、デジタルデバイド(情報格差)などへの対応が必要です。 ■子ども読書活動を推進し、子どもたちの読書への関心を高める取組みが必要です。 ■図書館を利用しづらい区民が多くいることから、区内全域にサービスを届ける取組みが必要です。 ■従来の図書館の枠から一歩ふみ出したサービスが求められています。 14ページ ③今後求められる江戸川区立図書館 15ページ (1)2030年の江戸川区立図書館の姿 2030年の江戸川区立図書館の姿 2030年にどのような図書館になっていたいかを描きました。 共生社会を支えるのは人びとの心です。多様な人びとが、互いの心に寄り添い支えあう社会をめざし、その基盤となる次の5つの図書館像を実現します。 みんなが 多様な人びとが生活の中で日常的に利用できる図書館 楽しく 「読書」だけでなく、さまざまな「楽しみ」を提供する図書館 便利に 簡単・便利な図書館 つながる 地域の人びとがつながり共生する拠点 頼りになる 知識や情報の重要性が増した現代社会の中で頼りになる図書館 16ページ (2)2030年に向けての取組み 「2030年に向けての取組み」の構造 「2030年の江戸川区立図書館の姿」(p.15)を実現するための取組みを、①サービス ②コレクション* ③施設・運営の面から整理しました。 子どもたちに向けた取組みについては、その重要性をふまえて別だてとし、④子ども読書活動推進として整理しています。 読書バリアフリーは、①~④のすべての項目に盛り込んでいます。 ※「コレクション」とは 図書館の蔵書(所蔵している資料)のことですが、現在は電子書籍など「蔵書」という用語ではカバーできないものもありますので、本計画では「コレクション」と呼びます。 17ページ ①サービス 2030年に向けての取組みの方針 方針1 みんなにとって頼りになるサービスの充実 方針2 楽しい交流の中でいろいろな体験ができるサービス展開 方針3 どこでも便利に利用できるサービスの充実 現在の主な取組み ■蔵書の閲覧や貸出、検索、予約をはじめ、購入リクエストや国や他自治体の図書館との相互貸借により所蔵していない資料の提供も行っています。 ■利用者の調べものを支援するレファレンスサービス*を提供しています。カウンターや電話での受付のほか、郷土・行政資料の提供も行っています。 ■障害者サービスは、宅配サービス、郵送サービス、対面朗読などの提供のほか、サピエ図書館*や点字図書館との連携も行っています。 ■熟年者へのサービスとして、大活字本の提供、 福祉施設への団体貸出などを行っています。 ■さまざまな講演会やセミナー、ワークショップなどのイベントを実施しています。 ■児童サービスとYA(中高生向け)サービスについては「④子ども読書活動推進」で触れます。 18ページ 方針1 みんなにとって頼りになるサービスの充実 1 区民の「知りたいこと」に確実に応えるサービスを拡充します。 2 読書バリアフリーのためのサービス(障害者サービス)を拡充します。 3 熟年者の活動の場となるようなサービスを拡充します。 4 外国人へのサービスを充実させます。 5 デジタルデバイド(情報格差)の解消に取り組みます。 具体的取組例 ※「具体的取組例」には、拡充、強化、新規導入とともにその検討を開始するものを含みます(以下同様)。 ■子育てや仕事の支援など、生活の課題について気軽に相談できるサービスやイベント ■蔵書のデジタルデータ化などに柔軟に対応できる、読書バリアフリーのための環境整備 ■熟年者の方を講師としたイベント ■やさしい日本語や多言語化など、日本語以外を母語とする方への利用案内(ホームページ等) ■翻訳ツールなど、日本語以外を母語とする方とのコミュニケーション手段の確保 ■「電子図書サービス」の利用促進 ■パソコンやスマートフォンでの情報の探し方など、情報の活用を支援するイベント ■所蔵資料にとどまらない、さまざまな情報へのアクセスを支援するサービス ■情報格差解消のための積極的な情報発信 19ページ 方針2 楽しい交流の中でいろいろな体験ができるサービス展開 1 読書の楽しみを深めるさまざまなイベントを充実させます。 2 趣味関心に応じた多様なイベントを充実させます。 3 多様な人びとが集い交流できる場を提供します。 具体的取組例 ■著者を囲む会など、読書の楽しみを深めるイベント ■ものづくり・プログラミングのような創造的体験など、趣味関心に応じてさまざまな活動ができるイベント ■読書以外の切り口から、図書館利用のきっかけを生み出すイベント ■世代を超えた読書会などの多世代交流イベント 20ページ 方針3 どこでも便利に利用できるサービスの充実 1 自動貸出・返却、自動予約棚の整備を拡充します。 2 来館せずにできる手続きやサービスを拡充します。 3 図書館ホームページや図書館システムの機能を改良します。 4 DX*やAI*技術の活用について検討します。 5 予約資料貸出や返却のためのサービスポイント(場所)を充実させます。 6 出張イベントを拡充します。 具体的取組例 ■自動予約棚*の導入 ■使い勝手がよく、わかりやすいデザインの図書館ホームページへの改良 ■「ウェブリクエスト*」などの新しいサービスの導入 ■貸出券として利用できる図書館アプリ*の導入 ■AIを活用した新機能の導入 ■図書館サテライトの機能向上・増設や、返却ポストの増設 ■区施設や商業施設などでの図書館イベントの出張開催 21ページ ②コレクション 2030年に向けての取組みの方針 方針1 みんなが楽しめる・学べる魅力的なコレクション・書架づくり 方針2 便利に利用できるデジタル資料の充実 方針3 読書バリアフリーのための資料の充実 現在の主な取組み ■中央図書館は、専門的図書、参考図書、郷土・行政資料、地域図書館とコミュニティ図書館を補完する資料、資料的価値の高いものなどを収集しています。 ■地域図書館は、一般教養、実用、趣味や娯楽などの資料、調査研究に資する基礎的、入門的な資料を収集しています。 ■コミュニティ図書館は、一般教養、実用、趣味や娯楽などの資料を収集しています。 ■視覚障害者等のための資料は、点字図書、録音図書*、大活字本などを収集しています。 ■外国語資料は、中央・西葛西・東部で収集しています。 ■デジタル資料は、視聴覚資料(CD・DVDなど)や、電子図書、デジタルアーカイブなどを提供しています。 22ページ 方針1 みんなが楽しめる・学べる魅力的なコレクション・書架づくり 1 読みたい!と思われるような魅力的なコレクションづくりとディスプレイを工夫します。 2 興味関心に対応した探しやすい書架づくりをします。 3 地域の特性に合わせたコレクションを構築します。 4 歴史・文化をはじめ地域に関する情報・記録を収集し、地域の活動を支えるための資料を充実させます。 5 社会の進展に応じた資料収集方針等の柔軟な見直しをします。 具体的取組例 ■子育て、教育、起業・就業、仕事のスキルアップ等の課題や、趣味・関心のあることに応じたコレクションづくり ■新しい知識を得られる資料を揃えた書架や、分類にとらわれない横断的な配架、魅力的なディスプレイの工夫 ■地域課題について調べられる図書や地図、雑誌、パンフレットなどの収集 ■区民の意向を取り入れた選書方法の検討 23ページ 方針2 便利に利用できるデジタル資料の充実 1 来館せずに利用できる電子図書コンテンツ*を充実させます。 2 オンラインデータベースを充実させます。 3 音楽・映像の情報源を充実させます。 具体的取組例 ■電子図書サービスの購入範囲の拡大 ■新聞雑誌記事、統計、辞書・事典類などのオンラインデータベースのコンテンツの拡大とその使い方の支援のための講座等 ■デジタルアーカイブの収録コンテンツの拡大 ■スマートフォンで利用できる音楽サービスなどの導入 24ページ 方針3 読書バリアフリーのための資料の充実 1 誰もが読書に親しむことができるよう、アクセシブルな*資料を充実させます。 2 日本語以外を母語とする方に向けた多言語の資料や、やさしい日本語の資料を増やします。 具体的取組例 ■録音図書や音声読み上げに対応した電子図書の収集 ■大活字本・点字・触る絵本などの利用しやすい資料の収集 ■マルチメディアデイジー*の製作 ■図書資料のテキストデータの提供 ■電子図書サービスや多言語の資料の収集 ■日本語がやさしく書かれた資料の収集 25ページ ③施設・運営 2030年に向けての取組みの方針 方針1 みんなが使いやすい施設・設備の整備 方針2 地域の機関・施設や書店などとつながる取組み 方針3 サービスの向上を図るために必要な人材の確保・育成 現在の主な取組み ■指定管理者制度を導入し、民間のノウハウを活用した図書館運営をしています。 ■サービスやコレクションづくりのための地域内外との連携(レファレンスや国や他自治体の図書館との相互貸借など)をしています。 ■区内10か所の小中学校に図書館サテライトを設置しています。 ■地域と連携した、図書館ごとの特色のある事業を実施しています。 ■全館に順次Wi-Fiを導入しています。 ■会議室等を学習室として開放する期間を設けています。 ■対面朗読室、点字作業室、録音室、点字プリンター・点字用パソコン、拡大読書器を一部の館に設置しています。 26ページ 方針1 みんなが使いやすい施設・設備の整備 1 イベントスペース、展示スペース等を確保します。 2 ユニバーサルデザイン*の採用やバリアフリーの整備をします。 3 Wi-Fiや電源、パソコン貸出など、情報設備を充実させます。 4 さまざまな年代の方に適した時間・さまざまな目的に合わせた空間の工夫をします。 