江戸川区職員採用説明会(平成21年7月5日開催)パネルトーク <社会人経験者採用の皆さま向け>
更新日:
2009年7月23日
平成21年7月5日(日曜日)に開催した江戸川区職員採用説明会の中で実施したパネルトーク(社会人経験者対象)の概要を紹介します。
自己紹介及びパネリスト紹介
<司会>
皆さん、こんにちは。これからの時間は、満足度日本一のまちづくりに取り組む江戸川区職員の仕事内容やワークライフについて、若手職員の皆さんからパネルトーク形式でお話をうかがっていきたいと思います。
私は司会進行を務めさせていただく、総務部職員課能力開発推進係の渡邊良光と申します。私も“元銀行員”という肩書きを持つ社会人経験者です。社会人経験者採用で江戸川区職員を目指す皆さんに近い“視点”を持っていると思っています。本日のパネルトークが少しでも皆さんの参考となるよう精いっぱい努力いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、早速、パネリストの皆さんに自己紹介をお願いいたします。
<生活振興部産業振興課計画係 辻賢太郎さん>
私はちょうど1年前に、皆さんと同じそちら側に座って説明を聞いていました。ですから、皆さんに一番近い立場だと思います。本日は有意義な時間にしたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。
<福祉部介護保険課介護相談室 古谷貴子さん>
皆さん、こんにちは。大勢の方の前でかなり緊張していますが、少しでも皆さんの参考になれば、と思っています。今日はどうぞよろしくお願いします。
<都市開発部施設課施設第二係 大坂博昭さん>
皆さん、こんにちは。私は経験者採用ではないのですが、建設会社に5年勤務したのち、3年前に1類採用で区役所に入区しました。今日は私が感じていることをありのままにお話し、皆さんのこれからの方向を決める為のきっかけになってもらえればいいなと思います。よろしくお願いします。
<経営企画部広報課報道係 田島里美さん>
皆さん、こんにちは。今日は、区役所の業務のやりがいと活気ある職場の雰囲気を少しでも感じてもらえたらと思います。よろしくお願いします。
話題1 現在の仕事内容について
<司会>
まずは、パネリストの皆さんの現在の仕事内容についてお聞きしたいと思います。区役所の仕事とは一体どのような仕事なのか、ご説明をお願いします。
<生活振興部産業振興課計画係 辻賢太郎さん>
生活振興部は、地域振興課、区民課、5つの事務所(小松川、小岩、葛西、東部、鹿骨)、そして産業振興課で構成されています。産業振興課は、区内の農業・工業・商業などの産業を振興する職場で、地場産業のPRやまちの賑わいの創出を目的としたイベントが非常に多い職場です。5月には「花の祭典」、7月には「金魚祭り」、8月には「江戸川花火大会」、11月には「産業ときめきフェア」、そして12月には「産業賞」など数多くのイベントが目白押しです。

産業ときめきフェア

産業賞
そして、私が所属する計画係は、主に中小・零細企業の振興を目的に様々な事業を行っています。例えば、「産業ときめきフェア」も、そのうちのひとつであり、自社の製品や技術をアピールし、ビジネスチャンスの拡大を目的とした事業です。また、区内の伝統工芸(風鈴や扇子等)を活性化するプロジェクトで、美術系大学の学生のアイデアと工芸者の技術を合わせて、現代の住環境に合わせた製品を開発する「江戸川伝統工芸 産学公連携プロジェクト」も大きな事業のひとつです。
私は、この「伝統工芸産学公連携プロジェクト」を担当しています。昨年、このプロジェクトがグッドデザイン賞「Gマーク」を受賞しました。今後、このプロジェクトから商品化されるものには全て「Gマーク」を付けることが出来るようになったのです。プロジェクト自体にグットデザイン賞が付与されるのは異例のことです。写真は、今年度の発会式の様子です。1年をとおして、どの伝統工芸士と組んで作品を創っていくのかを決める機会です。皆さん真剣ですね。このプロジェクトから生み出された作品発表会にも、毎年多くの方にご来場いただいております。

