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背泳ぎで世界の舞台へ

更新日:2018年1月1日

CCBY 但し、画像データは除きます

背泳ぎで世界の舞台へ

区長

中学卒業後は、福岡市にある水泳の名門、筑紫女学園高校に進まれ、八幡製鉄水泳部の黒佐年明コーチの指導を受けることになりました。このコーチとの出会いが、さらに頭角を現し、次々と素晴らしい結果を出すことにつながっていったのですね。

竹宇治

結果だけ見ればそうかもしれませんが、実はそれまでの過程は決して順風満帆ではありませんでした。

区長

一時期病気を患って、スランプに陥ったそうですね。

竹宇治

はい。高校1年生の秋から環境や食事の変化などによる体調不良で記録が伸び悩みました。脚気(かっけ)との診断で、しばらくの間、泳ぐ練習はドクターストップになってしまったのです。そこでプールでの練習の代わりにコーチから命じられたのが、実に不思議な練習法でした。部屋の中でケーキを置いたテーブルの前に座らされて、コーチがストップウオッチを手に、「はい、今飛び込みました! 右手、左手と1、2と数えて、50メートル行ったらテーブルをぽんとたたけ」と言うのです。私はじっと正座して、頭の中で「右、左、右、左!ターンして…」と考えるだけです。それで40秒ちょうどでテーブルをぽんとたたけたら、そのケーキを食べてよいというわけです(笑)。

区長

今でいう「イメージトレーニング」ですね。

竹宇治

そのとおりです。当時の200メートルの世界記録を4分割し、50メートルを40秒で泳ぐイメージを固めるという練習でした。きっと、コーチがいろいろ調べたり考えたりして編み出したのでしょう。コーチからは「お前に魔法をかけるんだ」と言われました。また、八幡製鉄に所属している他の運動部の練習を見学させてくれて、記録を出すにはどのように泳いだらいいのかを自分でも考えるようになりました。ピンチやスランプのときにも自分にできることに挑戦する心構えを学んだのはこのころでしたね。

区長

なるほど。そして体調が回復した後、今度は頭の中でトレーニングしてきたことを実際にプールで修練されたのですね。きっと相当厳しい練習だったのではないですか。

竹宇治

コーチから指示されたのは、陸上競技からヒントを得た「インターバルトレーニング」でした。断続的に同じタイムで繰り返し泳げたらOKというやり方で、例えば、50メートルプールを40秒で泳いだら30秒休み、また泳ぐというのを10回繰り返して、全て40秒ちょうどで泳げたらOKという練習です。約半年のブランクがあったので、練習再開当初は1回を40秒で泳ぐということもできず、43秒が42秒になって、そのうち41秒…と地道にタイムを縮める努力を続けました。調子を取り戻してからも、10回全て同じ40秒なんてそう簡単にできるはずもなく、速くなったり遅くなったりの繰り返しです。そうするとまた初めからやり直しで、うまく泳げば10回で終わるものが100回ぐらいになることもあるわけです。回数を重ねてへとへとになると、プールサイドを歩いて追いかけてくるコーチを見て腹立たしく思うこともありました(笑)。

区長

それほど厳しい練習を課したのも、黒佐コーチが「この子なら絶対にできる」という確信があったからなのでしょう。その練習の成果でついに世界新記録が生み出されたのですね。

竹宇治

コーチに支えられてスランプのどん底から抜け出すことができました。高校2年生の7月に初めて世界新記録を出すまでの過程はとても貴重な経験だったと思っています。

問い合わせ先

このページは経営企画部 広報課が担当しています。

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