具体的取組例 ■個人学習やグループ学習、仕事、交流イベント、制作物の展示など、さまざまな活動に対応できる新施設・設備の整備(複合施設化を含む) ■静かな環境とにぎやかな環境が両立するゾーニング* ■ユニバーサルデザイン、バリアフリー、やさしい日本語や多言語のサイン、授乳室の整備 ■座席数の増設や、居心地のよい家具の整備 ■パソコンやスマートフォンを接続できるWi-Fiや電源の整備 ■デジタルサイネージ*を活用した、情報環境の整備 ※施設・設備については、新築・改修等の大幅なレイアウト変更が可能なタイミングで整備していきます。現行の施設では、整備が可能な範囲で実施していきます。 27ページ 方針2 地域の機関・施設や書店などとつながる取組み 1 地域の特性に応じた図書館運営を充実させます。 2 書店との連携を強化します。 3 地域内外の機関、施設との連携した取組みを行っていきます。 具体的取組例 ■地域の特性の把握とそれに応じた取組み(外国人利用者が多い西葛西図書館での外国人向けイベントなど) ■図書館サテライトの効果検証と、利便性の高い地域への配置(学校以外の区民施設などの活用を含む) ■地域の書店と連携したイベント ■レフェラルサービス*(利用者が求める情報に応じた機関などを紹介するサービス)のための地域内外の専門機関との連携 28ページ 方針3 サービスの向上を図るために必要な人材の確保・育成 1 図書・情報に関する知識とスキルを持った図書館職員を確保します。 2 これからの図書館サービスに必要な知識・スキルをもった人材を確保・育成します。 具体的取組例 ■さまざまな機関と連携できる図書館職員の確保、その育成のための研修 ■デジタル技術に精通した人材の確保、その育成のための研修 ■情報検索スキルの向上など、本計画の実現のために必要な人材の確保、その育成のための研修 ■子どもや高齢者ケアに関する専門的な知識・スキルをもった人材の確保、その育成のための研修 ■外国語のスキルを持った人材の確保、その育成のための研修 29ページ ④子ども読書活動推進 2030年に向けての取組みの方針 方針1 みんなのニーズ・発達段階等に応じたサービス 方針2 子ども読書活動を確実に推進するためのコレクション 方針3 地域をつなぐ子どもの読書環境の整備 方針4 学校教育の状況に応じた学校連携 現在の主な取組み ■児童書をそろえた「篠崎子ども図書館」を設置しています。 ■児童サービスは、絵本・紙芝居・児童書の提供、イベントの開催、本の紹介冊子の提供、小学校・幼稚園・保育園等との連携や団体貸出などを行っています。 ■YA(中高生向け)サービスは、ティーンズコーナーの設置、イベントの開催、中高生向け情報冊子の提供、中学校との連携などを行っています。 ■区立図書館職員による学校図書館運営支援と学校図書館への蔵書管理システムの構築などを行っています。 ■調べる学習の支援として、「図書館を使った調べる学習コンクール in えどがわ」を毎年開催しています。 30ページ 「子ども読書活動推進」に関わるさまざまな主体 子どもの読書活動推進には、図書館、教育機関、地域、家庭等が連携し、地域社会全体で取り組み、子どもたちに読書の楽しさを届けることが必要です。 ■図書館 中央図書館 地域図書館 コミュニティ図書館 図書館サテライト ■教育機関 保育園 幼稚園 認定こども園 小・中学校 高等学校 特別支援学校 等 ■地域 子ども未来館 共育プラザ 子育てひろば なごみの家 コミュニティ会館 魔法の文学館 書店 等 ■家庭 31ページ 方針1 みんなのニーズ・発達段階等に応じたサービス 1 楽しい!と思える場の提供と読書へのきっかけをつくります。 2 乳幼児の読書との出会いの場を充実させます。 3 読書ばなれが段階的に進む小学生、YA(中高生)の興味関心を引く取組みをします。 4 特別なニーズを持った子ども(障害者、外国人など)へのサービスを拡充します。 具体的取組例 ■赤ちゃん絵本コーナーやりんごの棚*など、展示コーナーの設置 ■図書館見学ツアーなど、保育園などの子どもたちに図書館に来てもらうための取組み ■ゲームの要素を取り入れた、読書のきっかけとなる楽しい体験イベント ■ものづくり、プログラミングなど、創造的体験ができる場の提供 ■探究的学習のテーマ選定に役立つ、検索キーワードの例示やテーマ別ブックリストの作成など ※「りんごの棚」とは 特別なニーズのある子どものためのアクセシブルな書籍を集めた本棚のことです。スウェーデンで始まり、この「りんごの棚」という名称で世界各地の図書館に広がっています。この本棚には、やさしく書かれた本、触って楽しめるもの、大活字本、点字の本、録音図書など、読みやすさやバリアフリーに配慮した書籍が置かれています。 32ページ 方針2 子ども読書活動を確実に推進するためのコレクション 1 読書バリアフリーコンテンツを拡充します。 2 多様化するメディアの幅広い収集を行います。 3 知りたい・学びたいと思う子どもたちの好奇心に応えます。 具体的取組例 ■さまざまなニーズに応じたコレクションづくり ■点字・触る絵本・触地図、多言語の本(外国語絵本など)や、やさしい日本語の本などの収集 ■百科事典やその他の学習コンテンツのデータベースの提供 ■教科書の内容に沿って学べるコレクションの提供 33ページ 方針3 地域をつなぐ子どもの読書環境の整備 1 子ども同士や親子などで、リラックスして自由に読書を楽しめる快適な読書空間づくりをします。 2 地域に読書機会を届ける手段を増やします。 3 地域の施設・団体と連携します。 4 子どもが主体となった活動の推進や担い手の育成をします。 5 篠崎子ども図書館(子ども未来館内)で先行して読書活動推進の新しい取組みを導入し、普及させます。 具体的取組例 ■話したり、寝転んだりして読書を楽しめる空間づくり ■没頭して読書や学習ができるような空間づくり ■子どもが集まる場に読書の楽しみを持ちこむ、新しいタイプの移動図書館 ■就学前教育施設、共育プラザ、子育てひろば、なごみの家、魔法の文学館などとの共催イベント ■地域書店等との子ども読書に関わる連携講座 ■子どもたち同士で読書の楽しさを広めあう活動 ■子ども司書養成講座*や子どもによるおはなし会 ■子どもの読書活動推進の担い手に向けた講座 ■篠崎子ども図書館でのイベントや講座など先進的な取組みと、区内各館への普及・推進 ■学校で活動するボランティアなど、地域の読書活動支援に関わる人びとの交流・情報共有の仕組みの構築 34ページ 方針4 学校教育の状況に応じた学校連携 1 学習のためのコレクションを充実させます。 2 GIGAスクール構想*に対応した取組みを行います。 3 区立図書館と学校図書館の図書配送の仕組みを検討します。 具体的取組例 ■区立図書館職員による学校図書館の運営支援  ・ 子どもの学習に対応した学校図書館コレクションの構築支援  ・ 区立図書館からの団体貸出用図書パッケージ*による支援 ■児童・生徒用タブレットと、図書館のインターネット環境との連携 ■区立図書館と学校図書館のシステム連携と学校への資料配送の仕組みの構築 35ページ (3)計画の実現に向けて 本計画は、江戸川区立図書館の発展のための第一歩です。 共生社会の実現と、その社会的基盤として「みんなが」「楽しく」「便利に」「つながる」「頼りになる」図書館づくりを進めていきます。 ■本計画にもとづき、運営方針や基準を見直し、事業計画などを立てていきます。 ■取組例として挙げた項目を中心に、既存サービスの拡充・見直しや、新しいサービスの実現に向けてスピード感を持って取り組みます。 ■取組みにあたっては、地域の機関や施設と連携します。 ■図書館利用者・区民の視点からの事業評価や、関係者も交えた意見交換を行い、ともに計画を推進します。 ■2030年以降のビジョンを描きながら、新たな図書館づくりを進めていきます。 36ページ 資料編 37ページ 計画策定の経過 2023年(令和5年) ■7月21日 江戸川区立図書館基本計画検討委員会(第1回) ・図書館の現状と内部検討による図書館が目指す姿の報告 ・参考資料(ユネスコ公共図書館宣言と参考取組事例の概要)の説明 ・「今後求められる江戸川区立図書館」について意見交換 ・「江戸川区立図書館に関するアンケート(案)」の確認 ■8月8日~9月30日 江戸川区立図書館に関するアンケート ■9月8日 江戸川区立図書館基本計画検討委員会(第2回) ・「今後の図書館のあり方について」 の講話(大串委員長) ・江戸川区立図書館の現在のサービスとコレクションづくりの説明 ・「2030年に向けた基本方針・取組」について協議 ■10月20日 江戸川区立図書館基本計画検討委員会(第3回) ・「私が見た学校図書館」の講話(藤田副委員長) ・「江戸川区立図書館に関するアンケート」結果の確認 ・「2030年に向けた基本方針・取組(子ども読書活動推進)」について協議 ■12月1日 江戸川区立図書館基本計画検討委員会(第4回) ・基本計画(案)について協議 ・計画のタイトルについて意見交換 ■12月15日~12月28日 意見募集 ■2024年(令和6年) 2月6日 江戸川区立図書館基本計画検討委員会(第5回) ・意見募集で寄せられた意見と回答案の確認 ・基本計画(案)の最終調整 38ページ 江戸川区立図書館基本計画検討委員会 委員名簿(令和5年9月改定) 1大串 夏身 昭和女子大学名誉教授 1号委員 2藤田 利江 全国学校図書館協議会学校図書館スーパーバイザー 1号委員 3田島 英治 東京都書店商業組合江戸川支部 2号委員 4鶴田 麗子 江戸川区立下小岩小学校校長 3号委員 5安田 真理 江戸川区立南小岩第二小学校校長 3号委員 6松浦 松子 江戸川総合人生大学同窓会会長 4号委員 7山本 國子 えどがわボランティアセンター理事 4号委員 8高山  稔 江戸川区くすのきクラブ連合会役員 4号委員 9藤原 美子 江戸川区視覚障害者福祉協会理事長 4号委員 10齋藤 恵美 区民 5号委員 11陳   林 区民 5号委員 12園木 美憂 区民 5号委員 13井上  培 区民 5号委員 14岡部 長年 文化共育部長 6号委員 15佐藤 嘉弘 教育委員会事務局教育指導課長 6号委員 16安田 健二 文化共育部文化課長※ 6号委員 17竹内  悟 中央図書館長 7号委員 18中島 善久 小松川図書館長 7号委員 ※文化共育部文化課長 令和5年8月31まで 白木 雅博 39ページ 江戸川区立図書館基本計画検討委員会設置要綱 (設置) 第1条 江戸川区立図書館(以下「図書館」という。)