産学公連携プロジェクト発会式

産学公連携プロジェクトの作品
<司会>
「伝統工芸産学公プロジェクト」は7年前から実施され、美大生のセンスと伝統工芸士の熟練の技術を融合させ、現代的でユニークな製品を開発していくことを目的としています。
それにしても、新規採用の頃から、このようなプロジェクトを担当できて、羨ましいですね。「やりがい」も十分に感じていることと思いますが、辻さんは、社会人経験者として、民間企業との違いも含めて、現在の仕事内容の「やりがい」や「楽しさ」は、どのようなところにあると感じていますか?
<辻賢太郎さん>
まだ入区して3か月ですが、やはりひとつのプロジェクトを任せてもらっていることです。自分の意見をどんどん言え、実際にやらせてくれることが嬉しいですね。民間企業との違いは、やはり仕事の目的が違うことだと思います。前職は某コンビニエンスストアでスーパーバイザーをしていました。商売はお客様、お店、取引先、みんながハッピーになることだと思っていましたが、実際は本部の売上・利益が最優先でした。しかし、江戸川区では、本当に区民のために仕事をしていると感じます。それが実際に転職を決断した理由でもあります。それ以外にも残業手当や有給休暇等のあり方も、やはり民間企業とは異なりますね。
<司会>
私も新規採用の時に、最初に配属された職場は、辻さんと同じ産業振興課計画係でした。当時から、自分の意見を自由に述べることができ、新規事業をどんどん企画し、実施することができました。江戸川区に転職して区の産業振興に携わったとき、銀行で行う資金面での支援以外にもたくさんの支援策メニューがあり、やりがいがあるなと思いました。しかも、産業界側が一方的に支援されるのではなく、区役所と力を合わせて一緒に区の産業を盛り上げていこうというスタンスであり、まさに“協働”であるといえると思います。
<古谷貴子さん>
福祉部は、福祉推進課(地域福祉計画等の立案)、すこやか熟年課(元気な高齢者の支援)、障害者福祉課(障害をお持ちの方のサポート)、障害者施設課(障害者施設の管理運営)、生活援護第一・二課(生活保護)、そして介護保険課で構成されています。私が所属する介護保険課は、その名のとおり介護保険全般について取り扱っています。
介護相談室の窓口では、介護保険の申請以外にも、他の係の制度の受付や家族間の相談事や後期高齢者医療・障害者福祉課へのご案内など多岐にわたっています。いろいろな相談がありますので、お客様の目的に合致した部署や担当者に上手につなぐことを心がけています。とにかく、福祉部の仕事は幅が広く、メニューも多いので、覚えるのが大変ですね。
介護相談室の窓口
<司会>
江戸川区は、全国に先駆けて“介護予防”という観点を政策に取り入れてきました。その成果もあり、江戸川区は23区の中で最も元気な高齢者が多い区となっています。これらの取り組みは、海外からも高い評価も受けており、2005年には、「愛・地球博」の『エージングフォーラム2005〜国際フォーラム IN EXPO 2005』でも紹介されています。
それでは、本区の代表的な福祉施策をご紹介させていただきたいと思います。
江戸川区の介護予防の取り組みは、3つの視点で行われています。一つ目が「就労と学習」、二つ目が「運動」、そして三つ目が「世代間交流」です。

くすのきカルチャーセンター

シルバー人材センター
<司会>
「くすのきカルチャーセンター」事業は全国的に行われていますが、江戸川区ほど大規模に行っている自治体は他にありません。歴史も古く1977年から実施しています。区内6か所の施設があり、30科目以上、受講生は約1万人です。カルチャーセンターでの習い事をとおして、仲間づくりなどが行われています。
「シルバー人材センター(江戸川区熟年人材センター)」は、1975年に江戸川区が全国で初めて設立しました。働くことを通じて、高齢者の生きがいと健康づくりをすすめ、活力ある地域社会づくりに貢献しています。会員数は約4,000人です。

リズム運動

さわやか体育祭
<司会>
「リズム運動」は1980年に開始しました。ダンスの先生にマンボやブルースなどを高齢者向きにアレンジしてもらった、江戸川区独自の軽運動です。現在では、約1万人の熟年者の皆さんが、区内200以上の会場で、週1回、健康づくりに励んでいます。
「さわやか体育祭」ですが、親・子・孫の三世代がともに交流する体育祭です。1972年に開始しました。くすのきクラブ、幼稚園・保育園児など約7,000人が参加しています。江戸川区ではその他にも様々な形で世代交流が行われており、このことが、熟年者を元気にするとともに、地域のコミュニティを豊かにしています。
様々な元気施策をとおして、江戸川区の熟年者の皆さんは元気であるという成果も出しています。このことは、国民健康保険医療費が23区の中で一番低く、介護を必要とする高齢者の率(要介護認定率)が23区でも一番低いというデータにも裏付けられています。
<司会>
古谷さんにもお聞きしたいのですが、社会人経験者として、民間企業との違いも含めて現在の仕事の「やりがい」や「楽しさ」は、どのようなところにあると感じていますか?
<古谷貴子さん>
私は前職が介護保険に関する仕事をしていたので、採用内定後は、自分のこれまでの知識や経験が最も活かせると思い、福祉系の職場を希望しました。私の転職のきっかけとなった理由の一つは「利益を考えずにお客様の事を考えてサービスを行いたい」という気持ちです。民間で働いていた時は、福祉といえどもやはり企業なので、頭の片隅にはいつも利益のことを考えながら仕事をしていましたが、今は利益のことを考えず、お客様のことを考えたサービスができるので、大変やりがいを感じています。相談には、体の具合が悪くなり、介護の必要が出てきた方や、そのご家族が相談に訪れます。「ここに相談すれば何とかなる」と思って相談にいらっしゃる区民の皆様の気持ちに添えるような接客を心がけています。
<司会>
古谷さんのように窓口業務がきちんとできる人は、相手の立場で話しを聴くことができ、区民の皆さんとコミュニケーションができる証拠だと思います。区役所はサービス業ですから、区民の皆さんとのコミュニケーション力は必要不可欠なスキルです。これからも頑張ってください。
<都市開発部施設課施設第二係 大坂博昭さん>
私が所属する都市開発部は、まちづくりの計画・住宅相談、区営住宅の管理・建物の審査・公共施設の建築及び維持保全の仕事をしています。 私が所属している施設課では、様々な用途の建物、小中学校や保育園、本日の会場であるこの東部フレンドホールも含めて、何百とある施設の設計から工事までを行っています。写真は、今年度に工事を予定している「(仮称)平井地区区民施設」の完成予想図です。
また来年度開設予定の「(仮称)子ども未来館」の設計も担当しています。その他にも区内のスポーツ施設(アーチェリー場)の建設、学校の耐震補強工事・外壁の塗装工事や保育園等の施設の老朽化に伴う改修工事も行っています。

(仮称)平井地区区民施設
(仮称)子ども未来館
<司会>
江戸川区は、区民によるサークル活動やボランティア活動が盛んです。区内には、先ほどの話にもありました「(仮称)平井地区区民施設」のような文化・コミュニティ施設が30か所以上整備され、年間利用者は550万人を超えています。
また、篠崎図書館の跡地に建設中の「子ども未来館」では、子どもたちがたくさんの思い出を創ることでしょう。地図にも残るし、子どもたちの心にも残る仕事ですね。このような施設建設に携わることのできる建築職の方は羨ましいですね。
<司会>
ところで、大坂さんも民間企業で5年ほどのキャリアがありますね。社会人経験者として、民間企業との違いも含めて、現在の仕事内容の「やりがい」や「楽しさ」は、どのようなところにあると感じていますか?
<大坂博昭さん>
以前、私は建設会社でマンションや事務所ビルといった建物の設計から工事までを行っていました。民間企業ですから、当然に利益重視の設計・工事を行っていました。しかし、現在は、公共施設のため、もっとも大切なこととして「区民の方の生活がより豊かになるために」という考えのもとに仕事をしているということが大きな違いであると感じています。区民の方に密接した施設を担当させてもらえることは非常にやりがいのある仕事です。保育園の改修が完了した後、子どもたちから「きれいになったね」と笑顔で言ってくれたときは、本当に嬉しかったです。
また、現在の職場は、課長や係長、また関係する部署の方々と一緒に仕事を行っているため、仕事も非常にやりやすく、自分らしさを出しながら仕事ができていると思います。
<司会>
利益重視ではなく、利用者重視で設計に取り組めるのは公共事業ならではですね。
また、仕事は一人でするものではなく、チームあるいは組織でするものです。区役所は、役割分担がしっかりとなされているので、安心して仕事ができると思います。
<経営企画部広報課報道係 田島里美さん>
広報課では、広報えどがわ、ビデオ広報、ホームページ、区民の皆さんの声を聞く広聴の仕事、世論調査などの統計調査を行っています。私が所属する報道係は、報道機関との連絡調整を担当しています。区の施策やイベントを始め、江戸川区のPRになることを日々取材し、日刊紙各社に情報提供しています。報道係の仕事に就いて3年目になりますが、今でも掲載される度に大きな喜びがあり、とてもやりがいを感じています。取材時に撮影した写真をいくつか紹介します。