が目指すべき姿と今後取り組むべき施策やサービス等について提示する基本計画を策定するに当たり、広く意見を聴くため、江戸川区立図書館基本計画検討委員会(以下「検討委員会」という。)を設置する。 (所掌事務) 第2条 検討委員会は、基本計画の策定に関する事項を検討する。 (委員) 第3条 検討委員会は、次に掲げる者のうちから文化共育部長(以下「部長」という。)が依頼する委員をもって構成する。 ⑴ 学識経験者 ⑵ 書店関係者 ⑶ 学校関係者 ⑷ 地域関係者 ⑸ 江戸川区民(令和5年5月10日において住民基本台帳から無作為抽出により選出された者) ⑹ 江戸川区職員 ⑺ 図書館職員 ⑻ 前各号に掲げる者のほか、部長が必要と認める者 (任期) 第4条 委員の任期は、基本計画の検討が終了する日までとする。  (委員長及び副委員長) 第5条 検討委員会に委員長及び副委員長を置く。 2 委員長は、委員の互選により選任する。 3 副委員長は、委員長が指名する。 4 委員長は検討委員会を代表し、会務を総理する。 5 副委員長は委員長を補佐し、委員長に事故があるとき又は委員長が欠けたときは、その職務を代理する。 (検討委員会) 第6条 検討委員会は委員長が招集する。 2 検討委員会は、委員の過半数の出席がなければ、会議を開くことができない。 3 委員は、必要と認められる場合には、ウェブ会議システム(情報通信技術を利用する方法により、映像及び音声の送受信により相手の状態を相互に認識しながら通話をすることができるシステムをいう。)により、検討委員会に出席することができる。  (委員以外の出席等) 第7条 検討委員会は、必要があると認めたときには、委員以外の者に対し、検討委員会に出席させ、意見を聴き、又は資料の提出を求めることができる。  (報償) 第8条 第3条の委員(江戸川区職員及び図書館職員を除く。)に対する報償は、別に定めるところにより予算の範囲内で支給する。  (守秘義務) 第9条 委員及び第7条の規定により検討委員会に出席した者は、検討委員会の内容その他検討委員会で知り得た秘密を漏らしてはならない。その職を退いた後も同様とする。  (庶務) 第10条 検討委員会の庶務は、文化共育部文化課において処理する。 (委任) 第11条 この要綱に定めるもののほか、検討委員会の運営について必要な事項は、部長が別に定める。 付 則 この要綱は、令和5年6月21日から施行する。 41ページ みんなで話しあった、これからの江戸川区立図書館 基本計画検討委員会の会議を通じて、みなさんからいただいた意見を紹介します。 ・世代を超えて、みんなが楽しく集える場所 ・熟年者に活動してもらえるような取組み ・環境が整うのと同時に、そこに力を注いでいく人の存在も重要 ・心の成長を支える、心のよりどころになる図書館 ・子どもの空間は、笑い声、話し声があふれても大丈夫な空間になってほしい ・家のように形にこだわらず過ごせるスペースがほしい大人も図書館に遊びに行こうという感覚で来られるような、楽しい場所になるとよい ・音楽会、映画会などのイベントにもっと参加できるとよい。図書館でもっといろいろなことをやってくださると、子どもから大人まで、みんなが図書館を利用する機会が増えるのでは ・紙の本とデジタル資料の両方をそろえる ・静かに読書したり、集中して学習したりするための、リラックスできる環境が必要 ・限られた空間を、みんなで協力しながら使っていくという考え方も必要 ・区立図書館と学校図書館の配送の仕組みを整えてほしい ・地域課題について学ぶための、区立図書館、学校図書館のコレクション充実 ・デジタルデバイド対策の拠点にもなってもらいたい! ・他の部署と協働してできる部分など、広い視点で考えていきたい ・子どもたちがキーワードなどを入力すると、こんな本がある、タブレットからタップすれば、すぐ借りられる、学校に届くという形になれば、本に触れる機会が増えるのでは ・書店との共存・共栄 ・書店のイベントなどに、学校の先生、ボランティア、学校に関わるいろいろな方も来て、・子どもの読書に関する情報共有ができるとよいのでは ・もう少し近いところで借りられる、返すことができる仕組み ・移動図書館で、公園など好きな場所で読書ができると楽しそう! ・江戸川区に多く住んでいる外国の方に向けたサービスの充実 ・外国語で対応できる人の育成や、同時通訳ができるタブレットなどを設置して、外国の方にも利用しやすく! 42ページ 「江戸川区立図書館に関するアンケート」問10(いただいた要望・意見)でよく使われている言葉 ■みなさんにアンケートで回答いただいたご要望・ご意見の中でよく使われている言葉をAI(人工知能)を活用して抽出しました。 ■「図書」や「本」という言葉が多く使われています。「スペース」「近く」「コミュニティ」などこれからの期待などを表す言葉もみられました。 43ページ 「江戸川区立図書館に関するアンケート」結果 実施概要:調査対象・方法・期間 調査対象 <江戸川区内の施設等における調査票配布等>  ●図書館  ●共育プラザ(子育てひろば)  ●なごみの家  ●アリオ葛西   <各種媒体でのウェブフォームの案内>  ●図書館ウェブサイト訪問者  ●区公式LINEフォロワー  ●区公式X(旧Twitter)やFacebookのフォロワー・閲覧者  ●「外国人住民のくらしについてのアンケート」(ちらし同封)  ●江戸川区職員 調査方法 各施設での調査票(アンケート用紙)の配布、またはウェブフォーム 調査期間 2023年(令和5年)8月8日(火)~9月30日(土) 有効回収数 項目 回答数(件) 回答構成比 ウェブ 1694 50.89% 紙 1635 49.11% 計 3329 100.00% 44ページ 単純集計 問1 アンケートを知った場所 項目 回答数(件) 回答構成比 図書館 926 27.82% 図書館ウェブサイト 672 20.19% なごみの家 211 6.34% 共育プラザ 326 9.79% 子育てひろば 33 0.99% アリオ葛西 181 5.44% 学校 13 0.39% 区役所 9 0.27% 区役所(職員) 102 3.06% 江戸川区ホームページ 67 2.01% 江戸川区公式LINE 602 18.08% 江戸川区公式X(旧Twitter)アカウント 30 0.90% SNS 4 0.12% LINE 8 0.24% X(旧Twitter) 72 2.16% Facebook 6 0.18% 子ども未来館 1 0.03% 家族・親戚 3 0.09% 職場・オフィス 2 0.06% 友人・知人・仲間 7 0.21% その他・無回答・無効回答 54 1.62% 計 3329 100.00% 問2 住んでいる地域 項目 回答数(件) 回答構成比 人口構成比(令和5年4月1日現在) 中央 416      12.50%         19.68% 小松川 288      8.65%          8.10% 小岩 388      11.66%       14.07% 葛西 1225 36.80% 37.95% 東部 466 14.00% 12.31% 鹿骨 205 6.16% 7.89% 区外 179 5.38% - わからない 123 3.69% - 選択肢の地域をまたがる回答 10 0.30% - その他・無回答 29 0.87% - 計 3329 100.00% 100.00% 45ページ 問3 年代 項目 回答数(件) 回答構成比 人口構成比(令和5年4月1日現在) 12歳以下 190 5.71% 10.24% 13歳~15歳 203 6.10% 2.63% 16歳~19歳 88 2.64% 3.65% 20歳代 195 5.86% 13.00% 30歳代 506 15.20% 12.89% 40歳代 632 18.98% 14.84% 50歳~64歳 818 24.57% 21.43% 65歳~74歳 392 11.78% 9.45% 75歳以上 287 8.62% 11.87% 無回答 18 0.54% - 計 3329 100.00% 100.00% 問4 国籍 項目 回答数(件) 回答構成比 日本 3258 97.87% 中国 19 0.57% 韓国 6 0.18% インド 4 0.12% フィリピン 6 0.18% ベトナム 1 0.03% タイ 1 0.03% マレーシア 1 0.03% ミャンマー 1 0.03% 台湾 1 0.03% オーストラリア 1 0.03% 重複回答 10 0.30% 無回答 20 0.60% 計 3329 100.00% 問5 職業 項目 回答数(件) 回答構成比 働いている 1755 52.72% 学生 511 15.35% 専業主婦・主夫、家事手伝い 528 15.86% 無職(「学生」「専業主婦・主夫、家事手伝い」以外) 442 13.28% 年金受給者 8 0.24% 職業訓練中、就業予定 2 0.06% 休職中、育児休業中 17 0.51% 幼児 3 0.09% その他・無回答 63 1.89% 計 3329 100.00% 