北京五輪金メダリスト谷本選手

たけのこ堀り
話題2 区役所の多彩な仕事内容
<司会>
とにかく区役所の仕事は幅が広く、多彩といえます。いくつかの会社が合体したイメージですね。課が違えば、会社が違うくらい仕事内容がまったく違います。それでは、これまでにいくつかの部署を経験された田島主査から、区役所の多彩な業務の一部をご紹介していただきたいと思います。健全育成課と健康サービス課の二つの部署についてご紹介をいただければと思います。
<田島里美さん>
健全育成課青少年係では、「青少年の健全育成」を大きな柱に、地域の子ども会などでリーダーとして活躍するジュニアリーダーの育成などを行っていました。私は、高校生のリーダーを育成する講習会の担当をしていて、実際に指導にあたる社会教育主事や地域の方々と相談しながら、講習会の企画・運営に携わっていました。毎年夏には野外活動実習として、キャンプに同行し、一緒に山登りなどにも参加しました。企画には自分の意見も大いに取り入れられ、プロのアナウンサーを講師に招いて話し方教室を行うなど、やりがいや手ごたえもあり、とても楽しい仕事でした。
そして、健康サービス課では、主に妊婦さんを対象にした母親学級の運営や乳幼児の健康診断の運営に携わっていました。区民の方々の出産や育児という喜びの中で仕事ができるということは、私達にとっても嬉しいことであり心和む仕事でした。

ジュニアリーダーキャンプ

幼児歯科検診
<司会>
さて、パネリストの皆さんの仕事内容をお聞きしただけでも、区役所の仕事は多彩で、幅広いなと思います。私も、これまで5つほどの部署(仕事)を経験しておりますので、いくつかの仕事を紹介させていただきます。
私が入区して初めて配属されたのは産業振興課でした。区内の産業を活性化させる仕事です。様々な産業イベントなどを企画、実施していました。
その後、長期計画担当課(企画課)に異動になり、長期計画の作成及び実現に向けた計画管理の仕事を行いました。
その後、文化課に異動しました。文化課の仕事内容は幅広く、文化振興、国際交流、ボランティア振興、生涯学習支援、地域の文化施設の管理などを担当しました。

東アジア文化長寿社会シンポジウム

東アジア長寿社会国際シンポジウム
写真は、中国・杭州で開催された国際的なシンポジウムに参加したときの写真です。さわやか福祉財団理事長の堀田力先生らに同行しました。
そして、中国・杭州で開催された国際的なシンポジウムの参加を経て、東アジア地域の高齢化問題や環境問題の専門家から「ぜひ江戸川区で開催したい」との要望を受けて、平成21年3月28日に、江戸川区で「東アジア長寿社会国際シンポジウム」を開催しました。中国、韓国、シンガポール、台湾から、高齢化問題や環境問題に関する専門家が来日し、高齢社会における地域コミュニティのあり方と環境問題への関わり方について議論しました。日本を代表して、江戸川区の多田区長、さわやか福祉財団理事長の堀田力さん、高齢社会を考える女性の会代表の樋口恵子さんらが参加しました。延べ2,000名近い来場者で、終日賑やかなイベントとなりました。