46ページ 問6 図書館の利用状況 項目 回答数(件) 回答構成比 利用する 2744 82.43% 利用しない 563 16.91% 無回答 22 0.66% 計 3329 100.00% 問7 図書館の利用回数 項目 回答数(件) 回答構成比 ほぼ毎日 89 3.24% 週に1~2回 726 26.46% 月に1~2回 1201 43.77% 2~3か月に1回 377 13.74% 半年に1回 204 7.43% 年に1回 141 5.14% 不定期 1 0.04% 無回答 5 0.18% 計 2744 100.00% 問8 図書館を利用しない理由(複数回答可) 項目 回答数(件) 回答対象数(問6で「利用しない」の回答者数=563件)に対する割合 回答者数(718件)に対する割合 読みたい本がない 120 21.31% 16.71% 時間がない 230 40.85% 32.03% 場所を知らない 61 10.83% 8.50% 図書館が遠い 221 39.25% 30.78% 開館時間が短い 36 6.39% 5.01% 本は購入する 168 29.84% 23.40% 本に興味がない 67 11.90% 9.33% 図書館に興味がない 66 11.72% 9.19% 図書館ですることがない 74 13.14% 10.31% インターネットやスマホで用が足りる 122 21.67% 16.99% 「その他」の回答をカテゴリ分けして確認 ※多いものから順番に並べた ●子どものことが気になる 13件 ●館内環境が合わない(室温、匂い等) 7件 ●衛生面が気になる 6件 ●学習スペースの不足 6件 ●返却が不便 5件 ●身体的・精神的に不自由がある 4件 ●他にすることがある 4件 ●座席がない・狭い 3件 ●予約資料の確保に時間がかかる 3件 ●他の図書館に行く 3件 ●引っ越したばかり 3件 ●面倒 3件 ●利用の仕方がわからない 2件 など 47ページ 問9 これからの図書館に期待すること  ※「強くそう思う」を2、「そう思う」を1、「そう思わない」を-1と数値化したときの平均値 項目 平均値 ➀本と出会い読書を楽しめる 1.58 ②静かな読書・学習のスペースがある 1.55 ③必要な資料が質・量ともに揃っている 1.50 ④近くの施設での資料の受取や返却ができる 1.48 ⑤資料の配置が魅力的でわかりやすい 1.43 ⑥セルフ貸出機などで、自分で貸出や返却ができる 1.38 ⑦家から電子資料(図書、雑誌など)をPC・スマホで利用できる 1.28 ⑧Wi-Fi環境や電源が整っており、自分のPC・スマホで作業できる 1.22 ⑨新聞雑誌記事、事典、統計、調査データなどのデータベースを利用できる 1.19 ⑩障害者・高齢者・外国の人など様々な人々への配慮がある 1.13 ⑪音楽資料や映像資料を利用できる 1.09 ⑫地域の歴史・文化や様々な情報に関するコレクションがある 1.08 ⑬イベントや閲覧席、会議室のネット予約ができる 1.07 ⑭子ども向け・子育て支援のイベントがある 1.04 ⑮地域の歴史・文化などについての情報発信の拠点である 1.01 ⑯子どもが、寝転んだり、にぎやかにしていいスペースがある 0.97 ⑰ものづくり・プログラミング・音楽・その他、様々な趣味などの場になる 0.86 ⑱グループで学習や作業できるスペースがある 0.85 ⑲ものづくりを学んだり必要な作業をしたりできる場所がある 0.81 ⑳作者を囲む会などのイベントがある 0.81 ㉑飲食、くつろげるスペースがある。談話も可能 0.70 ㉒多世代、多文化など多様な人々と交流できるイベントがある 0.68 ㉓情報の探し方や安全なスマホやインターネット活用のための講座がある 0.63 ㉔キャリアアップ・起業・就業のための講座などがある 0.58 ㉕図書館ボランティアとして活動できる 0.57 ㉖専門機関などの紹介を受けられる 0.56 48ページ 問10 ご要望・ご意見 カテゴリ 求める図書館の姿(105件) 主なご意見 ●誰もが気軽に足を運びたいと思える場所。快適で自由に本が読める、本の森のような空間があると思えば、集中して学習や仕事ができる、時には講座やイベント、相談もできる、会議や文化活動もできる多様な機能も備え、子どもからお年寄りまで、どんな人も自由に利用できる。 ●地域の文化や歴史をはじめ、さまざまな知識に手軽にアクセスできる場所であってほしい。これからの時代はより一層デジタル技術を活用して効率化や利便性向上に努めてほしい。ただ、図書館は静かに読書や調べものをする場所と認識しており、娯楽性の高いイベント等は避けるべきである。 ●書籍をただ貸し借りするだけなら、原則来館不要で貸し借りが完了するようにしていくべき。そのうえで、来館すること自体も新たな興味・関心の発見につながる魅力の増進に期待したい。 カテゴリ サービス(386件) 主なご意見 <図書館システム>129件 ●Webサイト・予約・検索システムの使い勝手をよくしてほしい。 ●Webで資料のリクエストをしたい。 ●アプリ等で貸出カードを表示できるようにしてほしい。 <イベント・企画>69件 ●子ども向け・大人向けともに、多種多様なイベントや企画があるとよい。 ●各館のイベントをまわしてほしい。図書館だけでなく、出張して実施してほしい。 ●イベントや企画を、地域の方の力も借りて、行ってほしい。 <新しいサービスなど>57件 ●共働きやひとり親の子、家で学習することが難しい子たちの居場所として機能してほしい。そのために、イベントを増やしたり、学習を支援する場を設けたり、子どもだけで利用できる時間を長くしてほしい。 49ページ カテゴリ コレクション(233件) 主なご意見 ●蔵書を充実させ多種多様な資料をそろえてほしい。  (マンガ、雑誌、専門書、教科書、学習参考書、視聴覚資料、電子資料、ゲームなど) ●どの分野においても、常に最新のものがそろっていると嬉しい。 ●いろいろな本があるのがいい。その上で、正しく情報が整理されている質の高いところが図書館であればいい。 ●売れていなくても良い書籍、個人で買うには高すぎる学術書、専門書などを中心に幅広く貸し出すべき。 ●人気のある本を増冊していただけたら嬉しい。 ●人気のある本を、何冊も買うのではなく、希少な本もそろえてほしい。 カテゴリ 施設・設備(443件) 主なご意見 <返却ポスト・窓口の設置>81件 ●駅や商業施設など、利便性の高い場所に、返却ポストや貸出・返却ができる窓口を設置してほしい。 ●コミュニティ会館など図書館以外の区の施設でも、貸出・返却ができるようにしてほしい。 <館内スペースについて>137件 ●子どもはどうしても声を出して読んでもらったり、話したりして静かに見る事が難しいので、それが可能なスペースがあると嬉しい。親子連れも使用しやすいと思う。 ●小中学生、高校生が、個人やグループで学習したりできるスペースを増やしてほしい。 ●学習・仕事のためのスペースを増やしてほしい。個別ブース、間仕切りがあるとより集中しやすく作業などがはかどる。 ●例えば月曜はシルバーデイ、火曜は学生デイ、水曜は子連れデイなど、あらゆる利用者が平等に(文句を言われることなく)施設を利用できる機会が設けられるといい。 ●子どもが利用しやすい環境があるとありがたいが、大人が集中して読書したり、資料を探したり出来る静かな空間があることも図書館の良い所でもあるので、階数ごとに住み分けする等の工夫があるとありがたい。 ●集中と、にぎわいにエリアを分け、楽しい場にしてほしい。 ●来館者がくつろげるカフェや飲食できるスペースがあるといい。 50ページ カテゴリ 運営(128件) 主なご意見 <職員の待遇等>23件 ●資料の充実とともに、職員の増員・育成にも力をいれてほしい。セルフ貸出機の充実など気軽に利用したいこともある一方で、資料を探すときなど職員に頼らないと解決できないことも多い。 ●働く人が心地よい環境にならないと、利用者にとっても心地よい環境にはならないと思う。 <開館日・開館時間等>26件 ●遅くまで開いているので助かる。 ●人的負担や省エネルギーなどを考慮し、開館時間は短くてもよい。 <ボランティア参加等>12件 ●ボランティアとして、仕事してみたい。 ●ボランティアもいいが、江戸川区に住んで、江戸川区で働くことができると地域の人とのつながり、安心感、地域への関心も高まるのではないか。 51ページ 問8「図書館を利用しない理由」の年代別クロス集計 ※それぞれの回答対象数に対する割合 読みたい本がない 12歳以下 78.13% 13歳~15歳 55.56% 16歳~19歳 12.90% 20歳代 9.09% 30歳代 12.50% 40歳代 12.31% 50歳~64歳 11.65% 65歳~74歳 16.67% 75歳以上 1.82% 時間がない 12歳以下 56.25% 13歳~15歳 62.96% 16歳~19歳 32.26% 20歳代 38.64% 30歳代 29.17% 40歳代 41.54% 50歳~64歳 42.72% 65歳~74歳 31.48% 75歳以上 29.09% 場所を知らない 12歳以下 25.00% 13歳~15歳 18.52% 16歳~19歳 0.00% 20歳代 11.36% 30歳代 13.54% 40歳代 7.69% 50歳~64歳 6.80% 65歳~74歳 7.41% 75歳以上 7.27% 図書館が遠い 12歳以下 50.00% 13歳~15歳 41.98% 16歳~19歳 22.58% 20歳代 27.27% 30歳代 37.50% 40歳代 49.23% 50歳~64歳 35.92% 65歳~74歳 50.00% 75歳以上 34.55% 開館時間が短い 12歳以下 9.38% 13歳~15歳 9.88% 16歳~19歳 3.23% 20歳代 9.09% 30歳代 4.17% 40歳代 10.77% 50歳~64歳 4.85% 65歳~74歳 7.41% 75歳以上 0.00% 本は購入する 12歳以下 28.13% 13歳~15歳 39.51% 16歳~19歳 35.48% 20歳代 25.00% 30歳代 23.96% 40歳代 27.69% 50歳~64歳 28.16% 65歳~74歳 35.19% 75歳以上 27.27% 本に興味がない 12歳以下 56.25% 13歳~15歳 34.57% 16歳~19歳 9.68% 20歳代 6.82% 30歳代 6.25% 40歳代 3.08% 50歳~64歳 3.88% 65歳~74歳 5.56% 75歳以上 0.00% 図書館に興味がない 12歳以下 28.13% 13歳~15歳 41.98% 16歳~19歳 6.45% 20歳代 0.00% 30歳代 5.21% 40歳代 6.15% 50歳~64歳 4.85% 65歳~74歳 1.85% 75歳以上 10.91% 図書館ですることがない 12歳以下 31.25% 13歳~15歳 37.04% 16歳~19歳 9.68% 20歳代 27.27% 30歳代 8.33% 40歳代 6.15% 50歳~64歳 4.85% 65歳~74歳 3.70% 75歳以上 0.00% インターネットやスマホで用が足りる 12歳以下 21.88% 13歳~15歳 38.27% 16歳~19歳 16.13% 20歳代 15.91% 30歳代 17.71% 40歳代 26.15% 50歳~64歳 20.39% 65歳~74歳 22.22% 75歳以上 9.09% 52ページ 問9「これからの図書館に期待すること」の年代等の属性別クロス集計(本編にある「図書館へのニーズ」の分析に使用したもの)※チェック項目別回答構成比 若い世代のニーズ 【12歳以下】くつろげる図書館 年代別 飲食、くつろげるスペースがある。談話も可能 12歳以下 強くそう思う48.54% そう思う31.58%  そう思わない19.88% 13歳~15歳 強くそう思う39.09% そう思う38.07%  そう思わない22.84% 16歳~19歳 強くそう思う47.67% そう思う32.56%  そう思わない19.77% 20歳代     強くそう思う43.01% そう思う33.33%  そう思わない23.66% 30歳代     強くそう思う40.70% そう思う34.36%  そう思わない24.95% 40歳代     強くそう思う33.60% そう思う36.35%  そう思わない30.05% 50歳~64歳 強くそう思う23.54% そう思う39.02%  そう思わない37.43% 65歳~74歳 強くそう思う21.90% そう思う38.24%  そう思わない39.87% 75歳以上 強くそう思う18.18% そう思う35.15%  そう思わない46.67% 子どもが、寝転んだり、にぎやかにしていいスペースがある 12歳以下 強くそう思う48.52% そう思う28.40%  そう思わない23.08% 13歳~15歳 強くそう思う33.16% そう思う42.86%  そう思わない23.98% 16歳~19歳 強くそう思う34.88% そう思う44.19%  そう思わない20.93% 20歳代     強くそう思う40.11% そう思う36.81%  そう思わない23.08% 30歳代     強くそう思う51.75% そう思う28.54%  そう思わない19.71% 40歳代     強くそう思う34.10% そう思う37.54%  そう思わない28.36% 50歳~64歳 強くそう思う18.00% そう思う38.93%  そう思わない43.07% 65歳~74歳 強くそう思う18.54% そう思う45.36%  そう思わない36.09% 75歳以上 強くそう思う14.77% そう思う37.58%  そう思わない47.65% 【16歳~19歳】多様な情報源 年代別 音楽資料や映像資料を利用できる 12歳以下 強くそう思う35.88% そう思う41.18%  そう思わない22.94% 13歳~15歳 強くそう思う34.02% そう思う45.88%  そう思わない20.10% 16歳~19歳 強くそう思う48.84% そう思う38.37%  そう思わない12.79% 20歳代     強くそう思う39.56% そう思う42.86%  そう思わない17.58% 30歳代     強くそう思う34.03% そう思う50.52%  そう思わない15.45% 40歳代     強くそう思う40.52% そう思う49.35%  そう思わない10.13% 50歳~64歳 強くそう思う38.74% そう思う49.80%  そう思わない11.46% 65歳~74歳 強くそう思う37.46% そう思う48.16%  そう思わない14.38% 75歳以上 強くそう思う25.50% そう思う57.05%  そう思わない17.45% 新聞雑誌記事、事典、統計、調査データなどのデータベースを利用できる 12歳以下 強くそう思う30.99% そう思う46.78%  そう思わない22.22% 13歳~15歳 強くそう思う28.50% そう思う49.22%  そう思わない22.28% 16歳~19歳 強くそう思う47.67% そう思う41.86%  そう思わない10.47% 20歳代     強くそう思う53.01% そう思う38.80%  そう思わない8.20% 30歳代     強くそう思う43.98% そう思う45.23%  そう思わない10.79% 40歳代     強くそう思う43.77% そう思う49.18%  そう思わない7.05% 50歳~64歳 強くそう思う44.03% そう思う48.54%  そう思わない7.43% 65歳~74歳 強くそう思う32.11% そう思う54.85%  そう思わない13.04% 75歳以上 強くそう思う31.48% そう思う53.09%  そう思わない15.43% 53ページ 【学生】さまざまな活動 職業等別 多世代、多文化など多様な人々と交流できるイベントがある 働いている         強くそう思う23.55% そう思う46.91%  そう思わない29.54% 学生             強くそう思う30.60% そう思う41.48%  そう思わない27.93% 専業主婦・主夫、家事手伝い 強くそう思う22.03% そう思う54.85%  そう思わない23.13% 無職             強くそう思う25.24% そう思う44.79%  そう思わない29.97% 情報の探し方や安全なスマホやインターネット活用のための講座がある 働いている         強くそう思う21.93% そう思う46.83%  そう思わない31.24% 学生             強くそう思う26.95% そう思う44.44%  そう思わない28.60% 専業主婦・主夫、家事手伝い 強くそう思う21.11% そう思う51.11%  そう思わない27.78% 無職             強くそう思う26.11% そう思う45.22%  そう思わない28.66% 専門機関などの紹介を受けられる 働いている         強くそう思う22.61% そう思う43.79%  そう思わない33.60% 学生             強くそう思う27.07% そう思う44.01%  そう思わない28.93% 専業主婦・主夫、家事手伝い 強くそう思う18.89% そう思う47.47%  そう思わない33.64% 無職             強くそう思う20.59% そう思う43.46%  そう思わない35.95% 職業等別 図書館ボランティアとして活動できる 働いている         強くそう思う15.87% そう思う50.82%  そう思わない33.31% 学生             強くそう思う30.45% そう思う45.88%  そう思わない23.66% 専業主婦・主夫、家事手伝い 強くそう思う18.18% そう思う54.77%  そう思わない27.05% 無職             強くそう思う15.72% そう思う50.50%  そう思わない33.78% Wi-Fi環境や電源が整っており、自分のPC・スマホで作業できる 働いている         強くそう思う55.03% そう思う30.77%  そう思わない14.20% 学生             強くそう思う53.29% そう思う31.48%  そう思わない15.23% 専業主婦・主夫、家事手伝い 強くそう思う46.12% そう思う38.36%  そう思わない15.52% 無職             強くそう思う42.72% そう思う40.25%  そう思わない17.03% グループで学習や作業できるスペースがある 働いている         強くそう思う31.27% そう思う42.18%  そう思わない26.55% 学生             強くそう思う48.55% そう思う35.54%  そう思わない15.91% 専業主婦・主夫、家事手伝い 強くそう思う31.28% そう思う48.24%  そう思わない20.48% 無職             強くそう思う20.85% そう思う48.86%  そう思わない30.29% 職業等別 ものづくりを学んだり必要な作業をしたりできる場所がある 働いている         強くそう思う29.88% そう思う43.85%  そう思わない26.27% 学生             強くそう思う38.51% そう思う42.86%  そう思わない18.63% 専業主婦・主夫、家事手伝い 強くそう思う33.55% そう思う46.19%  そう思わない20.26% 無職             強くそう思う20.06% そう思う48.87%  そう思わない31.07% 飲食、くつろげるスペースがある。