入区式での区長あいさつ

有事の際の人員救助ために
そして、現在所属する職員課では、職員の採用と研修を担当しています。
写真は今年の4月1日に開催した入区式のものです。新規採用職員の皆さんに向けて、多田区長から歓迎のあいさつが述べられている場面です。本日ご来場の皆さんも、来年の4月1日にこのような形で、江戸川区職員として入区式を迎えられるといいですね。
そして、職員研修ですが、多様な研修メニューを用意し、職員の自発的な能力開発をサポートしています。その他にも、災害などの有事の際に、率先して人命救助に携わることができる職員の育成や、耳が不自由な区民の方をサポートするために、手話ができる職員の育成などを行っています。
話題3 職場の雰囲気や同期・同僚との付き合い
<司会>
いい仕事をするためには、いい職場、いい人間関係が重要だと思います。そこで、皆さんの職場の雰囲気や、同期や同僚との付き合いなどの人間関係についてお聞きしたいと思います。配属された現在の職場は、社会人経験者、いわゆる転職者として、馴染みやすかったですか? そして、正直、働きやすいですか?
<辻賢太郎さん>
職場の雰囲気は、私がイメージしていたものと全く違っていました。正直、公務員というと、暗く真面目なイメージを抱いていましたが、私の職場の上司や先輩職員の方々は非常に明るく笑いの絶えない職場です。まだ3か月なのですが、先輩職員からは「馴染みすぎ。3年位いる感じがする」とお褒めの言葉?をもらっています。一部署しか経験していないので、全体のことはわかりませんが、非常に働きやすい職場です。
<古谷貴子さん>
職場の皆さんはすごく優しく、ひとつひとつ丁寧に教えてくれます。「区役所の中でも職場が違えば、転職と同じで全然わからないことだらけになるから、みんな一緒なの。だから安心してね」という言葉をかけてくれ、すごく心に響きました。「最初は皆わからなくて当たり前だし、これから努力して自分のものにしていけばいいんだ」と思わせてくれる心遣いに大変感謝しました。私は経験者枠で最高齢になりますが、職場の皆さんが本当に温かく受け入れてくれたため、社会人になった時の初心の気持ちを思い出すようにして、日々仕事に臨んでいます。
<司会>
確かに、10年以上区役所で働いている私でさえ、異動すると転職したのと同じような感覚になります。新しい部署の仕事内容はさっぱりわかりませんから、お互い様なんですよね。
ところで、実際に働く職場の雰囲気も大切ですが、ともに支え合っていく同期の仲間の存在も重要ですね。今年の社会人経験者採用の皆さんは、同期で仲がとても良いとお聞きしましたが、そういった“仲間”の存在は、仕事やプライベートの面でとても心強いのではないですか?
<辻賢太郎さん>
月1回の頻度で会っています。今年の4月1日入区した社会人経験者採用の同期は38名いるのですが、90%以上の参加率です。仕事の話もしますが、それぞれの民間企業での前職の体験談は非常に面白いです。今度、2、3歳くらいの子どもがいる同僚家族でバーベキューをやろうということも計画しています。
<古谷貴子さん>
今年度採用された社会人経験者の同期のうち、女性は10名います。仕事の都合がついた時に、女性陣だけで、週1回、昼休みに食事をしています。私は人見知りなのですが、他の皆さんは社交的で、いろいろと声をかけてくれるので助かっています。新しい環境に飛び込むのに不安もあったのですが、仲間がいると思うと心強かったですね。
<司会>
同期は本当に仕事やプライベートでも協力してくれる、頼りになる存在ですよね。
江戸川区では、若手職員でもたくさんの仕事を任されます。そして風通しのよい組織だと思います。区長さんとも話や食事をする機会も多く、積極的に「若手の意見を聞きたい、交流したい」という区長さんのよい人柄のあらわれだと思います。とても光栄なことでモチベーションも高まりますよね。
介護相談室の皆さん(古谷さん)
施設課の職場(大坂さん)
話題4 ワークライフについて
<司会>
ワークライフバランスという言葉を最近よく耳にしますが、やはり、仕事と家庭、あるいは仕事と趣味などを両立することは大切ですよね。そうすることで、よりよい健康的な生活が送れ、よい仕事もできると思います。そこで有給休暇や残業(時間外勤務)の実情についてお話をお聞きしたいと思います。特に、社会人経験者の方は、民間企業に勤めていた時と比べて、休日の過ごし方や家族との過ごし方も変わったのではないかと思います。
<辻賢太郎さん>
民間企業時代と比べて、プライベートの時間は間違いなく増えました。もともと、スポーツが大好きだったのですが、20代の頃は仕事中心の生活であり、定期的にできませんでした。今は、ジョギング、テニスなどで日々汗を流しています。子どもと過ごす時間も格段に増えて、家族も喜んでくれています。何よりも充実したプライベートを過ごすことで、より集中して仕事も出来ています。これまでに、有給休暇は1日だけ取得しました。今後も計画的に取得していきたいと思います。残業は月に20時間から40時間位ですね。区役所にはサービス残業はなく、働いた分だけ残業手当が支給されるので、民間企業時代とはモチベーションが違います。
<古谷貴子さん>
前職よりも1時間近く早く帰宅できるため、子どもとの時間も増えました。受験生の子を抱えているので、精神的にもほっとできるようになりました。また、自分自身への仕事に役立つようにと、PC教室に週に1回から2回程度通っています。仕事にも慣れて、PC教室がひと段落つきましたら、次は手話を習いたいと思っています。もともと研修や自己啓発をするのが好きな性格なので、時間の余裕ができたことが、すごくありがたいです。また、二人の子どもを育てていますので、子どもの行事がある時には、有給休暇を使って参加しています。
<大坂博昭さん>
私も民間企業の時よりも、子どもと過ごす時間が増えました。民間企業に勤めていた時には、子どもの保育園の送り迎えには一回も行けなかったのですが、現在は仕事に余裕がある時は送り迎えも行っています。小さい子どもが二人いるので、子ども主体の生活になっていますね。先週の土曜日には、近くの親水公園に子どもを水遊びに連れて行きました。
有給休暇についても民間企業の時はほとんど使えなかったのですが、現在は年に10日程取得できています。残業については区民施設の設計・工事ということから期日が決められているため、毎日午後10時まで仕事をして、土日も出勤という月もあります。ただ、毎月というわけでもなく、余裕のある月は、定時である午後5時15分に帰って土日も休んでいます。また、残業をしてもサービス残業ということは無く、すべての残業時間について残業代が支給されます。仕事に集中するときは集中して、余裕のある時はリフレッシュしてメリハリをもって仕事をしています。
<司会>
私も区役所に転職してからは、時間的な余裕ができて、仕事以外にも、いろいろな取り組みにチャレンジできるようになりました。時間外勤務についてもきちんと手当が支給されますから、モチベーションが違いますね。
また、有給休暇については、部署や時期にもよりますが、お互い様ですので取得しやすい環境にあると思います。私も、仕事をするときにはきちんと集中して仕事をして、休暇もきっちりととるメリハリのある生活を心がけています。