談話も可能 働いている         強くそう思う30.85% そう思う37.07%  そう思わない32.07% 学生             強くそう思う44.93% そう思う33.75%  そう思わない21.33% 専業主婦・主夫、家事手伝い 強くそう思う31.60% そう思う39.39%  そう思わない29.00% 無職             強くそう思う24.46% そう思う31.89%  そう思わない43.65% 子どもが、寝転んだり、にぎやかにしていいスペースがある 働いている         強くそう思う31.68% そう思う35.83%  そう思わない32.49% 学生             強くそう思う38.88% そう思う38.25%  そう思わない22.87% 専業主婦・主夫、家事手伝い 強くそう思う31.93% そう思う37.92%  そう思わない30.16% 無職             強くそう思う18.47% そう思う41.72%  そう思わない39.81% 54ページ 子育て・働き盛り世代のニーズ 子育てや仕事に役立つサービス 年代別 子ども向け・子育て支援のイベントがある 12歳以下 強くそう思う31.03% そう思う45.40%  そう思わない23.56% 13歳~15歳 強くそう思う27.27% そう思う45.96%  そう思わない26.77% 16歳~19歳 強くそう思う31.76% そう思う47.06%  そう思わない21.18% 20歳代     強くそう思う35.87% そう思う50.54%  そう思わない13.59% 30歳代     強くそう思う55.78% そう思う35.09%  そう思わない9.13% 40歳代     強くそう思う44.41% そう思う44.25%  そう思わない11.35% 50歳~64歳 強くそう思う28.09% そう思う53.36%  そう思わない18.55% 65歳~74歳 強くそう思う20.33% そう思う62.30%  そう思わない17.38% 75歳以上 強くそう思う26.14% そう思う51.63%  そう思わない22.22% キャリアアップ・起業・就業のための講座などがある 12歳以下 強くそう思う18.13% そう思う40.94%  そう思わない40.94% 13歳~15歳 強くそう思う16.49% そう思う47.42%  そう思わない36.08% 16歳~19歳 強くそう思う19.77% そう思う51.16%  そう思わない29.07% 20歳代     強くそう思う27.03% そう思う47.03%  そう思わない25.95% 30歳代    強くそう思う25.47% そう思う42.03%  そう思わない32.51% 40歳代     強くそう思う28.41% そう思う43.84%  そう思わない27.75% 50歳~64歳 強くそう思う19.68% そう思う49.60%  そう思わない30.73% 65歳~74歳 強くそう思う16.78% そう思う44.86%  そう思わない38.36% 75歳以上 強くそう思う15.89% そう思う48.34%  そう思わない35.76% 年代別 近くの施設での資料の受取や返却ができる 12歳以下 強くそう思う47.06% そう思う37.65%  そう思わない15.29% 13歳~15歳 強くそう思う38.34% そう思う45.08%  そう思わない16.58% 16歳~19歳 強くそう思う51.16% そう思う39.53%  そう思わない9.30% 20歳代     強くそう思う76.76% そう思う18.92%  そう思わない4.32% 30歳代     強くそう思う74.39% そう思う21.72%  そう思わない3.89% 40歳代     強くそう思う74.68% そう思う20.94%  そう思わない4.38% 50歳~64歳 強くそう思う66.36% そう思う27.38%  そう思わない6.26% 65歳~74歳 強くそう思う44.98% そう思う44.34%  そう思わない10.68% 75歳以上 強くそう思う36.05% そう思う48.26%  そう思わない15.70% 家から電子資料(図書、雑誌など)をPC・スマホで利用できる 12歳以下 強くそう思う44.12% そう思う40.00%  そう思わない15.88% 13歳~15歳 強くそう思う38.78% そう思う39.80%  そう思わない21.43% 16歳~19歳 強くそう思う48.84% そう思う37.21%  そう思わない13.95% 20歳代     強くそう思う75.96% そう思う17.49%  そう思わない6.56% 30歳代     強くそう思う66.39% そう思う23.57%  そう思わない10.04% 40歳代     強くそう思う61.07% そう思う28.66%  そう思わない10.26% 50歳~64歳 強くそう思う57.16% そう思う31.27%  そう思わない11.56% 65歳~74歳 強くそう思う38.03% そう思う42.61%  そう思わない19.37% 75歳以上 強くそう思う22.14% そう思う45.71%  そう思わない32.14% 年代別 イベントや閲覧席、会議室のネット予約ができる 12歳以下 強くそう思う31.18% そう思う41.76%  そう思わない27.06% 13歳~15歳 強くそう思う27.55% そう思う40.31%  そう思わない32.14% 16歳~19歳 強くそう思う44.19% そう思う39.53%  そう思わない16.28% 20歳代     強くそう思う52.46% そう思う31.69%  そう思わない15.85% 30歳代     強くそう思う52.90% そう思う34.44%  そう思わない12.66% 40歳代     強くそう思う49.09% そう思う42.01%  そう思わない8.90% 50歳~64歳 強くそう思う42.31% そう思う40.98%  そう思わない16.71% 65歳~74歳 強くそう思う26.86% そう思う49.12%  そう思わない24.03% 75歳以上 強くそう思う18.75% そう思う47.22%  そう思わない34.03% 資料の配置が魅力的でわかりやすい 12歳以下 強くそう思う46.78% そう思う41.52%  そう思わない11.70% 13歳~15歳 強くそう思う43.88% そう思う38.78%  そう思わない17.35% 16歳~19歳 強くそう思う57.47% そう思う31.03%  そう思わない11.49% 20歳代     強くそう思う64.48% そう思う32.24%  そう思わない3.28% 30歳代     強くそう思う65.91% そう思う29.96%  そう思わない4.13% 40歳代     強くそう思う63.15% そう思う33.28%  そう思わない3.57% 50歳~64歳 強くそう思う58.40% そう思う38.19%  そう思わない3.41% 65歳~74歳 強くそう思う40.07% そう思う52.12%  そう思わない7.82% 75歳以上 強くそう思う31.71% そう思う48.17%  そう思わない20.12% 55ページ 年代別 必要な資料が質・量ともに揃っている 12歳以下 強くそう思う44.44% そう思う41.52%  そう思わない14.04% 13歳~15歳 強くそう思う48.47% そう思う36.73%  そう思わない14.80% 16歳~19歳 強くそう思う64.37% そう思う28.74%  そう思わない6.90% 20歳代     強くそう思う77.84% そう思う18.92%  そう思わない3.24% 30歳代  強くそう思う72.02% そう思う25.31%  そう思わない2.67% 40歳代     強くそう思う71.45% そう思う25.45%  そう思わない3.10% 50歳~64歳 強くそう思う65.46% そう思う30.14%  そう思わない4.40% 65歳~74歳 強くそう思う48.11% そう思う41.82%  そう思わない10.06% 75歳以上 強くそう思う33.14% そう思う50.29%  そう思わない16.57% 新聞雑誌記事、事典、統計、調査データなどのデータベースを利用できる 12歳以下 強くそう思う30.99% そう思う46.78%  そう思わない22.22% 13歳~15歳 強くそう思う28.50% そう思う49.22%  そう思わない22.28% 16歳~19歳 強くそう思う47.67% そう思う41.86%  そう思わない10.47% 20歳代 強くそう思う53.01% そう思う38.80%  そう思わない8.20% 30歳代 強くそう思う43.98% そう思う45.23%  そう思わない10.79% 40歳代 強くそう思う43.77% そう思う49.18%  そう思わない7.05% 50歳~64歳 強くそう思う44.03% そう思う48.54%  そう思わない7.43% 65歳~74歳 強くそう思う32.11% そう思う54.85%  そう思わない13.04% 75歳以上 強くそう思う31.48% そう思う53.09%  そう思わない15.43% 図書館を利用していない方のニーズ 従来の図書館の枠から、一歩ふみ出したサービス 利用の有無別 ものづくり・プログラミング・音楽・その他、様々な趣味などの場になる 強くそう思う そう思う そう思わない 利用する 強くそう思う28.10% そう思う49.98%  そう思わない21.92% 利用しない 強くそう思う31.85% そう思う50.00%  そう思わない18.15% グループで学習や作業できるスペースがある 利用する 強くそう思う32.53% そう思う42.66%  そう思わない24.81% 利用しない 強くそう思う36.11% そう思う43.06%  そう思わない20.83% 飲食、くつろげるスペースがある。