家族と過ごす大切な時間
話題5 キャリアアップについて
<司会>
社会人経験者採用で江戸川区職員を目指す方の中には、採用後の自身のキャリアアップについて考えている方も多いと思います。区役所の場合、昇任試験は自らの意思で受験します。ですから、自身のキャリアデザインに合わせて、仕事をする上での立場を選べます。男女平等で非常に公平な制度です。社会人経験者採用の方にも、入区後、何年か経過したのち、主任や係長、管理職になるための昇任試験を受験することができます。そこで、本日は、パネリストで唯一の係長級の職員である田島主査に、ご自身の昇任試験のモチベーションや、係長級職員の役割や醍醐味などについて、少しお話をしていただきたいと思いますが、如何ですか?
<田島里美さん>
区役所では、それぞれの意志で昇任試験を受けることになります。男女を問わず平等に機会を与えられます。そのため、女性の係長や管理職もいます。私の場合、主任主事として経験を重ね、係の中で責任ある仕事を任してもらえるようになり、徐々に仕事に対する欲が出てきました。そのとき「係長職になってみたい」と思い、現在主査として3年目になります。係長職になって良かったと思うことは、区の政策を決める会議や区議会の予算・決算特別委員会などに出席する機会が増えたことです。係長職となって区役所の事業や施策がどのような流れで企画され、実行されていくのかということが大局的にわかるようになったということは、私にとって大きな収穫でした。「自分は行政の一端を担っているんだ」という実感をあらためて持つことができました。
<司会>
大きな仕事を任されるようになると、「もっと! もっと!」と、仕事に対する欲が出てきますよね。私もキャリアアップを図っていきたいと思っています。ぜひ皆さんも、様々なことに興味関心を持ち、自己啓発に励み、その成果を区政に還元していただければと思います。
ところで、本日は女性の方も数多くお越しくださっているようですので、子育てと仕事の両立についても、少しお話をしてみたいと思います。田島主査は子育てをしながら仕事もきっちりとこなされていますが、どのような工夫をされていますか?
<田島里美さん>
現在所属している報道係には3人の職員がいます。私以外は男性で、いずれも子育て中であり、自らも子育てに積極的に参加している人です。そのため、子どもの具合が悪い時など、どうしても休まなければならないときは、お互いに協力して助け合っています。そういったことができるのは、やはり、日頃からの仕事に対する姿勢と、コミュニケーションが大切だと思います。女性の場合、その他に産休・育休などをとる必要が出てきます。子どもを産み育てることは、その人にとって人生の大切な仕事です。たくさんの先輩方も経験してきています。ですから、その時期も、できる範囲のことを精一杯やり復帰後また頑張ればいいと思います。きっと、職場の皆が応援してくれますよ。
<司会>
もちろん、子育てと仕事を両立できるように、職員が安心して子どもを生み育てていくことができる制度も整備されています。
話題6 これから江戸川区職員を目指す人へのメッセージ
<司会>
ありがとうございました。最後に一言ずつ、本日の来場の皆様へメッセージをお願いしたいと思います。
<辻賢太郎さん>
昨年7月の採用説明会から採用決定までの12月までの約半年間は、日々の仕事をしながら公務員試験の勉強・試験・面接をこなす必要があり、かなり大変でした。でも、仕事だけでなく、プライベートも含めた現在の環境を考えると、本当に江戸川区に入って良かったなと思っています。人生の一大決心の場だとは思いますが、ぜひ皆さんには江戸川区を選んでいただき、日本一の区を一緒に作っていけたらと思います。本日はありがとうございました。
<古谷貴子さん>
私が採用試験に合格したのは、熱意があったことが一番のポイントのような気がします。また、人の輪を大切にしたいと願う気持ちや、「みんなが幸せになりますように」と思う気持ちが伝わったのではないかと思いました。いろいろな経歴もつ皆で協力して、よりよい江戸川区にしていきましょう。チャレンジをお待ちしています。
<大坂博昭さん>
転職を決めるということは大きな決断だと思います。江戸川区では様々な仕事があり、民間企業とは全く違った考えで仕事に取り組んでいくことができます。そのため、経験者採用の皆さんは即戦力として期待され、いろいろな仕事を任せられ、自分らしさを発揮でき、やりがいのある仕事が出来ると思います。皆さんと一緒により良い江戸川区を作っていければいいなと思います。今日はありがとうございました。
<田島里美さん>
皆さまへのメッセージとして、私がかつてお世話になった上司の話を紹介したいと思います。私が保育課に在籍していた当時の直属の上司である係長の話です。その係長はとても温かい人でしたが、仕事にはとても厳しい人でした。係員は誰も知らなかったのですが、私は係長のパソコンのスクリーンセーバーにある言葉が書かれていたことに気づきました。
そこには「園児達が健やかに育ちますように」と書いてありました。係長が退職される時、そのお祝い会でこう挨拶されました。「保育園に関わる仕事をしながら、その先にある園児達の姿を考えながら仕事をしていました」と。区役所には区民の方々と直接触れ合う仕事、そうでない仕事と様々ですが、どんな仕事に就いても、私たち職員は、それが区民の方々の幸せにつながることを願って仕事をしている。私は係長の言葉から、そんなことに気付かされました。江戸川区にはそのような風土があります。ぜひ、私たちと一緒に働きましょう。
<司会>
いい話ですね。常に区民第一主義を掲げる江戸川区を象徴するエピソードですね。直接的であれ、間接的であれ、自分の仕事の先には、常に区民の幸せがあることを忘れないことが大切ですね。
それでは、最後に、司会の私からも、社会人経験者採用で江戸川区皆さんへのメッセージをお伝えしたいと思います。
TVでも紹介されたことがありましたので、ご存知の皆さんも多いと思いますが、タレントのうつみ宮土理さんのおばあちゃんがうつみさんに言った言葉で、「泥棒に盗まれないものを身につけなさい」という言葉があります。泥棒に盗まれないものとは、何でしょうか?私は、「お金ではなく、人としての知識や経験を身に付けましょう!」ということであると解釈しています。本日、ご来場くださいました社会人経験者の皆様は、まさに、この泥棒に盗まれないもの、皆さんしか持っていない、社会人として、それぞれの業界や会社で頑張って身に付けられた知識や経験を持っていると思います。その知識や経験を、ぜひ、江戸川区政に活かして欲しいと思います。
そうは言っても、転職するということは、かなりの決意と労力を伴うと思います。大いに悩んで、皆さんにとって、最善の選択をしていただければと思います。それが、江戸川区職員として、満足度日本一を目指して働くことであれば嬉しいです。本日はありがとうございました。
問い合わせ先
このページは 総務部職員課 です。