談話も可能 利用する 強くそう思う31.55% そう思う35.87%  そう思わない32.57% 利用しない 強くそう思う36.49% そう思う38.80%  そう思わない24.71% 56ページ 江戸川区立図書館に関するアンケート 江戸川区では図書館の今後の計画を検討しています。この計画により、皆様に最大限役立つサービスができるよう、ぜひご意見を聞かせてください。 問1~問8は、該当する番号を丸で囲んでください。 問1 このアンケートを知った場所 ① 図書館 ② なごみの家 ③ 共育プラザ   ④ 子育てひろば ⑤ アリオ葛西 ⑥ 学 校 ⑦ 区役所 ⑧ その他(   )  問2 住んでいる地域 ① 中 央 ② 小松川 ③ 小 岩 ④ 葛 西 ⑤ 東 部 ⑥ 鹿 骨 ⑦ 区 外 ⑧ わからない 問3 年 代 ① 12歳以下 ② 13歳~15歳 ③ 16歳~19歳 ④ 20歳代 ⑤ 30歳代 ⑥ 40歳代 ⑦ 50歳~64歳 ⑧ 65歳~74歳 ⑨ 75歳以上 問4 国 籍 ① 日本 ② 中国 ③ 韓国 ④ インド ⑤ フィリピン ⑥ ベトナム ⑦ その他( ) 問5 職 業 ① 働いている ② 学生 ③ 専業主婦・主夫、家事手伝い ④ 無職(②③以外) ⑤ その他(      ) 問6 図書館の利用状況 ① 利用する⇒問7へ(問8は回答不要) ② 利用しない⇒問8へ(問7は回答不要) 問7 図書館の利用回数 ① ほぼ毎日 ② 週に1~2回 ③ 月に1~2回 ④ 2~3か月に1回 ⑤ 半年に1回 ⑥ 年に1回 問8 図書館を利用しない理由(複数回答可) ① 読みたい本がない ② 時間がない ③ 場所を知らない ④ 図書館が遠い ⑤ 開館時間が短い ⑥ 本は購入する ⑦ 本に興味がない ⑧ 図書館に興味がない ⑨ 図書館ですることがない ⑩ インターネットやスマホで用が足りる ⑪ その他(    ) 裏面もご回答をお願いします。 57ページ 問9 これからの図書館に期待すること 該当するものにチェック(レ点)をつけてください。 強くそう思う そう思う そう思わない 本と出会い読書を楽しめる ものづくり・プログラミング・音楽・その他、様々な趣味などの場になる 子ども向け・子育て支援のイベントがある キャリアアップ・起業・就業のための講座などがある 作者を囲む会などのイベントがある 地域の歴史・文化などについての情報発信の拠点である 多世代、多文化など多様な人々と交流できるイベントがある 情報の探し方や安全なスマホやインターネット活用のための講座がある 専門機関などの紹介を受けられる 障害者・高齢者・外国の人など様々な人々への配慮がある 図書館ボランティアとして活動できる セルフ貸出機などで、自分で資料の貸出や返却ができる Wi-Fi環境や電源が整っており、自分のPC・スマホで作業できる 近くの施設で資料の受取や返却ができる 家から電子資料(図書、雑誌など)をPC・スマホで利用できる イベントや閲覧席、会議室のネット予約ができる 資料の配置が魅力的でわかりやすい 必要な資料が質・量ともに揃っている 音楽資料や映像資料を利用できる 新聞雑誌記事、事典、統計、調査データなどのデータベースを利用できる 地域の歴史・文化や様々な情報に関するコレクションがある 静かな読書・学習のスペースがある グループで学習や作業できるスペースがある ものづくりを学んだり必要な作業をしたりできる場所がある 飲食、くつろげるスペースがある。談話も可能 子どもが、寝転んだり、にぎやかにしていいスペースがある 問10 ご要望・ご意見 自由にお書きください。 ありがとうございました。ご記入いただいた内容は、アンケートの集計のみに使用し、集計後の統計資料はアンケートの趣旨・目的以外の目的には使用しません。 【アンケート企画・実施】㈱未来の図書館研究所(江戸川区立図書館基本計画策定支援業務委託受託団体) 58ページ 図書館施設一覧 令和5年(2023年)4月1日現在 図書館名 設置年月 延床面積(㎡) 構造 開館時間 休館日(蔵書点検及び臨時休館除く) ① 中央図書館 平成12年7月 7,500.00㎡  地上4階・地下1階 9:00~21:30 毎月第4月曜日・12/31~1/2 ② 小岩図書館 昭和21年12月 2,932.80㎡ 4階建 9:00~21:30 毎月第4月曜日・12/31~1/2 ③ 松江図書館 昭和26年9月 704.45㎡ 松江区民プラザ1階 9:00~21:30 毎月第4月曜日・12/31~1/2 ④ 小松川図書館 昭和32年8月 1,209.18㎡ 3階建 9:00~21:30 毎月第4月曜日・12/31~1/2 ⑤ 篠崎図書館 昭和42年5月 1,087.37㎡ 篠崎文化プラザ3階 9:00~21:30 毎月第4月曜日・12/31~1/2 ⑥ 葛西図書館 昭和49年6月 1,550.55㎡ 3階建 9:00~21:30 毎月第4月曜日・12/31~1/2 ⑦ 西葛西図書館 平成5年5月 2,341.85㎡ 地上3階・地下1階 9:00~21:30 毎月第4月曜日・12/31~1/2 ⑧ 東葛西図書館 平成17年9月 1,398.36㎡ 東葛西コミュニティ会館1~2階 9:00~21:30 毎月第4月曜日・12/31~1/2 ⑨ 東部図書館 平成22年12月 2,000.97㎡ 2階建 9:00~21:30 毎月第4月曜日・12/31~1/2 ⑩ 篠崎子ども図書館 平成22年4月 412.21㎡ 子ども未来館1階 9:00~17:00 毎月第4月曜日・12/29~1/3  ⑪ 鹿骨コミュニティ図書館 平成16年4月 407.21㎡ 鹿骨区民館1階 9:00~17:00 毎月第4月曜日・12/29~1/3 ⑫ 清新町コミュニティ図書館 平成16年4月 435㎡ 清新町コミュニティ会館2階 9:00~21:30 毎月第4月曜日・12/31~1/2 59ページ 図書館名 施設設備等 ① 中央図書館 駐輪場(バイク駐輪可) 駐車場地下19台(有料) 障害者用駐車場1台 エレベーター 多目的トイレ オストメイト 乳幼児おむつ替えベッド授乳室 音声案内 データベース/インターネット閲覧席 持ち込みパソコン利用席 対面朗読室 録音室  音声対応パソコン 拡大読書器 点字プリンター カセットレコーダー デジタル録音機 DAISY再生機(プレクストーク等) ② 小岩図書館 駐輪場92台 バイク5台 駐車場9台 障害者用駐車場1台 エレベーター 多目的トイレ オストメイト 乳幼児おむつ替えベッド 授乳室 音声案内 データベース/インターネット閲覧席 持ち込みパソコン利用席 対面朗読室 録音室 拡大読書器 カセットレコーダー ③ 松江図書館 駐輪場 障害者用駐車場1台 エレベーター 多目的トイレ オストメイト 乳幼児おむつ替えベッド 授乳室 インターネット閲覧タブレット(データベースの閲覧はできません) ④ 小松川図書館 駐輪場 乳幼児おむつ替えベッド 音声案内 インターネット閲覧タブレット(データベースの閲覧はできません) 持ち込みパソコン利用席 ⑤ 篠崎図書館 エレベーター 多目的トイレ オストメイト 乳幼児おむつ替えベッド 授乳室 データベース/インターネット閲覧席 持ち込みパソコン利用席 ⑥ 葛西図書館 駐輪場 駐車場7台 障害者用駐車場1台 多目的トイレ 乳幼児おむつ替えベッド 音声案内 データベース/インターネット閲覧席 持ち込みパソコン利用席 ⑦ 西葛西図書館 駐輪場 エレベーター 多目的トイレ オストメイト 乳幼児おむつ替えベッド 授乳室 音声案内 データベース/インターネット閲覧席 持ち込みパソコン利用席 対面朗読室 点字作業室 音声対応パソコン 点字プリンター ⑧ 東葛西図書館 駐輪場 駐車場11台 障害者用駐車場1台 エレベーター 多目的トイレ オストメイト 乳幼児おむつ替えベッド 音声案内 データベース/インターネット閲覧席 対面朗読室 録音室 点字作業室 音声対応パソコン 拡大読書器 点字プリンター  カセットレコーダー DAISY再生機(プレクストーク等) ⑨ 東部図書館 駐輪場 駐車場7台 障害者用駐車場1台 エレベーター 多目的トイレ オストメイト 乳幼児おむつ替えベッド 音声案内 データベース/インターネット閲覧席 持ち込みパソコン利用席 ⑩篠崎子ども図書館 駐輪場 駐車場4台 障害者用駐車場1台 エレベーター 多目的トイレ オストメイト 乳幼児おむつ替えベッド 授乳室 音声案内 データベース/インターネット閲覧席 ⑪鹿骨コミュニティ図書館 駐輪場 駐車場40台 障害者用駐車場2台 エレベーター 多目的トイレ オストメイト 乳幼児おむつ替えベッド ⑫清新町コミュニティ図書館 駐輪場 エレベーター 多目的トイレ 乳幼児おむつ替えベッド 音声案内 インターネット閲覧タブレット(データベースの閲覧はできません) 60ページ 用語集 ア行 用語 ICタグ(アイシータグ) 説明 ICチップを埋め込んだ荷札(タグ)のことで、専用機器を用いて無線でデータの書込・読取が可能である。図書館では蔵書のデータの管理や盗難防止に使用されることが多い。 掲載ページ 9ページ 用語 アクセシブル 説明 「アクセシブル」は利用しやすいこと。読むことに困難がある方でも利用しやすい書籍や資料を「アクセシブルな書籍(資料)」という。 掲載ページ p.9、24、31 用語 アクセシブルライブラリー 説明 メディアドゥ社による、視覚障害者専用の電子図書館サービス。江戸川区立図書館で契約し、利用者に提供している。 掲載ページ 9ページ 用語 移動図書館 説明 何らかの移動手段を用いて図書館資料を図書館から離れた場所に運び、図書館職員によるサービスを提供する図書館またはサービス方式。 掲載ページ 33ページ 用語 ウェブリクエスト 説明 「リクエスト」とは図書館が所蔵していない資料について、他自治体の図書館と協力したり、購入によって、提供するサービスのことをいう。現在江戸川区立図書館では申込用紙で受け付けているが、ウェブで受けつける方式を「ウェブリクエスト」という。 掲載ページ 20ページ 用語 AI(エーアイ) 説明 「Artificial Intelligence」(人工知能)の略語で、言語の理解や推論、問題解決などの知的行動を人間にかわってコンピュータに行わせる技術のこと。 掲載ページ 20ページ 用語 SDGs(エスディジーズ) 説明 2030年までにすべての国連加盟国が達成を目指す国際目標。経済(経済的な豊かさ)、社会(ひとり一人の人権の尊重)、環境(地域環境の保護)の3つのバランスをとり、将来まですべての人が平和で豊かに暮らせる世界を実現しようとするもの。 掲載ページ 3、4ページ 用語 OPAC(オパック/オーパック) 説明 「Online Public Access Catalog」の略。電子化され、蔵書検索のために利用者に公開された目録のこと。ウェブで提供され、インターネットを通じて図書館外から利用できるものを、特に「ウェブOPAC」という。 掲載ページ 17ページ 61ページ 用語 オンラインデータベース 説明 ネットワークを経由して利用できるデータベースのこと。図書館では特に、サービス事業者と契約することで利用者に提供している、新聞や雑誌の記事、統計データ、辞書事典類等のデータベースのことをいう。江戸川区立図書館でもいくつかのオンラインデータベースを提供している。 掲載ページ 10、23ページ カ行 用語 GIGA(ギガ)スクール構想 説明 全国の児童・生徒に対して一人一台のコンピュータと高速ネットワークを整備する文部科学省の取組み。江戸川区でもタブレットPCの提供などを行っている。 掲載ページ 34ページ 用語 子ども司書養成講座 説明 図書館に関する講座を受講した子どもたちを「子ども司書」(自治体によっては「読書リーダー」などの名称もある)として認定し、図書館とともに地域へ読書の楽しさや大切さを広める活動に参加できるようにする取組み。 掲載ページ 33ページ 用語 子ども読書活動推進計画 説明 「子どもの読書活動の推進に関する法律」第9条2項により、国が策定した基本計画等を勘案し、地方公共団体がそれぞれの地域の実情をふまえて策定する、子どもの読書活動の推進に関する計画。 掲載ページ 3ページ 用語 コレクション 説明 図書館の蔵書(所蔵している資料)のことであるが、現在は電子書籍など「蔵書」という用語ではカバーできないものもあるため、本計画では「コレクション」と呼ぶ。 掲載ページ 16、21、22、25、32、34ページ 用語 コンテンツ 説明 「コンテンツ」とは内容のことで、メディアに記録されたテキストや音声、動画などをこのように呼ぶことがある。 掲載ページ 23ページ サ行 用語 サピエ図書館 説明 「サピエ」とは、視覚障害者、視覚による表現の認識が困難な方々に対し、さまざまな情報を点字、音声データで提供するネットワークのこと。そのサービスの一つに点字図書や録音図書などの書誌データベース「サピエ図書館」がある。江戸川区立中央図書館もサピエの会員施設・団体となっている。 掲載ページ 17ページ 62ページ 用語 指定管理者制度 説明 公の施設の運営を、民間企業を含め指定した者に委ねることができる制度。平成15年の地方自治法の改正により、区民施設や図書館など公共施設の管理を民間会社等に行わせることが可能となった。江戸川区立図書館の運営はこの制度により指定管理者が行っている。 掲載ページ 7ページ 用語 自動予約棚 説明 予約した図書館資料の受取・貸出を利用者自身でできる仕組み。 掲載ページ 20ページ 用語 ゾーニング 説明 建築計画で、静かなエリア、にぎやかなエリアなど、用途等によって施設内を区分すること。 掲載ページ 26ページ タ行 用語 対面朗読 説明 視覚に障害のある方などを対象に、資料を朗読するサービス。江戸川区立図書館でも提供している。 掲載ページ 17ページ 用語 団体貸出用図書パッケージ 説明 団体貸出用に、さまざまなテーマによりあらかじめ用意された図書等のセットのこと。 掲載ページ 34ページ 用語 DX(ディーエックス) 説明 「Digital Transformation」の略語で、デジタル化やコンピュータ化を通じて業務やサービスを改善し変革すること。 掲載ページ 20ページ 用語 デジタルアーカイブ 説明 博物館・美術館、図書館、文書館・資料館、大学・研究機関等の公共性の高いデータを電子化して、そのデジタル資料を管理・公開するシステムやサービス。江戸川区立図書館でも提供している。 掲載ページ 9、21、23ページ 用語 デジタルサイネージ 説明 館内などに設置され、ディスプレイなどの機器を使って、さまざまな情報を発信する仕組みのこと。タッチパネル式のものもある。 掲載ページ 26ページ 用語 デジタルデバイド(情報格差) 説明 インターネットやパソコン等のデジタル技術を利用できる者とできない者との間に生じる格差のこと。 掲載ページ 13、18ページ 用語 電子図書サービス 説明 PCやタブレット、スマートフォンなどで、これらの画面上で読める書籍である「電子図書」を閲覧できるよう提供するサービスを「電子図書サービス」という。江戸川区立図書館では現在、前述の「アクセシブルライブラリー」と、外国語の資料を多くそろえた電子図書サービスの2種を提供しており、これらはインターネットを通じて図書館外でも利用できる。 掲載ページ 9、18、23、24ページ 63ページ 用語 読書バリアフリー計画 説明 「視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律」第8条により、国が策定した基本計画等を勘案し、地方公共団体がそれぞれの地域の実情をふまえて策定する、視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する計画。 掲載ページ 3ページ 用語 図書館アプリ 説明 図書館が提供する、図書館サービスを利用するためのアプリのこと。「アプリ」とはさまざまな機能を持ったソフトウェアのことで、特にスマートフォンやタブレットPCのもの。 掲載ページ 20ページ 用語 図書館サテライト 説明 もっと身近に区立図書館をご利用いただくため、区内10か所の小中学校に「区立図書館サテライト」を設置している。週2回、予約資料の貸出や返却、利用登録など、区立図書館の一部のサービスがご利用いただける。特に、「ブックポスト」は、年末年始等を除く24時間利用可能で、とても便利である。また、日曜日には学校図書館内の図書を自由にお読みいただける学校図書館の地域開放も行っている(資料は館内でのみ閲覧できる)。 掲載ページ 7、8、9、20、25、27、30ページ マ行 用語 マルチメディアデイジー 説明 「デイジー」(DAISY)とは「Digital Accessible Information System」の略で、印刷された図書などを読むのが困難な方のために開発された電子図書の国際的な規格。この規格のもと、録音テープの代わりとして音声のみを記録したもの(音声デイジー)、テキスト、画像、動画なども記録した「マルチメディアデイジー」などがある。 掲載ページ 24ページ ヤ行 用語 ユニバーサルデザイン 説明 建築や製品、ウェブサイトなどについて、誰でも利用できることをめざしたデザインのこと。 掲載ページ 26ページ ラ行 用語 りんごの棚 説明 特別なニーズのある子どものためのアクセシブルな書籍を集めた本棚のこと。スウェーデンで始まり、この「りんごの棚」という名称で世界各地の図書館に広がっている。この本棚には、やさしく書かれた本、触って楽しめるもの、大活字本、点字の本、録音図書など、読みやすさやバリアフリーに配慮した書籍が置かれている。 掲載ページ 31ページ 64ページ 用語 レファレンスサービス 説明 何らかの情報、資料を求めている利用者に対して、そのニーズをききとり、求められている情報、資料を提供、あるいは資料や情報の入手に関し援助する図書館サービスのこと。これを日本の図書館では略して「レファレンス」と呼ぶこともある。 掲載ページ 17、25ページ 用語 レフェラルサービス 説明 レファレンスサービスのうち、外部の専門機関等を紹介し、利用者の要求に応えるサービスのこと。 掲載ページ 27ページ 用語 録音図書 説明 本を読み上げた声を録音し、CDなどに記録したもの。著作権法第37条にもとづき、視覚障害者等を利用者として作製する。以前はカセットテープなどにアナログで記録していたが、現在は先に述べた「デイジー」の資料として、デジタルで記録されたものがほとんどである。一般向けに朗読図書(オーディオブック)として市販されているものもある。 掲載ページ 24ページ 発行月: 2024年(令和6年) 4月 編集・発行:江戸川区文化共育部文化課 〒132-8501 江戸川区中央1-4-1 03-3652-1151(代表) https://www.city.edogawa.tokyo.jp